飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

店の評判

外注で店の評判を落としてない?

 


以前、デリバリー業者U社の配達員の交通事故などが問題になったことがありました。

 


実際、裁判沙汰になっているケースもありますが、U社は配達員は個人事業主で雇用関係はないと逃げていたことが報道されていました。

 


被害にあった人は、U社と配達員を相手に告訴しており、一見配達を依頼した飲食店は関係ないように思われます。

 


しかし、お客様にとってはU社も配達員も飲食店も同じように見ていることを忘れてはいけません。

 


配達途中で交通事故にあった場合には、当然配達も遅れたり、配達できない状況もあり、お客様にご迷惑をかけることに変わりはありません。

 


お客様からしたら、U社も配達員もその飲食店も同じ当事者なんです。

 


本来はお店自身で配達すべきところを外部に委託しただけなのでお店にも問題あるとみなされますし、道義的責任は発生するのではないでしょうか?

 


確かに便利なシステムであり、お店からしたら大した労力もなく売上を上げられるので、利用したくなるとは思いますが、U社に不快感を持つ人も増えており、飲食店にとっての評判に影響することは避けられないと思います。

 


最近は色々なデリバリー業者が増えていますが、安易に外注で業者を使ってお店の評判を落とすことのないようにしてほしいと思います。

 


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特別扱い

ナンバー2を特別扱いせよ!

 


社長は、常にナンバー2を特別扱いし尊重しなければいけません。

 


ナンバー2を他の社員と同じように扱っていて、ナンバー2としての自覚を持てと言われて、自覚なんか持てる訳がありません。

 


社長はナンバー2を社員の一人として見るのではなく、ナンバー2として扱い、特別扱いをする必要があります。

 


たとえ、副社長や専務などの役職を付けたとしても社長の扱いが変わっていなければ、本当のナンバー2とは言えません。

 


重要なことはナンバー2だけを呼んで相談しなければいけません。

 


たとえ、その時に的外れつなとんちんかんな答えが返ってきたとしても、社長の結論とそこに至った理由を、ナンバー2が納得いくまで説明することです。

 


特に会社の方針を伝える際には、時間をかけて理解してもらえるように話をする必要があります。

 


こういった過程無くしてナンバー2との意思疎通はありませんし、ナンバー2として成長するはあり得ません。

 


この時にもし、これは俺が決めたことだから、というトップダウンをした瞬間、ナンバー2は永遠に口を閉ざすでしょう。

 


だから、社長はナンバー2を特別扱いすることが会社の発展につながっていくんです。

 


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ネガティブとポジティブ

ネガティブに準備してポジティブに行動

 


経営に大切なことは「準備」です。

しかし、世の中の経営者で、この「準備」を甘く考えている人は少なくありません。

 


「準備」には資金としてのお金の準備は当然の事ですが、また人材としての人の確保や育成も含まれています。

 


もうひとつ大切な「準備」は、経営者自身の能力向上のことであり、特に世の中の流れを察知する情報収集能力です。

 


そして、これらの「準備」をネガティブにもっともっとと求め続けることです。

 


これくらいでいいか?

とポジティブに捉えると必ず失敗します。

 


とにかく「準備」は、徹底的に行うことです。

 


できる経営者はいつも不安です。

やってきた「準備」が足りているか?大丈夫か?と不安に思っているものです。

 


その不安は、経営者をやっていたら無くならないかもしれませんが、とりあえず自分が思い描いた「準備」ができたら、あとはポジティブに行動するだけです。

 


その行動で失敗しても、すべて自分が責任を負う覚悟でやるべきなんです。

 


それが真の経営者と言えます。

 


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職人になるな

経営者は職人になるな!

 


飲食店を開業する人で、シェフや料理人を経験してきた人は少なくありません。

 


自分が培った経験から、その料理さえ出せば繁盛店が出来ると思っているからです。

 


しかし、そういう人が開業して2年以内に廃業するケースが多いことも現実なんです。

 


それは、飲食店を経営するにあたっては料理が出来ることはほんの一要素でしかないことに気づかなかったからなんです。

 


また、自分の料理に自信を持ち過ぎるがために自分中心になり、お客様不在の思考になってしまったからなんです。

 


経営の基本は、お客様が商品やサービスを気に入って代金を支払うことで成り立つものです。

 


その基本を忘れてしまい、自分の料理さえ出せば簡単にお客さんが来店してお金を払ってくれると勘違いするから廃業して失敗者になるんです。

 


経営者は、以前にどんなに優秀な職人であっても、開業した時点で経営者にならなければいけません。

 


お客様にとっての価値は、目の前に出てきた料理や体験したサービスでしかありません。

 


そのお店の経営者がどんな経験をしていようがまったく関心がありません。

 


だから、常にお客様を向いた経営を続けることを大切にしてほしいと思います。

 


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ラーメン店

ラーメン店の原点とは?

 


今回のコロナで影響を最も受けて廃業しているのはラーメン店だといえます。

 


元々ラーメン店は、単品商売であり基本のラーメンに人気がないと、それを取り戻すための選択肢が少ないために、開業してすぐに廃業する店舗は少なくありません。

 


特に最近のラーメン業界は高単価化が進み1000円を超えるラーメンも少なくありません。

 


日本人にとってラーメンの1000円という価格はどんなに高い原材料で多くの手間をかけようが、高いと思う客がほとんどだと思います。

 


ラーメンはいつの間にか、安く庶民の食べ物であったものが、こだわりを強く出すあまりスープや麺や焼豚など材料費が上がり、高単価にならざるを得ない状況にもなりました。

 


ただラーメンはこだわりを強く出してテレビや雑誌で紹介されて一時的に繁盛しても、流行りのようにすぐに忘れ去られて、売上が落ち経営に行き詰まっていくお店が後を断ちません。

 


そして、コロナにより更に経営状況が悪くなり、廃業しているラーメン店が増えているのです。

 


あまりに過剰になり過ぎたこだわりよりも安くて美味しいというラーメンの原点に戻ることが必要な時代になっていくと思います。

 


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頭を下げる

頭を下げる覚悟を持て!

 


上司はお客様と部下に頭を下げる覚悟がなければ上司は辞めるべきです。

 


お客様は商品を買ってくれる存在であり頭を下げるのは当たり前です。

 


でも、それ以上に大切なことが部下に頭を下げる覚悟なんです。

 


部下は自分の指示に従ってくれて、指示通りに働いてくれる仲間です。

 


仲間や家族のように大切に思わない限り、心から指示に従ってくれる部下はいません。

 


しかし、世の中の多くの「上司」と称する人たちは、自分の肩書きだけに甘え、部下からの信頼を勝ち取ることもせずに、ただ命令を下すだけなんです。

 


本当の成功者は、常に謙虚でありお客様や部下に頭を下げることを厭わないものです。

 


それで人間として信用を勝ち取り、上司としての信頼を勝ち取ることが出来るのです。

 


上司、特に上に成れば成るほど謙虚でなければいけません。

 


どんなに能力の高い人間でも1人で事をなすことは出来ないからです。

 


だから、上司は誰にでも頭を下げる覚悟を持って自分の役割を遂行してほしいものです。

 


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やる気

やる気をあてにするな!

 


リーダーが部下のチームをまとめる時に部下のやる気をあてにすることは少なくありません。

 


そのために、自分の成功体験を誇らしげに語るリーダーも多いと思います。

 


しかし、やる気は人それぞれであり、リーダーの成功体験も受け取り方も人それぞれなんです。

 


リーダーの成功体験は逆に拒否反応を示す部下もいて逆効果になることも多いと思います。

 


逆効果では、リーダーの言うことすべてに反発を抱くこともあり、部下のやる気を引き出すために、自分の成功体験を持ち出すことはおすすめしません。

 


部下のやる気に期待するのではなく、自分が期待する仕事をしてもらえるように仕組みを作ることがリーダーの役割なんです。

 


部下にやる気が見えなくてもいい。

目立つ部下にならなくてもいい。

 


ただ、部下が正しく成果を上げられ、それが正しく評価される組織にすることが大切なんです。

 


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