大手チェーンの劣化
ここ最近、大手の某回転寿司チェーンの経営者が逮捕されたり、別の回転寿司チェーンがおとり広告や食品偽装で問題になったり、某ステーキチェーンの福袋のクーポンの利用条件が厳し過ぎると非難されるなど、大手としての危機管理が機能していないと思われます。
経営者が逮捕された件は以外の問題は、現場の店長でも簡単に気付くような幼稚な問題です。
つまり、いかに現場店長の上司に当たるような本部の人材が劣化しているかなんです。
これは、大手チェーンでありながら、人材育成を怠ったことが原因だと思います。
飲食業において大手に成長していく段階では、現場店長の育成だけでなく、店長を指導するスーパーバイザーやエリアマネジャーの育成も同時に行わないどんな、飲食チェーンとしては機能しないんです。
大手チェーンが転落していく原因は、経営者のビジョンの中に組織の各階層での教育システムや評価システムが確立してなかったことです。
店長なのに店長の能力のない者、エリアマネジャーなのに店長の能力しかない者、部長や取締役なのにエリアマネジャー程度の能力のない企業では、現場で働く一般社員やパートアルバイトは不幸です。
ただ、店舗が増えただけで成功企業とみなしてはならないんです。
そういった飲食業の特質をメディアも理解して発信すべきなんです。
間違った発信をしたメディアは信用をなくすことを忘れてはならないと思います。
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