飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

価値を提供し続ける

価値を提供し続ける 飲食店はお客様に付加価値を提供しています。 同じ料理なら、材料をスーパーで購入して自宅で調理すれば安く済みます。 自宅で作らなくても、スーパーで惣菜を購入しても同じ料理を食べることはできます。 最近は、ウーバーイーツなどデ…

気付きを養う

気付きを養う お店のさまざまな問題に気付くためには見る目を養うことが必要です。 それは自分自身の基準が低いとお客様から見たら問題であっても、見過ごして結果的にお客様に不快な思いをさせてしまうことになってしまいます。 だから、自分の飲食店におけ…

人が人を育てるのではない

人が人を育てるのではない 「上司が部下を育てる」と言いますが、実際には人が人を育てるのではありません。 人、つまり上司ができるのは「人が育つ環境を用意すること」だけなんです。 また、一番ダメなのは、上司が若い頃にやってきたことを、そのままやる…

これから必要な創造力とは

これから必要な創造力とは 多くの企業で将来のビジョンを掲げていると思います。 これまでは、ビジョンに向けて順調に企業活動を行なってきたと思います。 しかし、今回のコロナ禍によりビジョンが絵に描いた餅のように有名無実化しているのではないでしょう…

部下を幸せにするリーダーとは

部下を幸せにするリーダーとは リーダーのスタイルは様々あります。 今まで多いリーダーのスタイルは、組織の規則やルールに則って部下を動かすような管理的なリーダーだと思います。 しかし、これからの時代は会社や組織自体が安定せず、先行きが見えない状…

資格は経営の役に立たない

資格は経営の役に立たない 飲食店経営の資格というと調理師免許が一番に思い浮かぶと思います。 調理師免許は調理師専門学校を卒業するか、飲食店で2年の実務経験があれば調理師試験の受験ができ、合格すれば得られます。 一般の方は、この調理師免許が無け…

経営者は評論家になるな

経営者は評論家になるな 評論家は、その人の経験から得られた考え方や知見を客観的に言うことが多いと思います。 でも、評論家には発言した内容には責任がありません。 経営者の中には、自分の会社を評論家のように発言することは最近増えています。 しかし…

コミュニケーションを勘違いしない

コミュニケーションを勘違いしない 多くの上司は、コミュニケーションは部下との人間関係を作るためのスキルであることを知っています。 しかし、実際にコミュニケーションに時間を割くのは、部下よりも上司に対してがほとんどなんです。 つまり、コミュニケ…

後継者への取り組み

後継者への取り組み 後継者は中小企業の永遠の問題だと言われています。 中小企業で後継者が育っていないと、その経営者がいないと経営が成り立たないという状態になり、会社を続けることが不可能になってしまうからです。 中小企業は大企業とは違い、会社の…

楽天的思考を持て

楽天的思考を持て コロナ禍で、ほとんどの人が先の見えない世の中に不安を抱えていると思います。 特に、飲食業は倒産が一番多く、経営が続けられるか不安でいっぱいだと思います。 でも、不安に思ってても、どうかなるものではありません。 それよりも、「…

不完全を認める

不完全を認める リーダーや上司は、部下を育てようとして、短所や欠点を注意することが多いと思います。 ただ、その際に大切なことは「◯◯だから、お前はダメなんだ!」 「お前の性格を変えろ!」というように人間性まで含めて全部否定する上司は少なくありま…

嫌われ者が救世主になる

嫌われ者が救世主になる 今回のコロナで、経営不振に陥った企業は少なくありません。 その多くが資金繰りに苦しんで経営の継続を断念したことです。 他には、資金繰りは給付金や特別融資で生き残ることは出来たのに、経営を断念したケースがあります。 こう…

正論だけでは人は付いてこない

正論だけでは人は付いてこない 経営を成功させるには、自分とは異なる主張を持ち、しばしば意見が対立するような人材を好んで周囲に置くことが必要なんです。 イエスマンを重用しても、競争には勝てないんです。 社長である自分の意見に正反対の意見を厳しい…

素直さが大切

素直さが大切 松下幸之助氏は「人が成功するために、1つだけ資質が必要だとすると、それは素直さだ」と言っていました。 素直な気持ちで、相手をあるがままに見ているかどうかが大切なんですが、頑固な人はこれがうまくいきません。 素直な気持ちを持ってい…

ナンバー2は社長の翻訳家

ナンバー2は社長の翻訳家 ナンバー2は、社長と社員の翻訳家にならなければいけません。 例えば、『社長がこう言っていた』というような伝書鳩の人間はナンバー2ではありません。 社長の言葉を、社長の想いや意図を正しく理解することが必要なんです そして…

目の前の仕事を大切に

目の前の仕事を大切に 今ある目の前の仕事をしていると「慣れ」と「飽き」がきて、いずれつまらなくなるものです。 「慣れ」が過ぎると仕事自体が雑になり、いい加減な仕事で満足してしまいます。 また、「飽き」が過ぎると転職を考えたり、経営者だと別事業…

温かいものは温かいうちに

温かいものは温かいうちに 飲食店の一番の基本は、提供する料理を温かいうちに召し上がっていただくことです。 コロナの前から、この基本は変わっていません。 しかし、今回のコロナで店内飲食では感染リスクが大きく、また一部の飲食店で感染が広がるなど風…

組織から個人の時代へ

組織から個人の時代へ 日本人は昔から終身雇用や年功序列を当たり前のように受け入れてきました。 だから、学校を卒業したら会社や役所に入ったら定年まで働くことを人生の既定路線のように歩むことを疑問を持たずに生きてきました。 しかし、バブル崩壊やリ…

正しい道を行く

正しい道を行く 今の世の中は、何が正しくて何が間違っているのかさえ分かりにくい時代になってきました。 国や政府、自治体が信じられないだけでなく、自粛警察と称して自分が正義だと信じるわけの分からない人間をも生み出しています。 他の人間が信じられ…

逆境の中で成長する

逆境の中で成長する 人間は逆境の中で成長するものです。 成功した人で、最初から順調に成功した人はいません。 失敗などの逆境になると、人間はそれに立ち向かうために知恵を出します。 その知恵こそが、理解力や想像力を身につけていくのです。 それが人間…

まずは自分から

まずは自分から 今世の中が「他責化」が進んでいるような気がします。 「他責化」とは、他者や他人に責任を押し付けることが常態化することです。 最近は、コロナで国や県の対策に苦情を言っている経営者は少なくありません。 たしかに、国の感染対策や経済…

アドバイスはするな

アドバイスはするな 部下を育てようとあれこれ指示することが、却って部下のモチベーションを下げていることがあります。 自分から動く人になってもらうには、リーダーが「自ら動かなくては」と部下に思わせる環境を作ることが大切なんです。 でも、指示や命…

成功したければ失敗しなさい

成功したければ失敗しなさい 誰も失敗しなければ、自分の能力や実力が分からないものです。 でも、人は失敗を怖れて踏み込めないことが多いものです。 それは、失敗をしたときに自分のプライドをなくしてしまうからです。 自分の夢を本当に追いかけたいなら…

経営者は自ら襟を正せ!

経営者は自ら襟を正せ! 経営者は得てして、出勤時間がルーズになり、遅刻してもなんとも思ってない人が少なくありません。 でも、部下の従業員は経営者のそんな姿をちゃんと見ています。 それを批判することはなくても、この社長はこういう社長なんだと烙印…

熱意だけは忘れない

熱意だけは忘れない コロナの広がりが止まりません。 特に、飲食店経営は大打撃を受け、いつ終わるともしれない危機に日々晒されています。 それまでは、一生懸命に経営していれば、報われることも多かったと思いますが、最近は一生懸命にやっても報われない…

親しき仲にも礼儀あり

親しき仲にも礼儀あり 人は付き合いが長くなればなるほど相手に対しての要求が大きくなっていきます。 最初は、相手の言動や行動に注意しながら、相手の顔色を伺いながら人間関係を深めていきます。 でも慣れるに従って、自分を分かってくれると勝手に判断し…

平凡が大切

平凡が大切 今回のコロナの影響により、平凡だった日常を失った人がほとんどではないでしょうか? 特に、飲食店経営者にとっては、いつ終わるやもしれない日常が続いています。 もう限界を迎えているお店も少なくないと思います。 なんとか生き残っているお…

なすべきことをなす

なすべきことをなす 現在のようなコロナウイルスの影響による不安、また仕事への焦りや売上減の恐れにとらわれて、自分を見失う経営者は少なくないと思います。 このような状況で、一発逆転のような妙案ばかり考えたりして、今やるべきことを疎かにしてはい…

弱者には傘を差し出す

弱者には傘を差し出す ドラマ「半沢直樹」が好調ですが、その中で銀行は「晴れの日に傘を差し出して、雨の日には傘を取り上げる」つまり、経営が上手くいってる時は融資をして、経営が悪化すると融資しないと言われています。 これは、銀行だけでなく、政治…

組織のバランスを崩さない

組織のバランスを崩さない 企業が発展するには組織化が必要です。 人が居れば組織になるわけではありません。 それぞれに役割があり、その役割をそれぞれが果たすことで組織になるんです。 社長は経営者としての役割、副社長はナンバー2としての役割、現場の…