嫌なことがあったら、そのときだけ嫌な思いをすればいいんです。
何も後から思い出して、ムカムカすることはないんです。
でも、1日のうちで考えれば、嫌なことが起こっている時間はわずかなものではないでしょうか?
憂鬱な気分を引きずってしまうのは、「悔しいなあ」とか「許せない」など、心の中で嫌なことを思い出してしまうからです。
辛いことがあっても「時間が解決してくれる」とよく言いますが、嫌なことも時間が経てば、逆に何で嫌な思いをしたかさえ忘れてしまうものです。
「きのう嫌なことがあった」としても、それはもう過ぎたことで、いま起こっているわけではありません。
だから、嫌なことがあっても、その一瞬だけ、嫌な思いをすればいいんです。
そんな思い方をして、いつも笑顔でいたいものです。
生きていれば、嫌なことは必ず起こるものですし、それは避けられることではありません。