飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

値引き

値引きで価値を下るな! 知り合いだからとか、常連客だからと言ってサービスのつもりで値引きするとお店の価値を下げます。 つまり、安易に値引きすることで「簡単に下げられる」と思われ、定価が意味のない価格と理解されてしまいます。 もし、お客さんから…

独裁

独裁とワンマンの違い 独裁者は自分の事しか考えておらず、自分さえよければ従業員の事なんかどうでもいいと考えている人間のことです。 それに対してワンマンと呼ばれるような経営者は威張ってはいますが、会社や従業員の事はよく考えており他人の意見には…

意識

店長に必要な意識 飲食店店長にとってもっとも重要な意識とは、店舗に必要なすべての仕事はすべて店長である自分の仕事だと思うことなんです。 お客様への接客も清掃も、店によっては調理もすべて店長が行うべき仕事だと意識することです。 それらすべての仕…

マネジメント

マネジメントの目的 マネジャーという言葉はよく使われると思います。 芸能人のマネジャーというのはその典型かもしれません。 このマネジャーつまりマネジメントを行う人とは何をする人なのか? 簡単に言うと、マネジメントとは設定した目標に沿って組織を…

役割

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑧ 第8章ナンバー2育成と後継者育成 キーワード「役割」 ナンバー2育成や後継者育成については組織の「役割」を明確にすることが大切なんです。 真のナンバー2は、役職が副社長や専務がついてあるからと言っ…

否定

部下を否定するな! 自信がない上司は、上に立つ立場として、何か言わなければいけない。 という心理が生まれるものです。 そういう場合に、過剰に否定的に部下を従わせようとしてしまうんです。 自分のほうが上だから、相手にケチをつけたいという心理は弱…

選ぶ

リーダーは部下が選ぶ リーダーを選ぶのは誰か? 表面上はチームのリーダーとしてトップや経営者が選ぶことになります。 しかし、チームをまとめることにおいてリーダーは部下から認められることが必要になります。 つまり、本物のリーダーとして部下が選ぶ…

隠蔽

トラブルを隠蔽するな! 部下からトラブルの報告を受けても、リーダーが自分で対処しようとして結局対応が遅れることは少なくありません。 これは、悪い言い方である隠蔽の一種であり、部下を守るのとはまったく逆の行動なんです。 部下よりもリーダーとして…

観察眼

店長は観察眼を磨け! 飲食店店長の仕事は、お客様に満足していただき、結果として売上を上げて利益を確保することです。 お客様満足のためには、お客様の来店からお帰りになられるまでの一連の流れを仕組み化して、いつどのようなお客様が来店しても同じよ…

右往左往

経営者は右往左往するな! 何かトラブルが起きたときに右往左往する経営者は少なくありません。 また、流行りに流されるだけの意思決定をして、うまくいかなければ、あっさり方針を変えたりして部下を 振り回します。 重要な局面で、根本となる考えを持って…

守る

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑦ 第7章トラブルと危機管理 キーワード「守る」 この「守る」は、自分の立場を守るような自己保身のことではありません。 正反対のお客様やスタッフを「守る」ということなんです。 特に、今回のコロナ禍ではスタッフの生活を…

心の柱

心の柱を持て! 今回のコロナ禍のように世の中は、日々刻々とカタチを変えて経営者に色々な決断を迫ってきます。 経営者は「欲」と「恐怖」の間で決断し行動し、社員に実行させ続けることが宿命なんです。 現在、経営者として重責を担っている人やこれから経…

温度

温度にこだわる お客様満足度をアップさせるには、商品力や商品の質を維持・向上させることがとても重要です。 その中でも温度というのはとても大切な点なんです。 飲食店では昔から、「熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たいうちに」というのは、よく言…

失敗

失敗はマイナスではない 失敗=マイナスという考えが負の連鎖を生みます。 ミスや失敗を繰り返している人や組織においては、ミスや失敗は「単なる叱責や落ち込みの原因」「単なるマイナス」でしかありません。 ただのマイナスとしてしか位置づけられなかった…

叱り方

良い叱り方をする 叱ることは1つに絞ることが必要です。 ここぞとばかりに2個、3個と叱ることが増えると、何について叱られているかがわからなくなります。 あれこれと指摘したい気持ちはわかりますが、しっかり整理して今日はこの点を叱るという指摘事項を…

目的意識

目的意識を持て! ビジネスマンとして携わる業務などには目的と目標があります。 そして、それを達成させるためのプロセスを明確にすることが必要となります。 ただ漠然と与えられた指示通りに行動するだけではビジネスで成功することはできません。 なぜ、…

関心

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑥ 第6章人材募集と採用・人材育成 キーワード「関心」 飲食店はコロナの前から人手不足で苦労していたと思います。 私も人材採用についてご相談を良く受けています。 たしかに、人手不足は飲食店だけではなくど…

好奇心

部下の好奇心を刺激しろ! 個人の多様性が認められる時代になってきました。 したがって、組織に従属する人材は少なくなっていき、組織を守るための意識は希薄になり、部下に対して出世を餌にして叱咤激励しても、興味を持たない部下は少なくありません。 そ…

経営資源

経営資源を生かす 経営資源とは、ヒト・モノ・カネ・などを言います。 経営とは、これらの資源を有効に活用して、それぞれの組織やチームが成果を上げる活動を行うことなんです。 それぞれの組織やチームの規模の違いや資源の規模にも違いはあるもののどんな…

対話力

リーダーは対話力を上げろ! 現在では、カリスマ型経営者は非常に少なくなってきました。 一時的にカリスマと言われた経営者もその職を追われている人も少なくありません。 以前のように、企業を取り巻く環境の変化が緩やかな時代なら、向かうべき方向は明確…

叱ると怒る

叱ると怒るの違い 叱るには部下の成長を促す目的があります。 部下のできていない点や改善すべき点を指摘し、今後に活かして成長してもらいたいと思って叱るんです。 しかし、怒るはそういった目的はありません。 ただ感情をぶつけるだけです。 この違いを明…

使命感

使命感を勘違いするな! 経営者の方に使命感は何ですか?と聞くと中には「もっと知名度を上げる」とか、「業界で一番有名になる」とか、「売上何億円にする」という言葉が出てくる方がいます。 でも、それは使命ではありません。 使命とは「社会のお役に立て…

意識改革

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑤ 第5章経費削減 キーワード「意識改革」 経費削減というと、多くの店長や経営者は人件費削減から手を付けようとします。 たしかに、店長が管理できる一番大きな経費が人件費であることは間違いありません。 しかし、人件費は…

部下を成長させる

リーダーは部下を成長させろ! リーダーシップ論ではモチベーションという言葉が良く出てくると思いますが、リーダーの役割は部下のモチベーションを上げることではありません。 部下を成長させることが非常に重要な仕事だということを理解することです。 つ…

質問力

質問力を発揮する 質問力を発揮することは、上司の頭の中と部下である自分の頭の中を同じイメージにするということなんです。 上司が求めるアウトプットイメージとギャップがないように、対話を通じてイメージの統一をするんです。 この質問を中心とした上司…

顧客意識

顧客意識を持て! 顧客意識とは、顧客つまりお客様の立場や目線に立って物事を捉えて考えようという意識です。 ビジネスに限らず社会貢献活動などにおいても、必ずと言っていいほど、何らかのかたちで、顧客と言える相手は存在します。 自分のアイデアや企画…

改善意識

常に改善意識を持つ 改善意識とは、現状に満足することなく今よりももっと良くする方法などはないか、という意識を持つことです。 この方法しか考えられないとか今までこの方法でやってきたから、などと言って現状に満足してしまう人は少なくありません。 で…

バランス

「飲食店店長の教科書」プチ解説④ 第4章売上・利益、資金繰り キーワード「バランス」 この章では、単に売上を上げる方法や利益を増やす方法を書いているわけではありません。 それよりも、売上はお客様が満足した結果であり、利益は売上に応じた経費の使い…

お金では幸せになれない

お金では幸せになれない お金は投影物に過ぎません。 お金持ちになる人は、商売がうまいのではなくて、自分自身を上手に使えたからお金が集まってきたんです。 現代ではすぐに結果を求められ、人と競争をさせられて、優劣の烙印をすぐに押されるようなせちが…

リーダーは信念を持て

リーダーは信念を持て リーダーがよく考えずに、思いつきで口に出したことは、部下に必ず見抜かれてしまいます。 上司の命令を部下が素直に聞かないとしたら、それは部下が悪いのではなく、上司の言葉に、信念と誠実さが足りないからなんです。 リーダーが思…