飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

金儲け

金儲けを目的にするな! コロナ禍では、飲食店を含めた企業の倒産が増加の一途を辿っていましたし、現在でも飲食店の空き物件の情報が入ってきてます。 特に最近では休業や時短営業の協力金の支援も終わってきて、資金繰りが悪化して廃業に至るスピードが早…

非常時は悲観的に

非常時は悲観的に実行せよ 政治も経営も非常時には悲観的に実行をしなければなりません。 非常時には最悪を想定することが大切なんです。 しかし、日本の政治家は楽観的にコロナ対策をしているとしか見えませんでした。 非常時に楽観的に「これくらいでいい…

リーダーシップ

今行うべきリーダーシップとは 経営者が社員に対して行うリーダーシップのは会社の方向性を示すことです。 社員は会社に入る際に一番気になることは、この会社がどこに向かおうとしているのかなんです。 飲食店であれば、多店舗化を進めて拡大していくのか、…

経営はバランス

経営はバランスが大切 売上はお客様が満足した結果であり、利益は売上に応じた経費の使い方の結果だということが経営の基本です。 だから、たとえ売上が高くても、経営者が有頂天になって遊び呆けていたら、お金はあっという間になくなります。 逆に売上は少…

感情ビジネス

顧客心理学講座 第10章 飲食業は感情ビジネス これまで飲食店における様々なシチュエーションでのお客様の心理状態を紹介してきました。 そんなお客様の心理を理解して、お客様が不安や不快にならないようにお店の店長やスタッフが気遣いすることは、必ずお…

ものさし

自分のものさしを持て! コロナウイルスの影響で右往左往した経営者は少なくありません。 一度決めたことが毎日コロコロ変わるような事態も多かったのではないでしょうか? また、あまり自信を持てない時に、同業の先輩経営者にアドバイスを求めることも多い…

堅実な生き方

堅実な生き方の方が成功する 日本人はバブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災、そして今回のコロナ禍など。いろいろと転換点となる事態を経験してきました。 そういう危機に直面してもなお生き残っている企業も人も特徴としては、欲をかきすぎず、ほ…

すぐやる

すぐやる人になれ! 「すぐやる」ための真髄は「やらない」ことにあるんです。 「すぐやる」というのは何も、何でもかんでもすぐやればいいというわけではありません。 すぐやる力というのはスキルの1つでしかないのです。 本来やるべきこと、やりたいことを…

グルメサイト評価

グルメサイトの評価に振り回されるな! 先日、食べログが評価のアルゴリズムを変更したことで、売上低下を招いたとして訴えられて敗訴する事案がありました。 グルメサイトの評価を納得していない飲食店経営者や店長も多いのではないでしょうか? 私自身、コ…

感情心理学パート2

顧客心理学講座 第9章 感情心理学パート2 感情をネガティブに捉える捉える飲食店ではクレームが一番わかりやすいと思います。 喜怒哀楽の中の怒と哀になります。 クレームは怒つまり怒りだけじゃないの? と思われる人も多いと思いますが、実はリピーターに…

責任

果たすべき責任とは 責任というと英語でDuty(デューティ)がありますが、これは義務という責任を表しています。 もうひとつResponsibility(レスポンシビリティ)がありますが、これは責務という意味で最悪にさせないとか成果をあげる責任の意味があります…

安易な道

安易な道はない どんなビジネスでも安易に成功することはありません。 一見成功したように見えても何年後かに不正を犯して、それまでに築いた信用や名誉が一気に崩れる人間は少なくありません。 飲食店でも、たまたま世の中の流行りに合って繁盛するケースも…

真逆な人

ナンバー2には真逆の人 今回のコロナ禍で先行きが不透明な時代になりました。 こんな先行きが分からない時でも経営者は、未来に対して構想し決断することが求められます。 これからのトレンドを追いながらも、それに流されずに自分が示した決断を実行するこ…

長期的視野

経営は長期的視野で 起業してすぐに儲けたいと思う経営者は少なくありません。 また、すぐに儲かると根拠のない自信を持っている経営者も多くいます。 飲食店経営は特に素晴らしい料理を作っても、すぐに繁盛することはありません。 繁盛する飲食店には料理…

やってみなはれ!

やってみなはれ! 習得の四段階というものがあります。 物事を習得するときは、 ①知らない ②知っているができない ③意識すればできる ④やって出来ている という4つの段階を経て身につけることができるということです。 経営者も経営のための勉強で本を読んだ…

大欲に立て

小欲を捨て大欲に立つ 小欲を捨て大欲に立つとは仏教の言葉で、個人の欲求よりも世の中が求める欲求に応えることが大切だと言う意味です。 これは人としての生き方にも通づる部分があります。 自己の利益や欲望のために、自分の立場や権威をも失う人は少なく…

感情心理学パート1

顧客心理学講座 第8章 感情心理学パート1 飲食店はお客様の感情と向き合う唯一のビジネスなんです。 お客様の喜怒哀楽とどう向き合い、喜びと楽しさをどう引き出すことができるのか? お客様の怒りと哀しみを引き出すお店が長く続くことはありません。 飲食…

トップ

トップがいなくても大丈夫? 自分が居なくなったら、この会社はどうなるか? と不安に思って部下に仕事を任せない社長は多いものです。 命を失うことは多くなくとも、1週間などの短期間で考えると、自分が居なくなることというのは、実は多くの確率で発生し…

経営は継続

経営とは継続させること 会社経営とは、一言でいうと、営みを経ける(続ける)ということなんです。 つまり、会社を経営するということは、会社経営を永遠に継続させる、ということなんです。 三日坊主ということわざがあるように、継続することは人間は苦手…

会社の実力

会社の実力とは? 「社長の実力=会社の実力」と思ってる社長がほとんどだと思います。 会社の実力は、売上や利益、従業員のレベルなどで測ることができますが、現実の会社運営で実力を上げる総指揮を執るのはナンバー2の役割なんです。 だから、ナンバー2の…

経営決断

経営決断のためのナンバー2 コロナの収束が見えてはきたものの、依然として毎日感染者数が報告されています。 この2、3年飲食店経営者は毎日何をどうしたらいいか? 悩んできたと思います。 また、コロナの対策を日々行なっていると思いますが、このような対…

立て直し

立て直しは根本的に コロナウイルスが収束したあと、すぐに以前の状態に戻ることはありません。 苦しい思いをした人は、自分の生活パターン自体を変える人も少なくありません。 特にお金の使い方など根本的に変える人も多いと思います。 それは自分のお店の…

退店心理学

顧客心理学講座 第7章 退店心理学 お客様がお帰りの際が再来店につなげるための非常に重要なタイミングになります。 来店時や飲食の際にそれほど満足感を得られなかったとしても、お帰りの際に最大の満足を提供することができるんです。 退店時のお客様は、…

リーダーの言葉

リーダーの言葉は力 このコロナ禍において国や自治体のリーダーたちが色々と会見などで発信していましたが、心に響くような言葉を聞いたことがないです。 特に、総理大臣で国民に響くような言葉を発する人はここ何代もないような気がします。 それは何故でし…

現状維持

現状維持は後退 コロナ禍で経営が立ち行かなくなった飲食店は少なくありません。 コロナ禍では今までの常識が通用しなくなってきました、だから今こそ古いやり方を変えるタイミングなんです。 「現状維持は後退」 これはディズニーランドの創業者、ウォルト…

人材は経営者次第

人材は経営者次第で育つ 社員を新しく採用する際に、たいてい面接で優秀だと判断して経営者は採用すると思います。 ただ、採用してしばらく経つと「使えないやつ」とか「面接では良かったのに、、、」と言ってグチをこぼす経営者は少なくありません。 そして…

仕組みを作る

楽するために仕組みを作れ! いかに楽して、いかに手を抜いて良い店作りができるかが本当の優秀な店長なんです。 楽をするということは自分であまり動かずにちゃんとした店舗運営をするという意味なんです。 自分が一番で自分の技術や現場の能力に頼って仕事…

気分屋

気分屋では上司失格 上司に限らず、機嫌の良いときと悪いときの差が激しい人や相手によって態度をあからさまに変える人は、その存在だけで周りにいる人間を疲れさせます。 同じ質問や報告するにしても、そのときによって反応が違うのは誰だって混乱するもの…