飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

特定顧客

特定顧客に頼り切る危険 新型コロナウイルスで最も影響が大きい業界は外国人観光客のインバウンド需要に頼ってたホテルやデパートや観光地の飲食店だと思います。 少し前にも、韓国との問題で韓国人観光客に頼った店舗が影響を受けている話題がありました。 …

迷わせない

部下を迷わせない 新入社員が入社して1か月になります。 すでに退職した新入社員も少なくないと思いますし、退職を考えている社員や次の会社を探している人も多いのではないでしょうか? なぜ、長い時間をかけて採用試験を頑張って通過した人がすぐに退職す…

強み

強みを磨く コロナ禍で飲食店は厳しい状況に陥っています。 特にファミリーレストランのように色々なメニューが揃っている店は一番売上を減少させています。 現状では、一部のあるメニューに特化したお店をお客様は選ぶ傾向にあります。 コロナ禍の前か…

ウインウイン

今必要なウィンウィンの考え方 新型コロナウイルスの影響で国民すべてが被害者なんです。 この状況が改善するか何もわからず不安だけが募っていきます。 こんな時は、どうしても自分の身を守ること「自分だけは生き残りたい」と自己保身に走りがちになります…

人に尽きる

飲食業は人に尽きる 最近は、急激に多店舗化を図った飲食チェーンが閉店するケースが目立ちます。 特に、いきなりステーキはこの2、3年の間に急拡大から急減少し、結局一部門を他社に譲渡することになりました。 昨年、カンブリア宮殿にすかいらーくの社長と…

長期的視野

経営は長期的視野で 起業してすぐに儲けたいと思う経営者は少なくありません。 また、すぐに儲かると根拠のない自信を持っている経営者も多くいます。 飲食店経営は特に素晴らしい料理を作っても、すぐに繁盛することはありません。 繁盛する飲食店には料理…

口コミ

口コミで集客する このコロナ禍でもあまり売上を落としていない飲食店は少なくありません。 そういうお店は常連客が多く、常連さんに支えられています。 その常連さんの多くは口コミで来店したお客様なんです。 集客と言うと、多くの人はグルメサイトに掲載…

大丈夫な組織

トップがいなくても大丈夫な組織を作ること 自分が居なくなったら、この会社はどうなるか? と不安に思って部下に仕事を任せない社長は多いものです。 命を失うことは多くなくとも、1週間などの短期間で考えると、自分が居なくなることというのは、実は多く…

お店の価値

お店の価値を守れ! 新型コロナウイルスの影響で売上が下がり、値引きなどでお客様の来店を促すお店は多いと思います。 ただ安易な値引きは、お店の価値を下げることにつながります。 価値が下がったお店にはウイルスが収束したあとにお客様が戻ることはあり…

今までのやり方

今までのやり方を捨てろ! 人間も会社も”生きていれば”必ず成長します。 赤ちゃんが幼児になり、小・中・高・大から社会人へと成長するように、会社も経営者も成長します。 その時には、人間も会社も図体だけでなく心も成長します。 その心は会社では経営者…

継続

今こそ、継続は力なりを実践する 今回の新型コロナウイルスでの苦境を乗り越えることこそ大切なんです。 もしかしたら、経営を続けられないと弱気になる時もあると思います。 でも、この状況を乗り越えることで大きく成長すると思います。 だから、今は乗り…

チャンス

ピンチはチャンス コロナ禍で緊急事態宣言やまん延防止措置など飲食業界はいつ終わるともしれないピンチの連続です。 ピンチはチャンスという言葉は良く耳にすると思います。 でも、その意味を理解している人は少ないと思います。 ピンチになった時に、落ち…

真逆

ナンバー2には真逆の人 今回のコロナ禍で先行きが不透明な時代になりました。 こんな先行きが分からない時でも経営者は、未来に対して構想し決断することが求められます。 これからのトレンドを追いながらも、それに流されずに自分が示した決断を実行するこ…

負けるな

負けるな飲食店 コロナ禍になって1年以上が経過しましたが、今だに緊張感があるのは飲食店だけのような気がしてなりません。 まん延防止の地域でも人の流れが多くなり、普通の人たちは日常が戻ったような行動をしている人は少なくありません。 コロナ禍で多…

楽する

楽するために仕事しろ! いかに楽して、いかに手を抜いて良い店作りができるかが本当の優秀な店長なんです。 楽をするということは自分であまり動かずにちゃんとした店舗運営をするという意味なんです。 自分が一番で自分の技術や現場の能力に頼って仕事をし…

任せられる人材

「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」 第8章ナンバー2育成と後継者育成 「任せられる人材」 ナンバー2育成や後継者育成について 共通することは、ナンバー2も後継者もナンバー1である経営者が経営を任せられる人材であるかどうかなんです。 ナ…

やってみなはれ!

やってみなはれ! 習得の四段階というものがあります。 物事を習得するときは、 ①知らない ②知っているができない ③意識すればできる ④やって出来ている という4つの段階を経て身につけることができるということです。 経営者も経営のための勉強で本を読んだ…

チェーン店

チェーン店のあり方 昨今、コンビニを中心にフランチャイズ店舗の運営を見直す動きが活発になってきました。 全店舗が一律営業形態が同じは、本部としたら管理しやすいため、契約も管理しやすい文言に統一されています。 でも、最近は働き方改革やお客様のニ…

大欲

小欲を捨て大欲に立つ 小欲を捨て大欲に立つとは仏教の言葉で、個人の欲求よりも世の中が求める欲求に応えることが大切だと言う意味です。 これは人としての生き方にも通づる部分があります。 自己の利益や欲望のために、自分の立場や権威をも失う人は少なく…

経営者

店長は経営者になれ! 店長は店番のように店さえ見てたらいいと思ってる人は少なくありません。 でも、小さなお店であっても経営なんです。 経営とは、売上を上げて利益を出す利益が出なければ倒産になります。 この基本が理解できない人は経営するべきでは…

フランチャイズ

フランチャイズシステムの限界 私自身、フランチャイズに加盟したこともあり、逆にフランチャイズ本部の立場になったことがあります。 本来は、対等な関係であり共同体と言えるものです。 だから、お互いがウィンウィンの関係でなくてはいけません。 でも、…

働きたくなる店

「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」 第6章人材募集と採用・人材育成 「働きたくなる店」 ここ何年も飲食店は人不足の状態が続いていました。 しかし、そんな中でも人材で困っていないお店は少なくありません。 そういうお店と人不足で悩んでいる…

気分屋

気分屋の上司になるな! 上司に限らず、機嫌の良いときと悪いときの差が激しい人や相手によって態度をあからさまに変える人は、その存在だけで周りにいる人間を疲れさせます。 同じ質問や報告するにしても、そのときによって反応が違うのは誰だって混乱する…

継続

経営とは永遠に継続させること 会社経営とは、一言でいうと、営みを経ける(続ける)ということなんです。 つまり、会社を経営するということは、会社経営を永遠に継続させる、ということなんです。 三日坊主ということわざがあるように、継続することは人間…

目標

経営者は目標を持て 目標を部下に与えたり、会社の目標を設定する経営者はいますが、経営者個人の目標を掲げる人はほとんどいません。 経営者は「自分しかできない会社への貢献目標」を立てることが重要なんです。 指揮官が率先して行動するからこそ部下もつ…

従業員満足

⭐️の数より従業員満足 以前、ミシュラン掲載のフランス料理店が従業員が過労死した裁判で敗訴した記事がありました。 遺族が「飲食業界には従業員を切り捨てにする感覚が残っている」とのコメントを発表しました。 私自身、飲食業界に携わる者として、こうい…

心配り

心配りを大切に 心配りには、具体的に「目配り」や「気配り」などの行動が必要ですが、「気配り」はスタッフに対して仕事の間違いや失敗がないように注意を行き届かせることなんです。 その上で「心配り」はお客様に対してお客様の立場に立ちお客様の心情を…

人件費削減

「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」 第5章経費削減「人件費削減」 普通の飲食店経営で一番大きな数値は原価率になります。 ただ、飲食店店長がコントロールできる数値は人件費なんです。 原価率はメニュー価格が決まれば数値が大きく変動すること…

頭脳

経営者の頭脳がナンバー2 会社を経営していると毎日のように色々な出来事が起こります。 従業員が不祥事を起こしたり、契約が突然破棄されたりと、経営を揺るがす事態も少なくありません。 その際の対処が経営者の真価を問われる場合もあります。 でも、中に…

想い

飲食店経営者の想い 飲食店の経験のない人が独立開業しようとする話を良く聞きます。 必ずしも飲食業の経験がすべてではないのですが、そこに飲食業に対する「想い」「理念」「哲学」など自分の人生を左右するような考え方があるかどうかが大切だと思うんで…