リーダーの正直さが部下を守る
部下の報告を受けても、リーダーが自分で対処しようとして結局対応が遅れることは少なくありません。
これは、悪い言い方である隠蔽の一種であり、部下を守るのとはまったく逆の行動なんです。
部下よりもリーダーとしての自分を守ろうという姿勢が後で大きな問題を引き起こします。
リーダーがふだんから、起こった問題について早め早めに上司に報告し、大事になる前に対処する姿勢を示していれば、部下も「問題は早めに報告したほうがいいんだ」と学びます。
それがひいては、部下自身を守る行動へとつながっていきます。
部下を守るための行動は、文言にすればとてもシンプルなものですが、実行に移すのは難しいことなんです。
部下を守ることを実行するためにはまず、リーダー自身が常に、問題やトラブルに対して正直であることが求められます。
部下を守るための第一歩は、リーダーが正直であることから始まります。
そして、リーダーの正直さがリーダー自身の身も守ってくれるんです。
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