飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

叱ると怒るの違いとは

叱ると怒るの違いとは

 


叱るには部下の成長を促す目的があります。

 


部下のできていない点や改善すべき点を指摘し、今後に活かして成長してもらいたいと思って叱るんです。

 


しかし、怒るはそういった目的はありません。

ただ感情をぶつけるだけです。

 


この違いを明確に理解することが必要なんです。

 


もしも、相手の成長を促すという思いがないならば、何もしない方がましです。

 


まず、叱る前に注意することは、人前で叱らないことです。

 


相手の成長を促すために叱っているのに人前で叱ってしまうと、叱られている人は恥をかかされたように感じてしまいます。

 


そのため、別の場所に連れていって1対1で叱る必要があります。

 


ただ、その場で叱ることが必要な場面はあります。

 


例えば、周囲の人や部下自身の安全を脅かすようなミスや絶対にここで叱って気づいてもらわないといけない場面では、その場で叱ることが必要なんです。

 


そのような状況でない限りは極力人前で叱らないように注意することが大切なんです。

 


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上司に期待されるために質問力を発揮する

上司に期待されるために質問力を発揮する

 


これは、上司の頭の中と部下の頭の中を同じイメージにするということなんです。

 


上司が求めるアウトプットイメージとギャップがないように、対話を通じてイメージの統一をするんです。

 


この質問を中心とした上司との対話が仕事を進めていく上で一番重要なポイントなんです。

 


対話で上司が求めるイメージがきちんと確認できれば、大きな失敗はありません。

 


相手がどんな上司であれ、このプロセスを軽視してはいけないんです。

 


自分へのリスクヘッジのためにも、十分なコミュニケーションを取ることです。

 


上司と定期的に作業確認をしている限り、上司は安心して作業を任せることができるんです。

 


そういう意味で、仕事をする上での報告・連絡・相談(ホウレンソウ)は極めて重要なんです。

 


イメージ通りの仕事をしている限り、上司は部下を信頼し、次の仕事を任すことになります。

 


さらに、イメージを遥かに越えた付加価値の高い仕事をすれば、上司はその部下に対して絶対的な信頼を持つことになります。

 


逆に、イメージから外れたりするのであれば、次の仕事を任されることないかもしれません。

 


だから、上司に対して質問力を発揮して信頼関係を構築することが大切なんです。

 


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信念や誠実さは部下に不思議と伝わる

信念や誠実さは部下に不思議と伝わる

 


リーダーがよく考えずに、思いつきで口に出したことは、部下に必ず見抜かれてしまいます。

 


上司の命令を部下が素直に聞かないとしたら、それは部下が悪いのではなく、上司の言葉に、信念と誠実さが足りないからなんです。

 


リーダーが思いつきのアイデアを押し付けるのは、「上司であるオレのほうがエライ」「部下は上司のいうことを聞くのが当たり前だ」というおごった考えが根底にあるからです。

 


上司はオールマイティーではありません。

 


上司はあくまで社長や部長や課長という役職はそれぞれのチームをまとめる役割を果たす人間としてだけなんです。

 


その上司が思いつきで、信念や誠実さのない指示を乱発していたら、部下がいうことを聞くはずがありません。

 


上司が本心から「これをやりたい」と思い、自分の信念から発した指示であれば、部下には必ず伝わります。部下は上司の信念に応えようとするでしょう。

 


反対に上司が思いつきの発言をしたり、その場で調子を合わせたりすると、その言葉には信念も誠実さもないので部下を動かすことはできません。

 


部下に自分のいうことを聞いてもらおうと思ったら、熟考を重ねたうえで、リーダーは自分の言葉に責任を持って、信念と誠実を尽くさないといけないんです。

 


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上司の言葉はとても重い

上司の言葉はとても重い

 


上司が何気なくいった言葉であっても、部下は深刻に受け止めます。

 


特に社長やオーナーなど絶対的な権力を持つ人の場合、その発言は法律とほぼ同じにように部下は受け取るため、言葉を選びよく考え慎重に発言しなければなりません。

 


また、いくら口がうまくても人格が備わっていなければ部下の信頼は得られません。

 


上司は常に言行一致を心がけていないと、部下はついてきてくれないものです。

 


上司の話す言葉がとてもよく考えられていて、大所高所から物事を判断していると好感を持たれるものです。

 


こういう人物でなければ、上に立つことは難しく、仮に上に立ったとしても部下は喜んでついてはこないと思います。

 


言葉というものは、そう簡単に取り消せるほど、軽いものではないんです。

 


もちろん、根本が間違っていたのなら、すぐに訂正しなければいけませんが、大勢に影響のない小さなミスなら直してはいけません。

 


ころころと意見が変わるリーダーは決して部下から信用されません。

 


口に出す前に、集中して深く考えることが大切なんです。

 


自分の言葉によって引き起こされる事態を想像して、その準備や覚悟ができているかを自分に問うことも必要なんです。

 


一度口にしたことには徹底して責任を持ち、そして何を言われても意見を変えないこと。

 


それが上司としての心構えなんです。

 


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部下を信頼するから実績が出る

部下を信頼するから実績が出る

 


上司が部下を信用しないのは、部下には信用できる人がいないと思うからです。

 


部下を信用すれば信じてもらえるし、疑えば誰も信用してくれないということです。

 


部下を信用しない上司は、部下からも信用されません。

 


上司を信用できないと感じた部下が、上司に対して誠実に振る舞うことはありません。

 


上司が部下に対して、信頼して任せるから実績を上げてほしい、と伝えることが正しい接し方です。

 


部下が自分のことを信頼してくれているから、自分も部下を信頼するのではありません。

 


順番が逆なんです。

上司が部下を信頼するから、部下は上司を信頼してくれるのです。

 


この上司と部下の秩序の感覚はリーダーにとって、とても大切なことなんです。

 


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社長の夢と従業員の夢は違う

社長の夢と従業員の夢は違う

 

経営者が思い描く会社の夢というのは、「いつまでに売上をどのくらいまで伸ばして、このくらいの規模の会社にしたい」「会社を上場させたい」といったことが多いです。

 


そうすることが従業員もうれしいだろうと思っている経営者がいます。

 


でも、経営者の夢と従業員の夢というのはかけ離れているものです。

 


上場して、社長の持ち株の値段が上がろうと、従業員にとってはそんなことは興味のないことなんです。

ワクワクすることでもうれしいことでもないのです。

 


それが分からない社長は、自分の想いを押しつけます。

 


それでは社員のモチベーションは上がらないと気づいている社長は、もっと従業員と共有できる夢を考えます。

 


働きがいがあるということが大前提ですが、例えば、「公休日を増やす」「ボーナスを割増します」と言い、そのためには、これくらい利益を出すことを目指したい、ということであれば社員も売上向上に励むことができます。

 


つまり、社員がかなえてほしいと思うような提案をすることで、夢を共有し、士気を高めていくことができます。

士気を高める

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言葉のとらえ方は人それぞれ

言葉のとらえ方は人それぞれ

 


言葉を発した側には悪気がなくても、受け取り手がその言葉をどうとらえるかは、コントロールすることができません。

 


いくらプラスの意味で発していたとしても、相手がマイナスの意味でとらえているなら、その時点で言葉のギャップが生じています。

 


たしかに、「相手がどう思うか」ばかり気にしていたら、仕事になりません。

 


ただ、言葉が人に与える影響は多大なんです。

 


毎日接する部下であっても、自分の発した言葉が100%、思惑通りに相手に伝わっているとは限らないことを認識することが大切なんです。

 


自分がプラスの意味で使っているつもりでも、意外とマイナスの意味でとらえられていることがあるかもしれませんし、その逆もあると思います。

 


小さなことですが、言葉が人の意識に与える影響は大きいものです。

 


だからこそ、言葉の使い方には敏感である必要があります。

 


伝えるだけで満足してしまうリーダーが多い中で、できるリーダーは「伝えた言葉を相手がどう受け取るか」までこだわっているものです。

 


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