飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

わざわざ行きたい

わざわざ来たい店を作れ! コロナ禍でお客様が飲食店に求める理由が変わってきました。 コロナ前であれば、お腹が空いたから、時間が空いてるから、仕事終わりに軽く一杯など、たまたま通った場所にあった飲食店に入ることは多かったのではないでしょうか? …

一号店

全店が一号店のつもりで出店せよ! 飲食業の成功というと、多店舗化、チェーン店化、海外展開などをイメージします。 しかし、急激に拡大を続けられる企業はほとんどありません。 それは、店舗数を増やすことと企業としてのレベルアップとはギャップがあるの…

再現性

再現性を高めろ! 飲食店はお客様に毎回高いレベルの料理やサービスを提供しなければいけません。 来店するたびにレベルが変わっていたらお客様からの信頼は失ってしまいます。 だから、お店のコンセプトを決めたら、それに合わせてQSCレベルを決定して、全…

メディア

メディアに振り回されるな! 最近は大食い、デカ盛り、激安などのテレビ番組が非常に多くなっており、あたかも飲食店経営の流行りと思われています。 しかし、過去の例からもメディアに取り上げられても廃業に追い込まれたお店は少なくありません。 私自身、…

約束

約束を守ることの意味 この約束を守ると言う意味はいくつかあります。 ・時間を守る ・スタッフとの約束 ・お客様との約束 ・自分との約束 時間に関しては、基本中の基本なので、プライベートではルーズであっても仕事で時間を守るのは当たり前で、普通の店…

過去の栄光

経営者は過去の栄光を忘れろ! 起業する経営者のほとんどは、社員時代の実績など過去の栄光を頼りに独立します。 当然、社員時代の経験は起業の際に役に立つことは間違いありません。 だから、起業当初は過去のやり方ど顧客も獲得でき、売上もそれなりに上げ…

飲食店の価値

飲食店の価値を見直せ! 飲食店の価値とは、その時、その場所に行かなければ味わうことのできないことであり、これからはその価値をいかに高めるかがそれぞれの飲食店の課題になります。 これからは、料理やサービス、空間の価値だけではなく、そこで生まれ…

聞く耳を持つ

リーダーは聞く耳を持て! 聞く耳を持つとは、自分の能力と限界を知る人だけができることです。 特に経営者で成功する人は必ず持っているものです。 他人の意見に耳を傾ける 他人の批判を素直に受け入れる それができる経営者は多くはありません。 しかし、…

新人スタッフ

新人スタッフを心から歓迎せよ! 最近の飲食店の80%は人で困っています。 いくら求人広告を出しても採用はおろか応募もなかなかない状況であり人不足で廃業する店舗も少なくありません。 幸運にも採用できた新人スタッフを、ただ現場に放り込むだけでろくな…

案内心理対策編

顧客心理学講座 第13章 案内心理対策編 案内時のお客様の心理は、「どんな席に案内されるのだろう?」や「隣りに変な人がいないかなぁ」といった不安感になります。 お客様の不安を解消するのは、個室が一番ですが、個室がない場合にはあらかじめお客様にど…

人間くささ

「人間くささ」こそが人望を生む うまくいかない上司の典型は、ひとことでいうと「人間くさくない」ということ。 従業員満足度の調査で意外とスコアが低く出るのは、このタイプがリーダーの組織です。 初めて役職が付き、肩に力が入っているという場合もあり…

右往左往しない

日々の売上で右往左往するな! コロナで時短要請や休業要請された飲食店は相当な売上減少になったと思います。 要請がない地域でも、コロナにより集客は落ち込んでいたのではないでしょうか。 でも、こういう状況は誰かに責任を追える訳でもなく経営者とした…

お客様の感情

お客様の感情に寄り添え! お客様がお店を評価する際に感情に大きく左右されます。 楽しい!嬉しい!美味しい!など 感情表現で良い店かどうかを表します。 逆に悪い店でも、不味い!腹が立つ!二度と来たくない!など 感情で判断します。 だから、お客様に…

BGM

無意識の満足をBGMで、、 ほとんどの飲食店ではBGMの音楽を流しています。 多くはお店のコンセプトや業態に合った曲にしていると思いますが、中には今の流行りの曲を流したり、オーナーや店長の趣味の音楽を流している場合も少なくありません。 BGMという…

新しい体験

お客様に新しい体験を、、 飲食業界は、今まで色々な店舗を開発してお客様に新たな体験を提供してきました。 今は当たり前の回転寿司は新たな発想のお店として瞬く間に全国に広がるとともに、その姿も変わり続けています。 また、現在は下火になった「俺の、…

お金を追いかける

お金を追いかけるな! 仕事で得るお金とはお客様が喜んだ結果だと言うことを忘れてはいけません。 サラリーマンであっても経営者であっても、自分の仕事に関わるお客様の満足があって初めて得られる対価がお金なんです。 しかし、多くの経営者はその基本を忘…

入口心理対策

顧客心理学講座 第12章 入口心理対策編 第2章の入口の際のお客様の心理から具体的な対策を紹介します。 第2章でも入口が空いた瞬間に挨拶をすることが大切だということを話してきました。 そして、挨拶の基準が3秒だと言いましたが、これが忙しい営業中には…

初来店のお客様

初来店のお客様を大切に、、 飲食店で初めて来店されたお客様が2回目に来店する割合は2割です。 それだけ、リピートしていただくことは大変なんです。 ダメな飲食店は常連客に対して友だちのような扱いをして、初めてのお客様には他人のような感じで接するも…

自分の能力

自分の能力を自覚せよ! 飲食店経営者は専門家に相談することが少ないんです。 それは料理を作れたり、接客経験があるだけで、自分が専門家だと思っているからなんです。 だから、廃業する人があとをたたないんです。 それは飲食店の現場経験と飲食店経営と…

どんぶり勘定

どんぶり勘定になるな! 個人の家計でもよく聞かれる“ どんぶり勘定”。これが仕事の場でも行われているとすれば、もはや致命的です。 キャッシュフローをまったく把握していない、ということなんですね。 でも、実はこうしたダメな飲食店経営者が意外に多い…

権力を振りかざす

権力を振りかざすな! 権力を振りかざすと道を間違えるものです。 権力とは、その力でお客様と従業員を幸せにするためにあるのです。 多くの経営者は、権力は自分の力だと錯覚しています。 でも、その権力=役職は期待して与えられたものでありその役割を果た…

偏ったお客様

偏ったお客様に依存するな! コロナ禍で観光業界も飲食店と同じように厳しい状況に陥りました。 特に、外国人観光客つまりインバウンドに頼ってたホテルや旅館やお土産物店などは壊滅的な打撃を受けています。 ただ、観光地でもインバウンドだけに頼らずに地…

褒められる

褒められたいと思うな! 失敗する経営者で多いのが、「周囲から褒められたい。」「自分を優位に見せたい。」「頑張っているアピールをしたい。」などの考えがある人が多いです。 自分は他の従業員よりも仕事をしているという雰囲気を強調したり、見栄をはっ…

従業員満足

先に従業員を満足させろ! CSはカスタマーサティスファクションつまり顧客満足、 ESはエンプロイサティスファクションつまり従業員満足、 どちらが先かという議論はサービス業でよくされます。 これは卵が先かニワトリが先かという議論と同じであまり意味が…

見習う

良いところを見習え! 飲食店経営にとって競合店の存在は避けては通れません。 ただ、強力な競合店と敵対するのではなく、良いところを見習うことが大切なんです。 良く競合店を視察して、出来てないところや不手際を見て喜んで安心する経営者や店長は少なく…

会計

会計を勉強しなさい! 今回のコロナ禍では多くの企業が資金繰りを悪化させて倒産しました。 経営は、成功と失敗の間には、常に「お金」が関係しています。 損益計算書や貸借対照表やキャッシュフローに関わる必要最低限の知識は備えておかなければなりません…

飲食店開業失敗

失敗で人生を終わりにするな! 飲食店開業は一度失敗するとやり直しがきかないんです。 私自身、過去に飲食店経営に失敗しました。 なんとか今は人生を終わりにせずにやってきましたが、失ったものもたくさんあったことも事実です。 成功するには失敗経験が…

流行り物

時代(流行り物)を追うな! 時代を追うことはお金を追いかけることと同じなんです。 そして、その時代の流行り物を追って長く続いたビジネスやお店はほとんどありません。 ビジネスでは本来、自分が好きで良いと思うものを続けることが大切なんです。 時代…