成功する飲食店はブラック企業を脱却する
先日のガイアの夜明けの「残業を減らす!45時間の壁」シリーズの中で大戸屋の社長が、残業を減らすことができない3人の店長たちを指導して、働き方を改革していくという姿に密着をした内容でした。
私自身、日本マクドナルドの店長として勤務した経験から非常に興味を持っていましたが、残業を減らすことを店長の力量に頼ってるところに違和感を感じました。
マクドナルドでも、私が入社した頃も残業が多い傾向にはありましが、
基本的には店舗運営の中で拘束時間と休憩はシフトに組み込まれており、それを延長した残業は余程の繁忙日でない限りありませんでした。
それに比べると大戸屋は店長の采配に任されているということは、会社としての勤務体系がシステムとして完備されてなかったと思います。
勤務体系が整っていないことは中小の飲食企業によくあることですが、結局利益優先で店舗経営が考えられている証拠なんです。
だから、まず企業としての収益体質と人件費の兼ね合いをしっかりとしたシステムとして構築することが大切であり、それを解決しない限りブラック企業のレッテルははがすことはできません。
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