飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

頭を下げる

部下に頭を下げる覚悟を持て!

 


上司はお客様と部下に頭を下げる覚悟がなければ上司は辞めるべきです。

 


お客様は商品を買ってくれる存在であり頭を下げるのは当たり前です。

 


でも、それ以上に大切なことが部下に頭を下げる覚悟なんです。

 


部下は自分の指示に従ってくれて、指示通りに働いてくれる仲間です。

 


仲間や家族のように大切に思わない限り、心から指示に従ってくれる部下はいません。

 


しかし、世の中の多くの「上司」と称する人たちは、自分の肩書きだけに甘え、部下からの信頼を勝ち取ることもせずに、ただ命令を下すだけなんです。

 


本当の成功者は、常に謙虚でありお客様や部下に頭を下げることを厭わないものです。

 


それで人間として信用を勝ち取り、上司としての信頼を勝ち取ることが出来るのです。

 


上司、特に上に成れば成るほど謙虚でなければいけません。

 


どんなに能力の高い人間でも1人で事をなすことは出来ないからです。

 


だから、上司は誰にでも頭を下げる覚悟を持って自分の役割を遂行してほしいものです。

 


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職人

経営者は職人になるな!

 


飲食店を開業する人で、シェフや料理人を経験してきた人は少なくありません。

 


自分が培った経験から、その料理さえ出せば繁盛店が出来ると思っているからです。

 


しかし、そういう人が開業して2年以内に廃業するケースが多いことも現実なんです。

 


それは、飲食店を経営するにあたっては料理が出来ることはほんの一要素でしかないことに気づかなかったからなんです。

 


また、自分の料理に自信を持ち過ぎるがために自分中心になり、お客様不在の思考になってしまったからなんです。

 


経営の基本は、お客様が商品やサービスを気に入って代金を支払うことで成り立つものです。

 


その基本を忘れてしまい、自分の料理さえ出せば簡単にお客さんが来店してお金を払ってくれると勘違いするから廃業して失敗者になるんです。

 


経営者は、以前にどんなに優秀な職人であっても、開業した時点で経営者にならなければいけません。

 


お客様にとっての価値は、目の前に出てきた料理や体験したサービスでしかありません。

 


そのお店の経営者がどんな経験をしていようがまったく関心がありません。

 


だから、常にお客様を向いた経営を続けることを大切にしてほしいと思います。

 


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大手チェーンの劣化

大手チェーンの劣化

 


ここ最近、大手の某回転寿司チェーンの経営者が逮捕されたり、別の回転寿司チェーンがおとり広告や食品偽装で問題になったり、某ステーキチェーンの福袋のクーポンの利用条件が厳し過ぎると非難されるなど、大手としての危機管理が機能していないと思われます。

 


経営者が逮捕された件は以外の問題は、現場の店長でも簡単に気付くような幼稚な問題です。

 


つまり、いかに現場店長の上司に当たるような本部の人材が劣化しているかなんです。

 


これは、大手チェーンでありながら、人材育成を怠ったことが原因だと思います。

 


飲食業において大手に成長していく段階では、現場店長の育成だけでなく、店長を指導するスーパーバイザーやエリアマネジャーの育成も同時に行わないどんな、飲食チェーンとしては機能しないんです。

 


大手チェーンが転落していく原因は、経営者のビジョンの中に組織の各階層での教育システムや評価システムが確立してなかったことです。

 


店長なのに店長の能力のない者、エリアマネジャーなのに店長の能力しかない者、部長や取締役なのにエリアマネジャー程度の能力のない企業では、現場で働く一般社員やパートアルバイトは不幸です。

 


ただ、店舗が増えただけで成功企業とみなしてはならないんです。

そういった飲食業の特質をメディアも理解して発信すべきなんです。

 


間違った発信をしたメディアは信用をなくすことを忘れてはならないと思います。

 


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コミュニケーション

部下とは正しいコミュニケーションで、、

 


ある調査で上司と部下のコミュニケーションの実態が記されていました。

 


上司に対して「部下とコミュニケーションが取れているか?」

取れている87%取れていない13%

 


部下に対して「上司とコミュニケーションが取れているか?」

取れている43%取れていない57%

 


つまり、上司が思うほど、部下はコミュニケーションが取れているとは思っていません。

 


店長はまずスタッフと心を通わせて、相手の思いを感じ取ることが大切なんです。

 


そのためには「聞く」「傾聴」が必要です。相手の立場や言い分を理解することなのです。

 


人間はどんな人間でも「自己」を中心に考えますが「聞く」という行為は相手を中心した行為なんです。

 


これは相手の存在を認めたということなんです。

 


店長はお客様はもちろんのことスタッフとも「積極的に聞く」という姿勢を常に持つことが、良いコミュニケーションにつながっていきます。

 


飲食業は人との関わりが非常に強い業界であり、良い人間関係が築けなければ、絶対に良いお店を作ることは出来ません。

 


まずは聞くことから始めて、良い店つくりにつなげてほしいと思います。

 


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やり方

自分のやり方を押し付けるな!

 


上司が部下を指導する際、自分のやり方を押し付ける人が少なくありません。

 


上司は自分の成功体験がすべてであり、自分のやり方こそが正しくて、いわゆるマニュアルであると思っています。

 


そのマニュアルを自分の部下にとことん教えようとするものです。

 


しかし、人間はそれぞれ性格も違うものであり、当然仕事上の得意不得意も違うものです。

 


本来の上司の役割とは、部下が元々持っている能力を最大限に引き出し、最高の成果を上げるよう支援することなんです。

 


したがって、ただ自分のやり方を押し付けるだけの上司では、上司としての能力がないと思うべきなんです。

 


上司の役割は部下を成長させることであり、部下の長所を伸ばすことを理解することが大切なんです。

 


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行列

行列に騙されるな!

 


飲食店店長でお客様が行列してくれるのは夢かもしれません。

 


しかし、行列を冷静に考えてみると、その行列が長く経営を続けた結果としてお客様が支持してくれているのなら問題はありません。

 


でも、いきなり流行りのように行列したのであれば、危険であると言えると思います。

 


行列している中には、そのお店を支持したというよりも、テレビや雑誌で紹介されたとか、たまたま行列が出来てたので並んでみたとか、流行りに乗り遅れないように思う人は少なくありません。

 


タピオカミルクティーやパンケーキなど、一時期流行って行列が出来ていたものの、今は閑散としている店が非常に多いと思います。

 


こういう流行りに乗ってたまたま繁盛したお店が長く経営を続けることはありません。

 


飲食店は開業しても2年で半分が廃業する厳しい業界なんです。

だからこそ、行列に夢を持たずに毎日を堅実に営業をして、支持してもらえるお客様を少しずつ増やすことが大切なんです。

 


テレビなどで紹介されて行列ができる場合があっても、それはたまたま出来た行列であり、お店の実力だと錯覚しないことです。

 


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任される

任されるナンバー2になれ!

 


組織のナンバー1とナンバー2の一番の違いは責任の重さです。

 


ナンバー2も相応の責任は負っていますが、社長と同じ責任感を持つことはできません。

 


間違えてもまだ自分の後には

社長がいるという思いがどこかにあります。

 


しかし、社長が間違えたら会社が傾いてしまう。

 


その差はとてつもなく大きいんです。

 


だからナンバー1である経営者は、いつもヒリヒリするような緊張感、恐怖感の中で真剣勝負をしているわけです。

 


気魄(きはく)もあり、使命感も責任感も違うものです。

社長は、必然的にそうならざるを得ないわけなんです。

 


やっぱり社長とナンバー2以下の意識の差は拭いきれません。

 


でも、優秀なナンバー2になるためには、誰に指示される前に自分から「社長!お任せください!」と言えるようになってほしいと思います。

 


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