飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

飲食業にカリスマ経営者はいらない

飲食業にカリスマ経営者はいらない

 


最近、大手の飲食企業が業態を右往左往するケースが非常に目立ちます。

 


確かに、ブームの流行り廃りのタイミングが早く、流行ってたお店があっという間に閉店してるケースも少なくありません。

 


個人店で職人出身の経営者が、自分の料理に自信を持ち過ぎて廃業するケースは予想できるのですが、チェーン店で組織もしっかりしていると思える企業で起こっています。

 


特に多いのはカリスマ経営者で部下が口を出せない場合なんですが、そもそも社員を100名単位で抱えてる会社で社長の直感だけに頼る経営で成功する訳がありません。

 


私が所属した日本マクドナルドでも、創業者の藤田田が強権を発動して傾いたこともありました。

 


カリスマ経営者は会社の長期的な成功には必要ありませんし、逆に会社を転落させる元凶になり得るものです。

 


ただ、それだけ部下に優秀な人材が居ない証拠かもしれませんが、企業は社員やお客様のために長く繁栄することが大切であり、幹部社員は社長に物申しても会社を存続させる責任があります。

 


しかし、最近の大手飲食企業にはそんな気概を持った社員が少ないように感じます。

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最近の飲食チェーンは組織が機能していない

最近の飲食チェーンは組織が機能していない

 


先日、テレビ番組で新しい店舗のチェックで社長がスープがぬるいと言って店長を呼びつけて指摘しているシーンを観ました。

 


私の感想としては、その店の人材のレベルの低さに驚かされました。

しかも、それが400店以上の飲食チェーンということで、この会社の中間管理職であるスーパーバイザーやエリアマネジャーや部長などなど、これらの立場の人たちは何をしてたのかと思いました。

 


通常、社長が出店の際にチェックするのはポーズや激励で来店するだけのはず、それが料理のチェックまでして、あり得ない指摘をすること自体、この会社の組織の弱さを感じました。

 


組織が円滑に機能する会社は、組織を飛び越えて指示や指摘することはありません。

 


あくまで、指示や指摘は直属の上司がするのが常識であり、そうでなければ良い組織、良い会社を作ることは出来ません。

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モノマネの飲食店は短命で終わる

モノマネの飲食店は短命で終わる

 


飲食業界は他社の料理をマネしても法的に問われることはありません。

ちなみにロゴや店名は訴えられる可能性はあります。

 


最近は少し上手くいってる店舗の料理をマネする会社は少なくありません。

 


いきなりステーキでも、注文の仕組みなどマネした店舗が多く出店しています。

 


でも、こうした店舗が長く繁栄することはありません。

 


こうしたモノマネの飲食店には、ポリシーやこだわりがないからなんです。

 


お客さんにしたら、いきなりステーキと同じような店ならどこでもいいと思う人も少なくありません。

 


だから簡単に利用しますが、その店にはこだわりがないのでリピートする気にならないのがモノマネの店なんです。

 


以前にも、鳥貴族をマネした280円酒場などモノマネの居酒屋が多数出店しましたが、今はほとんど存在していません。

 


こうした飲食業界を見ると飲食店経営者の劣化を思わずにはいられません。

 


ただの儲け話で飲食業ではなく、飲食業界の発展のための店作りをしてほしいものです。

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戦略がない最近の飲食業界

戦略がない最近の飲食業界

 


先日もテレビ番組でいきなりステーキのペッパーランチフードサービスの業績が落ち込んでるという話があったが私の立場から言わせてもらうと、あまりにも戦略がないことに驚かされた。

 


通常、大手の飲食企業で出店を企画する場合、その業態の将来性を考えて出店エリアや出店数を見極めて判断するものです。

 


しかし、当初のいきなりステーキの出店を見てると、あまり考えもなく勢いだけで出店しているように思え、いつか勢いは落ちて厳しくなるだろうと予想していましたが、私の予想通りになりました。

 


それはなぜかというと、いきなりステーキの業態は単価が高く、庶民が毎日行ける価格の店舗ではないということと、飲食チェーンで最大の競合は自社内競合なのに、狭いエリアに何店舗も出店して、自ら首を絞めるような出店をしたからなんです。

 


一時期一世を風靡した、俺のイタリアンなど俺シリーズの店舗も同じエリアに業態は違えども何店舗も出店することで希少価値を失い魅力がなくなったことと、基本的に人間が飽きる動物だということを忘れ、毎日のようにお客様が来店してくれるというお客様を舐めた結果だと言えます。

 


飲食チェーンの企業には、色々な部署があり、企画部門など業界分析や全社的な戦略を立案するものですが、最近の飲食企業を見てるとあまりにも戦略がないと思わざるを得ません。

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ルールづくりは大切

ルールづくりは大切

 


今回のセミナーは「ルールづくりのヒケツ」をテーマに、最近アルバイトスタッフがバイトテロと称するような問題行動を起こし、それをSNSで拡散することで全国的な話題となっています。

 


飲食店経営者にとっては、実際に自分のお店で同じような問題が発生した場合にどうしたらいいか悩まれることと思います。

 


まずは起こった問題に対してのリアクションつまり対処療法として、スタッフに対しての厳重注意や酷い場合は法的に訴えることも必要かもしれません。

 


ただ、リアクションだけでは同じ問題が起きる可能性があるので、根本的改善を図るアクションが不可欠なんです。

 


今回のセミナーでは、現在飲食店経営者や飲食店店長が抱えてる課題をあきらかにしながら、それらをリアクションとアクションに分けて経営者や店長としてどのような店作りが必要かを考えていきたいと思います。

 


飲食店経営でお悩みの方、特にスタッフとの関係作りにお悩みの方の参加お待ちしています。

 


☆詳細

テーマ:『 ルールづくりのヒケツ 』~ 問題スタッフを生まない店づくり ~

日 時:9月9日(月)、11日(水)15時15分〜16時50分

場 所:プレストーク会議室会議室B

名古屋市中区栄2丁目2-17 名古屋情報センタービル8階

会 費:1,000円(税込)

講 師:弁護士 永原裕也、飲食店コンサルタント服部直紀☆お申込み☆

申込みは、下記の申込フォーム、又は、受付担当までご連絡下さい。

【申込フォーム】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfDtRFC_5CFmE0olmnIJz7Nx7TX1g1cARLQ9Q1q7HiSBDTg0w/viewform 【受付担当】

アライヴ税理士事務所

TEL:052-589-8288

FAX:052-589-8289

MAIL:alive.tax.office@gmail.com

担当:税理士亀山真澄

メンバー一同、皆様のご参加お待ちしております。

えん公式ホームページはこちら

https://enrestaurantsupport.wixsite.com/website

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ピークタイムのレベルを上げろ!

ピークタイムのレベルを上げろ!

 


飲食店がレベルが高いお店かどうかは1番忙しいピークタイムで判断しなければいけません。

 


ヒマな時間帯を見ても良くて当たり前、悪ければピークタイムは見るまでもありません。

 


飲食店はピークタイムにどれだけ客席を回転させられるかが売上に大きく関わってきます。

 


ピークタイムにお客様の入店から料理提供、退店までを時間のロスなく流れることが非常に重要なんです。

 


また、早ければいい訳ではありません。

流れの中でのレベルの高い接客やスムーズな調理が出来なければいけません。

 


経営者は常にピークタイムが満足のいくレベルでオペレーションを確認することがひとつの役割になります。

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選ばれるには理由がある

選ばれるには理由がある

 


「あなたのお店が選ばれる理由は何ですか?」

 


相談に来られる飲食店経営者に必ず聞く質問です。

 


世の中に飲食店やそれ以外の物販でも同じようなお店は腐るほどあります。

 


だから、お店があるだけで簡単に来店していただけて、簡単に利益が上げられるほどお店の経営は甘くありません。

 


そこには、自分のお店が選ばれる明確な理由が必要なんです。

 


飲食店でも、普通に「美味しくて」「清潔」な、お店は当たり前で選ばれる明確な理由にはなりません。

 


他店とは違う魅力がなければお客様が進んで選ぶことは絶対にありません。

 


たとえ、通りがかりや紹介などで、一度は来店していただけても、たぶん二度目はありません。

 


特に小さなお店は他の店舗にはない独自の魅力やお客様満足を徹底的に追求することが必要です。

 


「こだわり」「他で味わえない料理」「店主の人間性」など、魅力と思えることはいろいろ考えられますが、ただし絶対にひとりよがりにならないことです。

 


あくまで、主体はお客様であり、お客様に満足していただけなければ選ばれることはありません。

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