飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

タイミングが悪い対策

タイミングが悪い対策 国や都道府県がコロナ対策として色々打ち出してきましたが、すべてにおいてタイミングが悪いやり方としか思えません。 Gotoキャンペーンの始まり時期も、まだまだコロナ感染が完全に落ち着いていないのに先走り感染を広げることになり…

リーダーは平等性を大切に

リーダーは平等性を大切に 部下と仲良くすると「平等性」が失われるんです。 リーダーになる前には、職場の同期や後輩と仲良くやってきても、リーダーになり、部下ができると仲良くやっていこうとする「感情」が邪魔をするものです。 これまで仲良くやってき…

今こそ飲食店は自立せよ!

今こそ飲食店は自立せよ! 新型コロナウイルスにより、3回の時短や休業要請が出たり、Gotoイートで少し業績が上がったと思ったら、感染拡大でキャンペーンが中止になるなど、国や都道府県の動きで飲食店は右往左往される毎日が続いています。 このまま、役所…

成功の教科書はない

成功の教科書はない 経営というのは、変数だらけの数式を解くようなものなんです。 会社の業種、業態、規模、市場環境、技術や販売力の水準、人材レベル、ライバル会社や顧客の動向など、多くの条件をすべてよく考え併せたところに初めて、そのときどきのベ…

人件費で店長レベルが決まる

人件費で店長レベルが決まる 飲食店店長のレベルは人件費の使い方によることが非常に多いんです。 人件費を削減し過ぎるとサービスレベルを落とすことになり、再来店や口コミに悪い影響を与えることは少なくありません。 キッチンの人数が少なくなることで作…

必要なのは家賃支援

必要なのは家賃支援 コロナの第3波により飲食店経営はさらに厳しい状況になってきました。 話題としてはGotoイートをどうするのか? ということが多いのですが、飲食店経営を維持するためには、Gotoイートで来店客への割引サービスに税金を使うよりも、家賃…

経営者は儲かったら還元しよう

経営者は儲かったら還元しよう 会社というのは、利益があがった時に必ず従業員に還元しなければいけない決まりはありません。 しかし会社が儲かっているのに、従業員には利益が還元されず経営者だけが潤ってしまう状況では当然従業員のモチベーションが下が…

お客様に呼ばれる前に気付く

お客様に呼ばれる前に気付く 最近は、呼び出しベルをテーブルに設置してある店舗も多いために、従業員のお客様への注意力が劣っていると思われます。 個室が多い店舗はお客様が見えないためにベルに頼るのはしょうがないと思いますが、オープンな客席でもそ…

コンセプトにこだわれ

コンセプトにこだわれ 飲食店を経営するには、コンセプトにこだわることが大切です。 コンセプトとは、物事の概念のことを指します。 「どのような飲食店を経営していきたいのか?」「どういう形態のお店を出したいのか?」「どのようなスタイルをとるのか?…

組織が腐るのはトップの責任

組織が腐るのはトップの責任 独裁的なトップの下ではイエスマンしか育ちません。 イエスマンでいっぱいの組織はトップが間違いを犯しても、それが正しいことだと思われ善悪の判断が付かなくなります。 こういう組織は人としての原理原則が通じなくなり、色々…

クレームを感動に変える

クレームを感動に変える 飲食店の店長をやってて1番恐いのはクレームです。 出来ない店長ほど、いつもクレームがないかとビクビクしています。 でも、クレームは対応によって感動に変わる可能性を秘めています。 クレームを口頭で言うお客様はお店にまた来た…

振り回されるな!

振り回されるな! Gotoイートの見直しの動きが始まっています。 元々Gotoイートをあてにしてない飲食店には何も関係ないと思いますが、Gotoイートをあてにして多少集客に貢献したお店は振り回されることになります。 結局、コロナで振り回されGotoイートで振…

飲食店店長は経営者になれ!

飲食店店長は経営者になれ! 世の中の雇われ飲食店店長で損益計算書を知っている人は少ないんです。 店舗の数値は売上だけ知らされており、売上を上げろとプレッシャーだけをオーナーが与えるんです。 だから、飲食店店長と言ってもレベルははピンからキリま…

経営者は想像力を磨け

経営者は想像力を磨け 経営者の持つべき想像力とは、経営者が判断することをシミュレーションすることです。 色々な仮説を立てて、良いことも悪いことも同じだけシミュレーションして、どちらの可能性が高いかを判断する指標にすることです。 人間は、自分の…

クレームを恐れない

クレームを恐れない 飲食店の日報でコメント欄によく書いてあるのが「本日はクレームなし」です。 クレームが無いから店舗運営は大丈夫だという意味で書いてるんだと思います。 でも、大半のクレームは「サイレントコンプレイナー」と言って不満があっても何…

ナンバー2は究極の人材

ナンバー2は究極の人材 社長は誰でもなれるが、ナンバー2はすべてに優れてないとなれない。 つまり、起業すれば誰でも肩書きが社長になることができますが、ナンバー2として副社長や専務になるのは基本的には難しいと思います。 ただ、友達が集まって起業し…

店長はスタッフをスターに

店長はスタッフをスターに 自分でなんでもできる経営者や店長は自分がお店の中で目立ち、自分のお客様をたくさん作ります。 店長目当てで来店されるお客様も増えます。 でも、本当に優秀な店長は自分は目立ちません。お店全体をコントロールすることに専念し…

今は少数精鋭に徹する

今は少数精鋭に徹する 私が前職でナンバー2の時代までは、小さな飲食チェーン企業でも、将来は50店100店と規模の拡大を目指していました。 しかし、コロナ禍で大手チェーンも店舗数を減らして、縮小路線に移行しています。 当然、企業として利益率の低い店舗…

安易に新規参入しない

安易に新規参入しない コロナにより、今までやってきた業態を変えたりする飲食店が増えています。 それまでテイクアウトをしたことがなかった居酒屋が、いきなり弁当を販売したり、ウーバーイーツなどを使ってデリバリーを始めたりと生き残る工夫をしていま…

経営者のルーティンワーク

経営者のルーティンワーク 経営者に大切なことは従業員に安心してもらえるように安心感を与えることです。 そのためには、毎日同じ時間に起床して、毎日同じ時間に出勤するというルーティンワークが大切なんです。 「社長出勤」という言葉があります。 これ…

地域のお客様を大切に

地域のお客様を大切に 今回のコロナ禍で最も影響を受けている飲食店はインバウンドの外国人観光客に頼ってきたお店です。 逆に、コロナ禍でも大きな落ち込みもなく営業を続けられている飲食店は、外国人観光客よりも地域のお客様を対象にして、地域のお客様…

計画的に経営を行う

計画的に経営を行う 経営を計画的に行うことは当たり前と思われますが、今のコロナ禍では何が正しくて、何をすべきなのかわからない経営者は少なくありません。 今まで正しいと思ってやってきたことが否定されたと思う経営者も多いと思います。 しかし、その…

廃業で得ることとは?

廃業で得ることとは? 飲食店は毎年多くのお店が廃業しています。 特に、今回のコロナで廃業が激増しています。 廃業は、場合によっては何千万円、何億円の負債を抱えて廃業する人も少なくありません。 どんな状況になったら廃業するのかの基準を決めておく…

生まれ変わる組織

生まれ変わる組織 組織が腐敗する時は、メンバーそれぞれが自分がいなくなったら困るだろうという意識が強くなり傲慢になった時なんです。 どんなグループや組織では、それぞれが色々な役割があり、その中にはあまり役に立ってない人間も存在します。 パレー…

お客様の良い感情を刺激しろ!

お客様の良い感情を刺激しろ! 飲食業と他のビジネスと違うところは「感情」のビジネスだということなんです。 お客様が飲食店を評価するつまり「良いお店」という場合に、例えば食レポのように理論的に食感がいいとかこの素材の旨みがいいとかで判断するこ…

継続は力なり

経営を続けることが経営者の責任 経営者の責任は会社を起業したら続けることなんです。 特に従業員がいたら余計にその責任は重くなります。 だから、経営を継続するためにさまざまな努力を続けなければいけません。 特に、コロナにより経営が継続できない企…

安易に居抜き物件を選ばない

安易に居抜き物件を選ばない 厨房機器のレイアウトは繁盛店になるために非常に重要なことなんです。 居抜き、スケルトン物件ともに選ぶ際に同じ間違いを犯すことがあります。 それは、不動産物件は特にスケルトンの場合、ガス、水道のバルブ止めと言って床や…

今までのやり方を変えろ

今までのやり方を変えろ 人間は自分がやってきたことを変えることには否定的です。 自分がやってきたことを否定することは、自分を否定することに他ならないからです。 しかし、コロナ禍で今まで正しいと思ってやってきたことが、売上の減少や赤字で完全に経…

開業や廃業に勇気ある相談を

開業や廃業に勇気ある相談を 飲食店開業は一度失敗するとやり直しがきかないんです。 成功するには失敗経験が必要だとは良く言われます。 確かに失敗することで自分の無知や能力不足に気付き次の成功への糧となることも事実です。 つまり、チャ…

ナンバー2に遠慮しない

ナンバー2に遠慮しない ナンバー2に対しては絶対に遠慮してはいけません。 ナンバー2を特別扱いして尊重すると言っても遠慮をしてはダメなんです。 むしろナンバー2に対してはどんな些細な気がかりも見逃してはいけません。 例えば、他の社員よりも遅い出…