飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

成功する経営に教科書はない

成功する経営に教科書はない 経営というのは、変数だらけの数式を解くようなものなんです。 会社の業種、業態、規模、市場環境、技術や販売力の水準、人材レベル、ライバル会社や顧客の動向など、多くの条件をすべてよく考え併せたところに初めて、そのとき…

経営者はお金の正しい感覚を磨け

経営者は「お金」の正しい感覚を磨け 経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。 そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。 売上金の「お金」は経…

経営は強みを作ること

経営は「強み」を作ること ドラッカーは、「強み」とは他より秀でている点であり、ヒト・モノ・カネを集中的につぎ込むべきところのこと。 対して「弱み」とは、致命的なものでない限り、無視するか後回しにしてもよいもののことと定義しています。 会社の経…

誹謗中傷にナンバー2は負けない

誹謗中傷にナンバー2は負けない 中小企業でナンバー2になる人材は中途採用で入社する場合が多く、部下と人間関係がない状況でナンバー2としての職務を行う場合が多いため、部下からバッシングを受けることが少なくありません。 私自身、入社当初から営業本部…

現状維持は後退

現状維持は後退 これはディズニーランドの創業者、ウォルト・ディズニーの名言です。 現状維持を目指す時点で思考は停止します。 しかし、世の中は物凄い勢いで変わっていきます。 昨日まで流行ってたものは、今日はすでに廃れています。 飲食店でも最初の来…

組織は生まれ変わる

組織は生まれ変わる 組織が腐敗する時は、メンバーそれぞれが自分がいなくなったら困るだろうという意識が強くなり傲慢になった時なんです。 どんなグループや組織では、それぞれが色々な役割があり、その中にはあまり役に立ってない人間も存在します。 パレ…

部下に丸投げするな!

部下に丸投げするな! 部下は信用すべきですが、信頼してしまってはダメです。 つまり部下は信じて用いることが大切です。 ただし信じて頼ってはダメです。 いわゆる丸投げ状態ではダメと言うことなんです。 場合によっては,失敗して痛い目に合うのも成長に…

続けることがもっとも強い

続けることがもっとも強い 経営者の責任は会社を起業したら続けることなんです。 特に従業員がいたら余計にその責任は重くなります。 だから、経営を継続するためにさまざまな努力を続けなければいけません。 「継続は力なり」と言う言葉は誰でも聞いたこと…

優秀な営業マンが優秀な上司にならない

優秀な営業マンが優秀な上司にならない 優秀な営業マンは、お客様を獲得することが最大の能力です。 そして、成績が上がり出世します。通常の会社の評価の中では当たり前の出世だと思います。 ただ、優秀な営業マンが役職を持ち、業務に部下を育てることや部…

セミナーで勘違いしない

セミナーで勘違いしない 聞きかじりのノウハウを実践しても、すぐに効果がでるほど経営は甘くありません。 その一方で、せっかくセミナーなどに行って知識を得ても、実行まで移さず、知識の持ち腐れで終わっている経営者も多く見られます。 デキる経営者は、…

ポジティブとネガテイブ

ポジティブとネガティブ 極度にネガティブな思考の人が会社を経営することは少ないかと思います。 でも、売上が上がらないにもかかわらず、「もう少しすれば、よくなるんじゃない?」と言って、何ら具体的な対策を取らずにいるような楽観主義も困ります。 惰…

他人のものさし

他人のものさし お客様や取引先などの態度にいちいち右往左往し、一度決めたことがコロコロ変わるような経営者には、現場はついていけません。 しかし、頑固ならいいというわけではなく、常に“イエスマン”ばかりを取り巻きに置いて人の意見を聞かない経営者…

自分のやり方を部下に押し付けない

自分のやり方を部下に押し付けない 上司が部下を指導する際、自分のやり方を押し付ける人が少なくありません。 上司は自分の成功体験がすべてで、自分のやり方こそがマニュアルであり、自分の部下にはそれをとことん教えようとします。 でも、人間はそれぞれ…

経営は決断

経営は決断 経営は決断の連続なんです。 ターゲットは適正か、価格はどうか、時流に乗り遅れてはいないかといった判断を、次々とこなしていかなくてはなりません。 そのスピードが遅いと、やっと決意して新しいメニューや商品を導入したら、すでに世の中では…

役割を演じる

役割を演じる 良い組織はそれぞれの役割分担がしっかり出来ているものです。 社長は社長としての役割を演じてるし、店長は店長としての職責を果たすための役割を演じているものです。 役職が上だからと言って「偉い」わけではないし、社長がスーパーマンであ…

上司の誇りとは

上司の誇りとは 上司は優秀な人材を育てることが大切な仕事です。 上司の誇りは自分よりも優秀な部下を育てあげたこと、部下の才能を引き出せばそれは自分の満足感になります。 ただ、自分よりも優秀になった時点で嫉妬心が生まれてくる人も少なくありません…

会社の社会貢献とは

会社の社会貢献とは 会社の経営理念や経営方針の中に、「社会に貢献します」というような言葉が見られます。でも具体的にどう貢献しているか分からない会社が多いのも事実です。 私が考える社会貢献の一番は、企業としてしっかりと利益を出し税金を国に収め…

できるまでやる

できるまでやる ナンバー2は、出来る方法を常に考えなければならないんです。 サラリーマン感覚の人間は、上司からの指示で難しい課題に対して、出来ない理由を探します。 でも、ナンバー2が同じように出来ない理由を探してばかりでは会社の発展はありません…

ナンバーに必要な自己犠牲

ナンバー2に必要な自己犠牲 1つは、社長の片腕として自己犠牲を発揮して、社長が指し示した会社方針に従った業務を遂行する能力です。 2つ目は、組織をまとめるために部下に対してのリーダーシップを発揮する能力です。 片方だけの能力は、マネジメント思…

謙虚さが大切

謙虚さが大切 失敗する経営者には「勘違い」「傲慢」「強欲」「不信」など、自分が「成功者」と思ったときから生まれてくるような思いが芽生えてくるものです。 本当に成功する経営者は、絶対に「謙虚さ」を忘れないものです。 私自身いろいろな経営者を見て…

ナンバー2はフォロワーシップを磨け

ナンバー2はフォロワーシップを磨け フォロワーシップは単独では影響力を発揮できません。 リーダーによるリーダーシップとの関係の中で効果を発揮するものなんです。 例えば、リーダーシップはビジョンを示すのに対して、フォロワーシップでは翻訳して、具…

経営は目に見えないものを大切に

経営は目に見えないものを大切に 経営の神様と言われる現パナソニックの創業者である松下幸之助が経営について言っていたことがあります。 それは、経営に大切なことには“目に見える要因”と“目に見えない要因”があるということ。 それは4:6の割合であると…

できる上司は叱り方が上手い

できる上司は叱り方が上手い 部下や子供を叱るときに駄目な上司や親は相手の人間性まで否定するような言葉を使う場合が見られます。 でも叱るときに大切なことは相手の人間性まで否定しないことです。 「だからお前は駄目なんだ!」とか「なにやっても駄目だ…

伝えるから伝わるように

伝えるから伝わるように 自分の気持ちを伝えるということは仕事であれプライベートであれ凄く難しいことなんです。 自分では伝えたつもりでも相手に伝わっていないことも少なくありません。 特に、仕事で部下に指示や指導する場合、その指示や指導には表面に…

目標立ててますか?

目標立ててますか? 経営者として必ず目標設定しなければいけません。 でも、しっかり目標を設定してない会社も少なくありません。 はっきり言ってゴールのないビジネスはあり得ないし、ギャンブルでやってるようなものです。 例えば、目標の売上を決めるこ…

自分を過大評価するな

自分を過大評価するな 起業して、業績が運よくトントン拍子で来るとたいていの社長は自分の実力で売上が上がったと勘違いします。 自分の実力を過大評価し、周りを蔑ろにしてしまうと最悪です。 社員に対して「お前らは、オレの言うことに従っていればいいん…

成功したければ失敗しなさい

成功したければ失敗しなさい 誰も失敗しなければ、自分の能力や実力が分からないものです。 でも、人は失敗を怖れて踏み込めないことが多いものです。 それは、失敗をしたときに自分のプライドをなくしてしまうからです。 自分の夢を本当に追いかけたいなら…

組織のバランスを崩すな

組織のバランスを崩すな 会社が発展するには組織化が必要です。 ただ、人が居れば組織にはなりません。 それぞれが役割を持ち、その役割を果たすことで組織になります。 社長は経営者としての役割、副社長はナンバー2としての役割、現場の従業員は現場の業務…

広い視野を持て

広い視野を持て 社員が「全社レベル」で考えたうえで発言をしているのに、社長は「事業レベル」でしかものを考えていないという話は珍しくありません。 こういう視点が低いタイプの社長だと、ナンバー2がどんなに素晴らしい提案をしても理解してもらえなかったり…

社員への投資を惜しむな!

社員への投資を惜しむな! 経営が上手くいってない会社ほど人件費の削減に血まなこをあげるものです。 人件費削減は無駄を省く目的であれば、間違いではありません。 でも、人は誰でも自分の収入で生活しています。 その収入に影響を与えるほどの削減は社員…