飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

好きこそ物の上手なれ

好きこそ物の上手なれ 飲食店経営者に必要な資質の一番は、飲食業が好きであることです。 飲食店経営は決して楽に儲けられる業種ではありません。 特に現状のコロナ禍では、本当に飲食店が好きでないと精神的にもたないと思います。 実際に飲食店経営では、…

仕組み

リーダーは仕組みを作れ! 仕組みという言葉を聞いたことがあると思います。 英語ではシステムと言います。 これは個人の能力のあるなしに関わらず正確に運営するためのものです。 つまりマンパワーに頼らずに仕組みで安定した経営をするためには不可欠なも…

退店心理学

顧客心理学講座 第7章 退店心理学 お客様がお帰りの際が再来店につなげるための非常に重要なタイミングになります。 来店時や飲食の際にそれほど満足感を得られなかったとしても、お帰りの際に最大の満足を提供することができるんです。 退店時のお客様は、…

地頭力

地頭力を鍛えろ! 地頭力とは、過去の成功体験や前例を元に考え方を展開していくといのが「公式思考」だとすると、前例にとらわれず物事の本質を捉え常識だけを元にゼロから解決方法を考えていくというのが「地頭思考」です。 日本の学校では、たくさんの公…

誰の店

これからはどんな店より誰の店 今後の飲食店は繁華街よりも住宅街に近い方が良い立地と言えます。 また、お店作りもどんな店で何がウリの店かよりも、どんな人が経営者で店長かという人の顔や人間性が分かるお店が繁盛するでしょう。 つまり、繁盛を流行りも…

仮説思考

仮説思考を身につけろ! 仮説とは、一を聞いて十を知り何が起きているか考える。 つまり、小さな1つの事実からそこに隠された問題を仮説として想像することなんです。 例えば、いつも利用してる飲食店に行ったらスタッフの笑顔がなかったとします。 笑顔が…

他人の不味い

他人の不味いを気にするな! 人間の味覚は人それぞれです。 でも、自分の料理が美味しくないと言われて腹を立てる料理人は少なくありません。 作った料理が100人中100人が美味しいということはあり得ません。 日本でも濃い味や薄い味を好まれる地方は違いま…

小手先

小手先で解決するな! 経営してると毎日あらゆる問題が起きるものです。 すぐに解決するものから、経営を危うくするような大きな問題から様々なことが起きます。 経営者はそういった問題に対して決断するのも大切な仕事のひとつです。 ただ、問…

強みを磨き上げろ

飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書 第1章メニュー 「強みを磨き上げろ」 コロナ禍で飲食店は厳しい状況に陥っています。 特にファミリーレストランのように色々なメニューが揃っている店は一番売上を減少させています。 現状では、一部のあるメニ…

手作り料理

手作りが絶対美味しいわけじゃない 手作りをウリとしている飲食店は少なくありません。 多いのはガンコな料理人がやってる店を想像しますが、チェーン店の大戸屋も手作りをウリにしています。 ただ、今の時代は手作り感は決してウリにはなりません。 昔カト…

経営者の器

組織は経営者の器に比例する 組織が大きくなる過程で色々な社員が入ってきます。 特にナンバー2になる人材は経営者以上の能力を持った人も少なくありません。 経営者がその人材を上手く活用してナンバー2としての力を存分に発揮すれば必ず大きな組織に成長し…

声かけ

活気はスタッフの声かけ 飲食店の活気は、お客様へのあいさつの笑顔や元気さから生まれるのではありません。 実は、その前のスタッフ同士での声かけから生まれるんです。 キッチンから料理をデシャップに出す際に「お願いします!」「ありがとうございます!…

変わること

変わることは恐怖心でいっぱい 色々な組織では、今までやってきたことに拒否反応を示す人は少なくありません。 そういった拒否反応を示す人たち、いわゆる抵抗勢力の人たちは自分たちが改革の際にはリストラされるのではないかという恐怖心でいっぱいなるか…

店内心理学

顧客心理学講座 第6章 店内心理学 店内でのお客様の心理は人それぞれであり、お客様のお連れの方との関係性によって大きく変わってきます。 カップルで恋人どおしであれば、あまり話しかけずにほっておいてほしい心理が強いと思います。 逆に、男同士の同僚…

真実を見極める

経営者は真実を見極めろ! 今の世の中は事実に右往左往することが多く、経営者も事実に振り回されているのではないでしょうか。 飲食店経営でも売上が落ちている事実にあたふたして、世の中のせいや今であればコロナのせいにしている経営者や店長は非常に多…

テナント

テナントに入るには慎重になれ! ここ何年も名古屋は、名駅周辺のビル開発から始まり、現在は栄地区の再開発の動きが活発になっています。 このような新しいビルには飲食エリアができて、飲食店も有名店などが入ると思います。 しかし、中小の飲食店が入るに…

改革

改革には血が流れるもの コンサルティングの案件でもっとも多いのが経営の立て直しです。 売上が減少して赤字が続き、社内で色々改善したものの改善出来ずに専門家に依頼してくるケースが多いんです。 社内での改善は、現場の意見を尊重して販促にお金をかけ…

必要とされる

必要とされる飲食店になれ! 私たちは社会の中で生きています。 現代社会は、事業を提供する会社に人が集まり、人と人が一緒に仕事をしている社会になっています。 つまり、私たちは事業からなる社会に生きているんです。 人間は、常に何かを考えずにはいら…

続ける

続けるにはコツがある 今やっていることを毎日続けるためのコツって何でしょうか。 何をやっても続けられないことに悩んでませんか? 継続は力なりと分かっていても、できないことはあるものです。 実は、人間はもともと続けることが苦手な動物なんです。 動…

ピークタイム

ピークの作り方を変えろ! コロナ禍の影響で飲食店のディナータイムの営業は「悪」とみなされています。 ワイワイガヤガヤとしたお酒を飲むことが主体の飲食店はしばらく復活することはないと思います。 お酒を飲むことが主体ではない飲食店でも、客単価を考…

組織を機能させる

飲食チェーンの組織は機能してますか? 以前、テレビ番組で新しい店舗のチェックで社長がスープがぬるいと言って店長を呼びつけて指摘しているシーンを観ました。 私の感想としては、その店の人材のレベルの低さに驚かされました。 しかも、それが400店以上…

一喜一憂

一喜一憂するな! 売上が下がったり、利益が減った時は誰でも落ち込むものです。 でも、店長がその時に一喜一憂していては心が持ちません。 どんなビジネスでも必ず売上や利益の波はあります。 良い時もあれば悪い時もあります。 だから、結果で一喜一憂する…

人を育てる

人は勝手に育たない 人間として産まれても幼いころに動物に育てらると、一緒にいた仲間の動物と同じような生き方になるケースは多いと聞きます。 このように人間は周りの環境によって育ち方は変わるものです。 だから、新人社員をほったらかしにして正…

一発屋

飲食業の一発屋になるな! お笑い芸人で一発屋と呼ばれる人は少なくありません。 一世を風靡して、一気に知名度を上げてテレビ局から引っ張りだこになります。 その時の芸人の気持ちはこのまま人気は続くと思うものですが、あっという間に人気は下がりテレビ…

ムダを省く

ムダを省くとケチを間違えるな! コストダウンを考えるとき、一般的には人件費、接待交際費、広告宣伝費、水道光熱費といった経費から優先的に削減が図られます。 たとえば、広告宣伝費は必ずしもお金をかけて行わなければならないものではありません。 チラ…

提供心理学

顧客心理学講座 第5章 提供心理学 料理提供は提供時間が5分から7分であれば問題がないのですが、7分を超えてくると「注文が通っているか?」「忘れられてる?」など不安な気持ちが出てきます。 そして、10分を超えるとイライラが始まり、20分になると完全に…

想像力と創造力

経営者に必要な想像力と創造力 どんな企業でも、経営者が現場すべてを見て把握することはできません。 その中で現場で何が起きているか知る必要はあります。 現場を知るためには、現場の結果から出た数値を見て現場の実態を把握することなんです。 把握する…

飲食店経営

飲食店経営は簡単じゃない 芸能人やスポーツ選手が兼業だったり引退した後などに飲食店を経営する人が昔からすごく多いなぁって思います。 飲食店のプロから言わせてもらうとどれだけ飲食店経営を舐めてるんや! と、、、 でも、成功してる人はごく僅か。 開…

逃げるな

上司は部下から逃げるな! 経営者の中には部下を叱ったり注意する際に、自分で言わずに他の人を使って伝えることは少なくありません。 私の以前勤務してた経営者も解雇や降格人事の際に自分で言わずに逃げることがありました。 確かに、厳しいことを言う場合…

繁盛するコンセプト

繁盛するコンセプトを作れ! お店の魅力をシンプルに表現するうえで重要なのがコンセプトです。 コンセプトは一般的に概念と訳されますが、ビジネスの世界においては事業の中心思想、基本的な考え方といった意味で使われます。 飲食店では、誰に、何を、どの…