飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

コンセプトが成功を左右する

コンセプトが成功を左右する 飲食店において、もっとも重要なことはコンセプトなんです。 飲食店のイメージの集合体=コンセプトなんです。 コンセプトこそ集客の源泉と言っても過言ではないんです。 「ここはこういうお店なんです」 「このお店はこうやって…

判断を誤るな!

判断を誤るな! 経営者は、会社の方向性や取組など常に意思決定を求められます。 そのような時、判断力は非常に重要です。 経営者が判断しなければならない状況は具体的に挙げてみても、取引先との関係の継続、新たな事業への参入、業績の改善方法の選択など…

宴会を取り込め!

宴会を取り込め! 宴会を取り込む為には、宴会の幹事さんの立場で考えることです。 幹事さんが望んでいるのは、主役に喜んでもらうことと、参加者から「いい宴会だったね」と言われることなんです。 宴会予約獲得のアピールポイントを、居酒屋側がアピールし…

経営は論理的に考えろ!

経営は論理的に考えろ! 経営者にとって一番必要な条件は、論理的に考える力を持っていることなんです。 なぜなら、経営は論理の積み重ねだからです。 計画だけでなく実際に行動したあと、試行錯誤しながら条件を変化させてゆき、微調整しながら計測していけ…

好きなことが一番

好きなことが一番 飲食店経営者に必要な資質の一番は、飲食業が好きであることです。 飲食店経営は決して楽に儲けられる業種ではありません。 利益が出てる飲食店でも、売上の5%程度が普通なんです。 また、店舗の広さや席数で売り上げられる金額も限界があ…

経営者は儲かったら還元しよう!

経営者は儲かったら還元しよう! 会社というのは、利益があがった時に必ず従業員に還元しなければいけない決まりはありません。 しかし会社が儲かっているのに、従業員には利益が還元されず経営者だけが潤ってしまう状況では当然従業員のモチベーションが下…

安易に居抜き物件を選ぶな!

安易に居抜き物件を選ぶな! 厨房機器のレイアウトは繁盛店になるために非常に重要なことなんです。 居抜き、スケルトン物件ともに選ぶ際に同じ間違いを犯すことがあります。 それは、不動産物件は特にスケルトンの場合、ガス、水道のバルブ止めと言って床や…

良い会社を作れ!

良い会社を作れ! 私たちは「あの会社は良い会社だね」「あの会社はあんまり評判が良くないよ」などと口にすることがあります。 でも、「良い会社」とはどのような会社のことをいうのでしょうか? 良い会社とは第一に、『お客様を喜ばせる』会社だということ…

お客様に疎外感を感じさせるな!

お客様に疎外感を感じさせるな! 飲食店の中に、常連客に対して友だちのような言葉使いをするお店が見られます。 常連客にとっては行きつけの店の店長やスタッフから仲が良いような扱いは嬉しいものです。 ある意味、客商売にとって目指すべき姿なのかもしれ…

経営に教科書はない

経営に教科書はない 経営というのは、変数だらけの数式を解くようなものなんです。 会社の業種、業態、規模、市場環境、技術や販売力の水準、人材レベル、ライバル会社や顧客の動向など、多くの条件をすべてよく考え併せたところに初めて、そのときどきのベ…

数字で考えろ!

数字で考えろ! 例えば、 ・客単価をあともう少し上げろ! ・原価を下げろ! ・人件費を下げろ! と言うのと、 ・客単価をあと、100円上げろ! ・食材の原価率を2%下げろ! ・人件費をあと、1%下げよう!というのでは行動が全く変わってきます。 単に「客…

経営者は不器用の方がいい

経営者は不器用の方がいい よく「私は不器用で、要領が悪いんです。話すときも機転が利かなくて、後で後悔ばかりしています」という人がいます。 でも不器用な人は、確実に成長していける人だと思うんです。 器用な人は、その場ではすぐ出来ますが、その分す…

今の味に満足するな!

今の味に満足するな! 美味しい主力商品があり、そこそこお客様も入っていることで安心してませんか? 飽くなき新しい味の探求はしていますか? そこそこお客様の入っている時点で、もう今の味は盗まれてる可能性があります。 盗まれていなくても、お客様の…

経営者はお金の感覚を磨け!

経営者は「お金」の感覚を磨け! 経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。 そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。 売上金の「お金」は経営者…

値段を下げるな!

値段を下げるな! 未だにデフレ脱却とならず、一部の大手企業を除いてほとんどの中小零細企業は給料を上げられずにいます。 その割に原材料は上がり飲食店を苦しめています。 お客様も安売りを歓迎し、大手チェーンはそれに合わせるように安売りメニューのキ…

強みを作れ!

「強み」を作れ! ドラッカーは、「強み」とは他より秀でている点であり、ヒト・モノ・カネを集中的につぎ込むべきところのこと。 対して「弱み」とは、致命的なものでない限り、無視するか後回しにしてもよいもののことと定義しています。 会社の経営でも「…

楽をして良い店を作るのがスゴイ店長

楽をして良い店を作るのがスゴイ店長 いかに楽して、いかに手を抜いて良い店作りができるかが本当の優秀な店長なんです。 楽をするということは自分であまり動かずにちゃんとした店舗運営をするという意味なんです。 自分が一番で自分の技術や現場の能力に頼…

こんな経営者は多店舗化するな!

こんな経営者は多店舗化するな! 多店舗化が無理だったり難しい会社には、ある一定の理由があるのですが、それは経営者自身の会社に対する想いや考え方です。 そのひとつ目は、やはり会社の理念や哲学がないことです。 実際、経営理念を掲げていても他の会社…

お客様を全力で歓迎せよ!

お客様を全力で歓迎せよ! お店で意外と疎かになっているのが、来店時のお出迎えです。 看板出してるから大丈夫とか勝手に入ってくる、なんて思ってない? お客様の立場からするとお店の外観やエントランスから歓迎されてる工夫があり、お店に入ったらすぐに…

部下に仕事を任せろ!

部下に仕事を任せろ! 部下を成長させるためには仕事を任せなければなりません。 でも、上司は得てして自分がしたくない仕事を部下に振ることが多くなると思います。 上司であっても得意不得意はありますから部下が得意とすることを適材適所で任せることは良…

人手不足だけで店を潰すな!

人手不足だけで店を潰すな! 最近の飲食店は人手不足が深刻で、人手不足が原因と言って廃業するお店も少なくありません。 でも、本当にそれだけが原因だとは思えません。 飲食店で大切なことはお客様に満足していただくことです。 それさえ出来ていれば経営…

誹謗中傷にナンバー2は負けるな!

誹謗中傷にナンバー2は負けるな! 中小企業でナンバー2になる人材は中途採用で入社する場合が多く、部下と人間関係がない状況でナンバー2としての職務を行う場合が多いため、部下からバッシングを受けることが少なくありません。 私自身、入社当初から営業本…

選ばれる理由を作れ!

選ばれる理由を作れ! 「あなたのお店が選ばれる理由は何ですか?」 相談に来られる飲食店経営者に必ず聞く質問です。 世の中に飲食店やそれ以外の物販でも同じようなお店は腐るほどあります。 だから、お店があるだけで簡単に来店していただけて、簡単に利…

自分より優秀な人材を採用せよ!

自分より優秀な人材を採用せよ! 組織はトップの能力以上のにはなりません。 だから、幹部を採用するときは自分の能力以上の人材を採用することが必要なんです。 もっと言えば、自分よりも高い給料を払ってでも優秀な人材を採用することが組織を成長させるこ…

マニュアルをただの紙っきれにするな!

マニュアルをただの紙っきれにするな! マニュアルを作っても事務所に仕舞いっぱなしにしてるお店は少なくありません。 最近は動画を撮ってマニュアルにする業者もあり、それを活用しようと考える店舗もあります。 でも、接客や清掃などのマニュアルは使いこ…

現状維持は後退するだけ!

現状維持は後退するだけ! これはディズニーランドの創業者、ウォルト・ディズニーの名言です。 現状維持を目指す時点で思考は停止します。 しかし、世の中は物凄い勢いで変わっていきます。 昨日まで流行ってたものは、今日はすでに廃れています。 飲食店で…

現場を見ずに経営するな!

現場を見ずに経営するな! 飲食店経営者も創業当初は自分も店舗の現場に入りスタッフと一緒に汗をかき繁盛のための努力は惜しみません。 でも、経営が上手くいくようになると自然に店舗を離れ、上がってくる数字だけ見るようになります。 そして、数字だけ見…

会社を私物化するな!

会社を私物化するな! 私が以前ナンバー2をしていた飲食企業が大阪の飲食企業に株式譲渡して子会社化されました。 私が辞めた原因は経営者が飲食業に対してのビジョンを持てずに、ネット販売などの多角化を図り方向性が曖昧になってい気、社長が会社を私物…

店長を名ばかり管理職にするな!

店長を名ばかり管理職にするな! 「名ばかり管理職」という言葉がありますが、飲食店の場合は名ばかり店長になります。 たとえば、正社員であるという理由で、店長になっている従業員もいます。 そもそも、店長の労務上の位置づけは、主任・係長・課長といっ…

経営者は褒められたいと思うな!

経営者は褒められたいと思うな! 失敗する経営者で多いのが、「周囲から褒められたい。」「自分を優位に見せたい。」「頑張っているアピールをしたい。」などの考えがある人が多いです。 自分は他の従業員よりも仕事をしているという雰囲気を強調したり、見…