飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アナログがお客様の心を掴む

アナログがお客様の心を掴む 最近、お客様への告知やメッセージはほとんどがメール配信やLINE投稿などだと思います。 私自身も、通販サイトや保険会社などから頻繁にメールが送られて来ますが、ほとんどよく読まずにスルーしています。 飲食店も同じようにメ…

常連客がお店の命運を左右する

常連客がお店の命運を左右する コロナであまり影響を受けなかった飲食店は少なくありません。 そういった飲食店は、常連客を増やし常連客に満足してもらうことを地道に考えて営業を続けてきました。 流行りを追いかけずに、来店して頂いたお客様に満足して頂…

損得勘定で心は動かない

損得勘定で心は動かない 最近の飲食店でのクーポン利用は減っています。 それはお客様が安いとかお得と言ったことでは動かないことを意味しています。 政府のgotoトラベルやgotoイートでもホテル業界や飲食業界を救うと言いながら、個人店ではまったく救われ…

安易な集客方法はない

安易な集客方法はない SNSで飲食店の集客を謳った広告が溢れかえっています。 特に掲載料無料を謳った広告に心を動かされる経営者や店長は少なくないと思います。 そういう広告ではなくても、昔からあるぐるなびやホットペッパーや食べログに掲載している飲…

飲食店チャンスの時代

飲食店チャンスの時代 コロナ以前の飲食店は、飲食店経営は苦境に立たされていました。 人材不足により人材募集の費用が増えていましたし、年々上昇する最低時給により人件費も大きな負担になっていました。 また、原材料も高騰しており簡単に価格に反映させ…

店の評判を落とすな!

某デリバリー業者で店の評判を落とすな! 最近、デリバリー業者U社の配達員の交通事故を中心とした問題が増加しています。 裁判沙汰になっているケースもありますが、U社は配達員は個人事業主で雇用関係はないと逃げています。 被害にあった人は、U社と配達…

キーワード「守る」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑦ 第7章トラブルと危機管理 キーワード「守る」 この「守る」は、自分の立場を守るような自己保身のことではありません。 正反対のお客様やスタッフを「守る」ということなんです。 クレームが発生した際に、ミスをしたスタッ…

飲食店経営を舐めるな!

飲食店経営を舐めるな! 安易に飲食店経営に乗り出す芸能人や別事業の経営者は少なくありません。 ただ、飲食店オーナーという肩書きだけがほしいとか一獲千金を狙ったバカな経営者が参入してほとんどが廃業や撤退を余儀なくされています。 それは、飲食店経…

飲食店淘汰の時代

飲食店淘汰の時代 今回のコロナにより多くの飲食店が厳しい状況に陥っています。 すでに廃業している飲食店も少なくありません。 大手の飲食チェーンでもリストラやM &Aで今までの体制が変わっています。 和民も焼肉店に業態変更するなど飲食業界全体が様変…

Go toイートに期待しない

Go to イートに期待しない 最近、Go toイートの話題が飲食業界に溢れています。 でも、良い話題よりも悪い話題の方が多いのはなぜでしょう? それは、お金しか絡んでいないからなんです。 ポイントを付けて、お客さんにお得感で飲食店に引っ張ろうというシス…

キーワード「関心」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑥ 第6章人材募集と採用・人材育成 キーワード「関心」 飲食店はコロナの前から人手不足で苦労していたと思います。 私も人材採用についてご相談を良く受けています。 たしかに、人手不足は飲食店だけではなくどの業界もスタッ…

ナンバー2としての意識とは

ナンバー2としての意識とは 組織のナンバー1とナンバー2の一番の違いは責任の重さです。 ナンバー2も相応の責任は負っていますが、社長と同じ責任感を持つことはできません。 間違えてもまだ自分の後には 社長がいるという思いがどこかにあります。 しか…

優秀な上司とは?

優秀な上司とは? 優秀な営業マンは、お客様を獲得することが最大の能力です。 そして、成績が上がり出世します。通常の会社の評価の中では当たり前の出世だと思います。 ただ、優秀な営業マンが役職を持ち、業務に部下を育てることや部署の業績を上げること…

自分のやり方を部下に押し付けない

自分のやり方を部下に押し付けない 上司が部下を指導する際、自分のやり方を押し付ける人が少なくありません。 上司は自分の成功体験がすべてであり、自分のやり方こそが正しくて、いわゆるマニュアルであると思っています。 そのマニュアルを自分の部下にと…

キーワード「意識改革」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑤ 第5章経費削減 キーワード「意識改革」 経費削減というと、多くの店長や経営者は人件費削減から手を付けようとします。 たしかに、店長が管理できる一番大きな経費が人件費であることは間違いありません。 しかし、人件費は…

役割を演じる

役割を演じる 良い組織はそれぞれの役割分担がしっかり出来ているものです。 社長は社長としての役割を演じてるし、店長は店長としての職責を果たすための役割を演じているものです。 役職が上だからと言って「偉い」わけではないし、社長がスーパーマンであ…

価値の高さが求められる

価値の高さが求められる 最近は、コロナの影響により店内飲食の営業を半ばあきらめて、テイクアウトやデリバリーにシフトするお店は少なくありません。 ただ、テイクアウトやデリバリーの場合は、その飲食店の料理のみに対するニーズに応えているだけであり…

できるリーダーは教えない

できるリーダーは教えない ダメなリーダーは、リーダーになった途端にこれでもかって言うくらい、自分が経験したことを話したがるものです。 部下が聞いていなくても、ただただ自分が部下に教えたいことをずっと話続けます。 しかし、できるリーダーは決して…

キーワード「バランス」

「飲食店店長の教科書」プチ解説④ 第4章売上・利益、資金繰り キーワード「バランス」 この章では、単に売上を上げる方法や利益を増やす方法を書いているわけではありません。 それよりも、売上はお客様が満足した結果であり、利益は売上に応じた経費の使い…

顧客とは対等に接する

顧客とは対等に接する ビジネスでは必ず売り手と買い手があります。 その際のバランスは買い手の立場が強くなりますが、本来は対等な立場であり、売りたい人と買いたい人との契約が成立することが正常なビジネスと言えます。 しかし、中には買い手の立場を利…

お金の感覚を磨け!

お金の感覚を磨け! 経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。 そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。 売上金の「お金」は経営者の「お金」で…

ナンバー2の心構え

ナンバー2の心構え 従業員が社長と同じ目線になることはありません。 しかしナンバー2だけは社長と同じ目線になることが、自分の大きな責任の1つとして捉えることが必要なんです。 ナンバー2は、社長の考えや方針など部下に伝える役割があります。 その際に…

キーワード「感動」

「飲食店店長の教科書」プチ解説③ 第3章顧客満足 キーワード「感動」 お客様をリピーターにするには、お客様があらかじめお店に持つ事前期待を超えることが必要なんです。 ただ、事前期待と同じか少し超えるくらいでは感動にはなりません。 また、初来店で感…

経営者が変わること

経営者が変わること 会社を発展させるためにはナンバー2を育成する前に経営者がまずは変わらなければならない。 特に、人の意見を聞かない経営者は周りの意見を無節操に聞きいれるということではなく、ひとまず意見を聞いた上で、自分の考えと照らしあわせて…

顧客の創造とは?

顧客の創造とは? ピーター・ドラッカーは「事業の目的は顧客の創造である」と言いました。 「事業の目的は顧客の創造である」とは「新規顧客の開拓」という意味ではありません。 顧客の創造というのは「喜ぶ人を増やすこと」ということなんです。 もちろん…

経営感覚を磨く

経営感覚を磨く 飲食店の店長はオーナー店長を除いて会社員、従業員の立場にあります。 でも、雇われていて指示されたことだけやっていればいいという意識では本物の店長とは言えません。 「経営感覚を持ちなさい」と社長が店長に良く言う言葉です。 店長に…

キーワード「口コミ」

「飲食店店長の教科書」プチ解説② 第2章集客 キーワード「口コミ」 飲食店で集客と言うと、多くの人はグルメサイトに掲載してクーポンなどの割引でお客様を集めることをイメージします。 しかし、こういった集客方法で長続きするお店はありません。 お客様は…

スタッフが一番大切なお客様

スタッフが一番大切なお客様 スタッフはそのお店に共感し、その経営を成功させるための大事な協力者なんです。 どんなに優れた店長であっても、一人でできることはおのずと限界があります。 協力者であるスタッフがいるからこそ、飲食店経営を進めていくこと…

お店の手入れを怠るな

お店の手入れを怠るな どんなに繁盛したお店でも必ず売上が下がる時がやってきます。 それは経営者やスタッフが手を抜いてるからでなく、時間が流れてるからなんです。 人間が必ず毎年歳を重ねて老化していくようにお店も老化してい…

お客様に呼ばれる前に気付く

お客様に呼ばれる前に気付く 最近は、呼び出しベルをテーブルに設置してある店舗も多いために、従業員のお客様への注意力が劣っていると思われます。 個室が多い店舗はお客様が見えないためにベルに頼るのはしょうがないと思いますが、…