飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

どんなビジネスにも「想い」がいります

飲食店の経験のない人が独立開業しようとする話を良く聞きます。 必ずしも飲食業の経験がすべてではないのですが、そこに飲食業に対する「想い」「理念」「哲学」など自分の人生を左右するような考え方があるかどうかが大切だと思うんです。 飲食店は開業す…

成功するには不器用さも必要なんです

よく「私は不器用で、要領が悪いんです。話すときも機転が利かなくて、 後で後悔ばかりしています」 という人がいます。 でも不器用な人は、確実に成長していける人だと思うんです。 器用な人は、その場では すぐ出来ますが、その分すぐ忘れてしまいます。 …

無謀な飲食店開業はやめてください!

今年も多くの飲食店が廃業しました。 オーナーは当然廃業と同時に職を失います。 同じように雇われ店長も職を失いますが、原因がオーナーの経営にあったとしたらもっと辛いと思います。 廃業した飲食店の大半がコンサルタントなどの飲食店経営のプロに相談を…

してあげたことは忘れる

「私はあの人に、これだけのことをしてあげたのに」ということを人は細かいことまでよく覚えているものです。 でも、その代わりに人にしてもらったことは簡単に忘れてしまいます。 夫婦や恋人同士の喧嘩の多くは、「してあげたこと」と「してもらったこと」…

飲食店のコンセプトは1番重要です

お店のコンセプトはズレてないですか? 飲食店を経営するには、コンセプトにこだわることが大切です。 コンセプトとは、物事の概念のことを指します。 「どのような飲食店を経営していきたいのか?」「どういう形態のお店を出したいのか?」「どのようなスタ…

社長の真逆の人間が最高のパートナー

ナンバー2には社長と真逆の人間を選ぶことが重要なんです。 社長には、不確実な未来に対して構想し決断することが必要です。 トレンドを追いながらも、それに流されないことも求められます。 逆に、ナンバー2には理想と現実を埋める役割を担っています。 具…

お金の感覚を磨く

「お金」の感覚を磨く 経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。 そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。 売上金の「お金」は経営者の「お金」…

お店を潰すのは職人

自分のお店を持ちたいなら料理よりも経営を勉強しよう! 飲食店は開業して1年で35%、2年で50%、10年で90%が廃業しています。 でも、開業する時に経営を勉強しなきゃと思う人は皆無なんです。 料理の修行したとか、店長を経験したから、、、 と、小さなお店…

人に困らない店つくり

人に困らない店つくり スゴイ!店長の条件、今回は「スタッフに困らない」です。 スゴイ!店長の店舗には自然とスタッフが集まってきます。 ベテランのスタッフが楽しく仕事をして、新しいスタッフにも全員が心から歓迎して仲間を迎え入れるので居心地が良く…

あなたのお店が選ばれる理由は何ですか?

「あなたのお店が選ばれる理由は何ですか?」 相談に来られる飲食店経営者に必ず聞く質問です。 世の中に飲食店やそれ以外の物販でも同じようなお店は腐るほどあります。 だから、お店があるだけで簡単に来店していただけて、簡単に利益が上げられるほどお店…

細部にこだわる

お客様のリピーターを増やすことでは、ディズニーランドの右に出るものはないでしょう。 そこには色々な要素がありますが、飲食店でも真似のできることに「細部にこだわる」ということがあります。 ディズニーランドでは、ディズニーランド内の馬をつなぐ杭…

ナンバー2は美学を持て!

ナンバー2は「美学」を持て! ナンバー2はトップである社長の指示を部下に伝え、会社の隅々まで周知徹底させるトップダウンの役割と現場の動きを絶えずチェックし、結果をトップに報告するボトムアップの役割を担うことが求められます。 また、参謀や番頭と…

他責が人間関係を壊す

人間関係ですべて他責にしてはうまくいきません。 人間は誰でも他人の心や行動を変えることはできないんです。 でも自分の心や行動は変えることができます。 だから他人を変えようとするのではなく、まず自分の心や行動を変えることです。 そうすると自分の…

店長はピンキリ

飲食店の「店長」と称するスタッフのレベルはピンキリです。 つまり、ただの店番のような「店長」から経営者のような知識とリーダーシップを兼ね備えた「店長」まで様々です。 ひとつのお店はひとつの会社と同じなんです。 経営者である「店長」がお店の経営…

小さな問題を見逃さない

スゴイ!店長の条件、今回は「気付き」です。 お店のさまざまな問題に気付くためには見る目を養うことが必要です。 それは自分自身の基準が低いとお客様から見たら問題であっても、見過ごして結果的にお客様に不快な思いをさせてしまうことになってしまいま…

戦う組織にはナンバー2は不可欠

戦う組織にはナンバー2は不可欠 強い組織には3つの要素が必要です。 ①具体的な目標と戦術 ②指導力と牽引力 ③現場力と技術力 ナンバー2はこれらの能力を発揮して組織を強いチームを作り上げることが使命なんです。 優秀な社長はこれらを1人で出来ると思うし…

飲食店経営をなめるな!

飲食店経営は簡単だと思ってる? 芸能人やスポーツ選手が兼業だったり引退した後などに飲食店を経営する人が昔からすごく多いなぁって思います。 飲食店のプロから言わせてもらうとどれだけ飲食店経営を舐めてるんや! と、、、 でも、成功してる人はごく僅…

動じない心が優秀なナンバー2を作る

動じない心が優秀なナンバー2を作る 中小企業でナンバー2になる人材は中途採用で入社する場合が多く、部下と人間関係がない状況でナンバー2としての職務を行う場合が多いため、部下からバッシングを受けることが少なくありません。 私自身、入社当初から営業…

上司の哲学

部下を成長させるためには仕事を任せなければなりません。 しかし、上司は得てして自分がしたくない仕事を部下に振ることが多くなると思いますが、上司であっても得意不得意はありますから部下が得意とすることを適材適所で任せることは良いのですが、自分で…

ナンバー2としての鉄則とは

会社の実態はナンバー2で分かります。 社長とナンバー2との関係が業績に反映するものです。 私自身、社長と関係が良好な時期は業績も非常に伸びていました。 良好な関係を維持するためには、ナンバー2は常に社長の意図に沿って考え行動することが必要なんで…

自分の都合を押し付けない

自分の都合を押し付けない スゴイ!店長の条件、今回は「顧客目線」です。 簡単にスタッフは顧客目線になりましょう! と言っても本当に顧客目線になるのは難しいものです。 忙しい時など、ついお店や自分の都合をお客様に押し付けることは少なくありません…

社長はスーパーマンではありません

社長はスーパーマンではありません 優秀な社長が会社を潰すのは「社長がナンバー1としての仕事」が出来ていないからなんです。 会社には会社という船の進むべき方向を指し示す役割と船を実際に進める役割が必要なんです。 でも、ナンバー2が居ないと社長が両…

多店舗化への道

多店舗化が無理だったり難しい会社には、ある一定の理由があるのですが、それは経営者自身の会社に対する想いや考え方です。 そのひとつ目は、やはり会社の理念や哲学がないことです。 実際、経営理念を掲げていても他の会社の受け売りの場合も少なくありま…

自分よりも優秀な人材を採用する

組織はトップの能力以上の組織にはなりません ナンバー2を採用する際には自分よりも能力のある人材を採用しなければなりません。 もっと言えば自分よりも給与を高く払ってでも優秀な人材を、採用することが組織を成長させ会社を発展させることになります。 …

ナンバー2が会社の未来を決める

経営者に寄り添うナンバー2として 私の仕事は経営者の夢を実現させることです。 そのために、経営者のそばで経営者の悩みに寄り添いながら実務を支援しています。 経営で一番大切なことは事業を継続させることです。 特に従業員を雇っている場合は、従業員と…

赤字企業をV字回復させた理由

前職の会社では、ナンバー2として赤字企業をV字回復させましたが、逆転させた理由として2点ありました。 1つはドラッカー博士から学んだ「選択と集中」を実践して、それまで郷土料理居酒屋、スペインバル、岩盤浴など多岐に渡る店舗を経営していましたが、…

人に困らない店つくり

人に困らない店つくり スゴイ!店長の条件、今回は「スタッフが辞めない店」です。 飲食店の人手不足は深刻な状況で、スタッフが居ないために廃業する店舗も少なくありません。 そんな厳しい飲食店でも、スゴイ!店長はあまり困ってないんです。 アルバイト…

儲かる飲食チェーンは1人のスゴイ!店長から始まる

飲食店経営者様へ=飲食業界の現実=飲食業界は売上も店舗数ピーク時から2~3割減少しています。 新たに開業しても2年で半分が廃業しており、10年続くのは1割程度という厳しい業界なんです。同じように飲食店を開業した2名の経営者がいました。 2人とも…

飲食店で成功するためのセミナー

人手不足はこれで解決! 飲食店開業再生支援セミナーまで、あと1カ月となりました。 今回は「人に困らない店つくり」をテーマに、社会保険労務士から雇用環境や雇用条件の整備。 飲食店コンサルタントから実務面の人材募集、面接採用、オリエンテーション、…

現状維持は後退

現状維持は後退 会社が発展する際には、変化のターニングポイントがありますが、そこには痛みが伴うこともあります。 大きくなった会社で社長以外の創業からの幹部が残っているケースは非常に少なくなっています。 これは会社の大きさによってマネジメント方…