飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2023-01-01から1年間の記事一覧

仕事を楽しむ

店長は仕事を楽しめ! 私自身、飲食業の色々な立場や役職を担ってきました。 その中で最高に楽しかったのが、店長の仕事でした。 特に、マクドナルドのような大手チェーンの店長よりも、店舗独自のメニュー開発も任されていた中小企業の店長の方が楽しかった…

人を育てる

人は勝手に育たない 人間として産まれても幼いころに動物に育てらると、一緒にいた仲間の動物と同じような生き方になるケースは多いと聞きます。 このように人間は周りの環境によって育ち方は変わるものです。 だから、新人社員をほったらかしにして正…

ムダ

ムダを省くとケチを間違えるな! コストダウンを考えるとき、一般的には人件費、接待交際費、広告宣伝費、水道光熱費といった経費から優先的に削減が図られます。 たとえば、広告宣伝費は必ずしもお金をかけて行わなければならないものではありません。 チラ…

能力主義

日本に本当の能力主義はない 私のような経営コンサルタントの評価はクライアントが行い契約を継続するかどうかは、出した結果で判断されます。 そこには能力主義以外存在しません。 しかし一般企業では評価の際に結果以外にも会社や上司に対しての態度や貢献…

組織

組織を正しく理解してますか? 経営者が起業してから会社を大きくするには、従業員を採用することが必要です。 しかし、採用して人数が増えただけで会社が大きくなるわけではありません。 経営者と従業員がそれぞれの役割を理解して、職責を果たすことで会社…

立て直し

立て直しはあるべき姿のイメージから 店舗を立て直し黒字化する方法は、あるべき姿を明確にイメージするところから始まります。 なぜなら、店舗のあるべき姿を明確にイメージしないと何をどう立て直すべきかがわからないからです。 店舗のあるべき姿には、経…

お金

お金に振り回されるな! コロナ禍で資金繰りが苦しくなっていた経営者は多いと思います。 政府の支援策に不満を感じている経営者も少なくありませんでした。 でも、その前に経営者として資金を十分に確保してなかった反省をするべきなんです。 特に、すでに…

値上げ

値上げで信用をなくすな! 飲食店で売上が順調に上がって、安心して値上げに転じることは少なくありません。 そして、売上が激減していき経営危機に陥入るケースは大手企業でも存在します。 私が所属したマクドナルド、牛丼の吉野家、いきなりステーキなど、…

コンセプト

コンセプトに一貫性を持て! 飲食店経営にお店のコンセプトは非常に重要であり、コンセプトが必要ないという経営者はいないと思います。 でも、コンセプトをお客様の来店からお帰りまで一貫してお客様に感じて頂いてるお店は少ないと思います。 これは普通の…

良い感情

顧客心理学講座 第18章 良い感情を刺激する 人間には良い感情と悪い感情が存在するが、飲食店を利用する際にお客様が求めることは、美味しいものを食べて嬉しくなりたい、スタッフのおもてなしを受けて、笑顔になりたい、雰囲気の良い空間で癒されたい。 と…

社会貢献

正しい納税こそ社会貢献 以前、お笑い芸人が国税局から指摘を受け追徴課税を支払った話題がありました。 その人は、基本的に社会人としての無知が招いたことだと思いますが、経営者の中にも脱税に手を染めて犯罪者になる人もいます。 経営者が自分の会社の経…

こだわり

こだわり過ぎるな! こだわりの強い店主の飲食店をテレビや雑誌などメディアが取り上げて、そのお店を持ち上げることがあります。 また、そんなお店を真似する飲食店経営者や店長も少なくありません。 笑顔のない無愛想な店主 何時間も待たせる店主 などなど…

QSC

QSCを極めろ! 飲食店においてQSCとは飲食店経営の基本中の基本であり、飲食店を長く経営するには不可欠な要素となっています。 これは、単純に美味しい料理を出して、親切な接客をして、清潔な店内で食事をして頂くことに尽きるものなんです。 しかし、この…

立て直し

立て直しは土台から直せ! 飲食店経営を改善したいとの相談を非常に多くいただきます。 多くは売上を上げる方法や集客のアイデアがほしいなど、対処方法を求めるものばかりです。 そういう案件はほとんどお断りさせて頂いてます。 それは売…

評価

評価は結果だけにこだわるな! 部下を評価する場合、結果評価とプロセス評価があります。 プロセスとは目標を達成するための行動をその過程を評価することです。 ただ、結果だけをすべての部下で評価すると、部下のモチベーションにつながらず、部下の成長を…

モノマネ

モノマネな店を作るな! 飲食業界は他社の料理をマネしても法的に問われることはありません。 ちなみにロゴや店名は訴えられる可能性はあります。 最近は少し上手くいってる店舗の料理をマネする会社は少なくありません。 いきなりステーキでも、注文の仕組…

老舗

老舗も安泰の時代じゃない! 昔の飲食店は高級店と庶民のお店とはっきり線引きができていました。 だから、あまり高級店に行くのは誰か偉い人に連れて行ってもらわないと中々自分から利用することはなかったと思います。 でも、最近は飲食店の経営が厳しくな…

多店舗化

多店舗化を目指せ! 飲食店の多店舗化が難しい会社には、ある一定の理由があります。 それは経営者自身の飲食店経営に対する想いや考え方です。 そのひとつ目は、やはり事業に対しての理念や哲学がないことです。 実際、経営理念を掲げていても他の会社の受…

飽きる

お客様を飽きさせるな! 飲食店を経営してて、中々売上が上がらないと「以前来店してくれてたお客様はなぜ最近来店してくれないのか?」と思うものです。 お客様が来店しなくなる理由の90%は「理由がない」ということなんです。 つまり、なんとなく行かなか…

プロの客

プロの客になれ! 飲食店経営を失敗する原因は様々であり、一概にどうすれば良いとか何をすべきかを一言で言うことは出来ません。 しかし、失敗するお店の大半が原理原則に従った店舗運営が出来ていません。 つまり、原理原則つまり人として正しい飲食店経営…

お金の感覚

お金の正しい感覚を持て! 経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。 そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。 売上金の「お金」は経営者の「お…

店内心理

顧客心理学講座 第16章 店内心理対策編 店内でのお客様の心理は二面性があることを理解するんです。 お客様によっては、かまってほしい、話しかけてほしいという人がいます。 逆に、ほっておいてほしい、話しかけないでほしいという人もいます。 お客様が満…

あきらめない

飲食店経営をあきらめるな! 統計によると今年上半期の飲食店の倒産が過去30年で最多になったことがニュースになりました。 私のような仕事の人間からしたら、倒産になる前にもっとやれることはなかったのか? もっと状況に抗ってやれなかったのだろうか? …

コミュニケーション

コミュニケーションで大切なこと ある調査で上司と部下のコミュニケーションの実態が記されていました。 上司に対して「部下とコミュニケーションが取れているか?」 取れている87%取れていない13% 部下に対して「上司とコミュニケーションが取れている…

小手先

問題を小手先では解決するな! 経営してると毎日あらゆる問題が起きるものです。 すぐに解決するものから、経営を危うくするような大きな問題から様々なことが起きます。 経営者はそういった問題に対して決断するのも大切な仕事のひとつです。 ただ、問題に…

ブーム

ブームに流されるな! ファッション業界も最近はブームや流行の流れが早く、流行ってもすぐに廃れるといいます。 飲食業も同じように、今までにないようなお店ができて流行ってもすぐに廃れます。 理由の1つは、流行るお店が出来るとマネする店が増えて、そ…

丸投げ

部下に丸投げでは上司失格 部下は信用すべきですが、信頼してしまってはダメです。 つまり部下は信じて用いることが大切です。 ただし信じて頼ってはダメです。 いわゆる丸投げ状態ではダメと言うことなんです。 場合によっては,失敗して痛い目に合うのも成…

心をつかむ

部下の心をつかめ! 弱さや失敗談をありのままさらけ出すことが、部下の心をつかむんです。 弱みを隠して、強さばかり目立っても部下が付いてくるわけではありません。 そうであるならば、自分の弱みを自分から素直にさらけ出したほうがよっ…

料理提供

顧客心理学講座 第15章 提供心理対策編 料理が提供される際のお客様の心理は注文した料理が忘れられていないかどうかに尽きます。 飲食店の料理提供は最長でも、10分以内に提供されなければなりません。 ただ、実際には5分から7分で提供されることが理想です…

宝の持ち腐れ

人材を宝の持ち腐れにするな! 日本は不景気になってから、リストラと称する不当な扱いや解雇する会社が後を立ちません。 解雇しなくても飼い殺しのような部署に追いやり自分から退職を待っています。 リストラは会社にしたら、会社を守るために必要な政策と…