飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

資格は経営の役に立たない

資格は経営の役に立たない

 


飲食店経営の資格というと調理師免許が一番に思い浮かぶと思います。

 


調理師免許は調理師専門学校を卒業するか、飲食店で2年の実務経験があれば調理師試験の受験ができ、合格すれば得られます。

 


一般の方は、この調理師免許が無ければ飲食店は経営できないと思っている人も少なくありませんが、調理師免許がなくても飲食店は開業できます。

 


だから、無理に調理師免許を取る必要はありません。

また調理師試験には実務試験はなく筆記試験のみです。

 


逆に、飲食店営業許可証には都道府県の食品衛生責任者の講習会を受講することが必要です。(開業後でも可)

 


調理師免許の資格があっても飲食店経営が成功できるわけではありません。

 


世の中には、多くの資格がありますが、資格で成功するわけではありません。

 


当然、弁護士や税理士など資格がないとできない仕事もありますが、資格がなくても成功することは可能です。

 


経営は、ドラッカーが「顧客の創造」と言っているように、お客を増やす能力が無ければ経営はできません。

 


まずは、資格取得よりも集客を学んでほしいと思います。

 


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