飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

「お金」の正しい感覚とは?

「お金」の正しい感覚とは?

 


経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。

 


そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。

 


売上金の「お金」は経営者の「お金」ではありません。

あくまで、材料費や人件費や家賃など必要経費を払う前の預かり金なんです。

 


でも個人経営者の多くが自分の「お金」と勘違いしてレジから「お金」を抜いたり、レジから支払うことも珍しくありません。

そんな店舗に限って資金繰りに苦しむものです。

 


また、開業の際に金融公庫や銀行から借りた「お金」も自分の「お金」と勘違いして開業前に湯水のように使う経営者も目立ちます。

 


借入金は通帳に入るために口座に何百万円もあると「気」が大きくなり、簡単に使っていった結果、運転資金が足りなくなり、オープン景気が終わる3ヶ月辺りから資金不足に陥ります。

 


「お金」にはそれぞれ意味があります。

経営する上で余ってる「お金」などないはずです。

何のために使う「お金」なのかを常に考えることが必要であり、そういった感覚を磨くことが店舗経営の成功に繋がっていくと思います。

 


特にコロナ禍では現金をどれだけ貯めていたかが重要でした。

 


多額の借入金でなんとかやりくりしていた企業や店舗はあっという間に廃業していました。

 


これからはしっかりとしたお金の感覚を身につけてほしいと思います。

 


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繁盛しても安心するな

繁盛しても安心するな

 


飲食店で売上が順調に上がって、安心して値上げに転じることは少なくありません。

 


そして、売上が激減していき経営危機に陥入るケースは大手企業でも存在します。

 


私が所属したマクドナルド、牛丼の吉野家、いきなりステーキなど、値上げをした途端に業績を悪化させ経営者が交代する場合も見られました。

 


すべてが売上が順調だからとお客様は離れないと安心して値上げした結果なんです。

 


ここに経営者とお客様の気持ちの乖離があるんです。

 


経営者にしたら十分に安売りで客に満足を与えた、と考えます。

だから、安売りはもういいだろうと思い適正価格にしてほしいと思います。

 


お客様にしたら安い価格はエンドレスで続くと思います。

もし、値上げしたら他を利用しようかなという思いは常に持ってもいます。

 


経営者はお客様はそういう割り切った考えを常に持っていると思い安心してはいけません。

 


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現状維持は「楽」は間違い

現状維持は「楽」は間違い

 


人間は現状維持が楽だと思って変わることをしません。

 


確かに今までやってきたことをそのまま続ける方が余分な力が要りません。

 


また、変えることは今までやってきたことを否定することにもなるため変えることに二の足を踏むものです。

 


しかし、本来人間は歳を取って見た目も変わると同じように考え方や価値観も変わるのは、人間の持っている本能であり、成長も含めて変わることは必要なことなんです。

 


だから、現状維持という変わらないことは逆に苦しみになるんです。

 


人間は本能のままに、成長して変わることを楽しむことはとても大切なことなんです。

 


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飲食チェーンは組織が重要

飲食チェーンは組織が重要

 


以前、テレビ番組で新しい店舗のチェックで社長がスープがぬるいと言って店長を呼びつけて指摘しているシーンを観ました。

 


私の感想としては、その店の人材のレベルの低さに驚かされました。

 


しかも、それが400店以上の飲食チェーンということで、この会社の中間管理職であるスーパーバイザーやエリアマネジャーや部長などなど、これらの立場の人たちは何をしてたのかと思いました。

 


通常、社長が出店の際にチェックするのはポーズや激励で来店するだけのはず、それが料理のチェックまでして、あり得ない指摘をすること自体、この会社の組織の弱さを感じました。

 


組織が円滑に機能する会社は、組織を飛び越えて指示や指摘することはありません。

 


あくまで、指示や指摘は直属の上司がするのが常識であり、そうでなければ良い組織、良い会社を作ることは出来ません。

 


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宝の持ち腐れにするな

宝の持ち腐れにするな

 


日本は不景気になってから、リストラと称する不当な扱いや解雇する会社が後を立ちません。

 


解雇しなくても飼い殺しのような部署に追いやり自分から退職を待っています。

 


リストラは会社にしたら、会社を守るために必要な政策と言う経営者もいますが、会社の資源である貴重な人材を生かせなかったことを反省すべきなんです。

 


経営者の仕事は会社の資源を生かして成果を上げることです。

 


人間は誰でも強みを持っています。

その強みを見極めて適材適所で成果を上げさせることが経営者の責任です。

 


結局、強みを見極められずにリストラすることは宝の持ち腐れになることもあり得ます。

 


経営者はもっと人を見極める目を持ってほしいものです。

 


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飲食店経営は簡単じゃない

飲食店経営は簡単じゃない

 


芸能人やスポーツ選手が兼業だったり引退した後などに飲食店を経営する人が昔からすごく多いなぁって思います。

 


飲食店のプロから言わせてもらうとどれだけ飲食店経営を舐めてるんや!

と、、、

 


でも、成功してる人はごく僅か。

 


開業当初はメディアに取り上げられて、それなりに集客出来てるんで、いつの間にか「オレ、飲食店経営のセンスあるんだぁ〜!」とメチャメチャ勘違い人間になっちゃう。

 


そして、芸能界やスポーツ界でそれなりに稼いだお金もすべて失くしてしまう。

 


これは別な業界にいたから失敗したからでなく、飲食業界に居た人でも簡単に失敗する。

 


失敗する人はすべて勘違いしてる人だということ。

「店さえ作れば自然とお客さんがくる」

「自分は友達多いから、みんな来てくれる」

「自分の料理出せば、お客さんは寄ってくる」

などなど、、、

言い出せばキリがないくらいの勘違いコメントが出てくる。

 


やっぱり政治でも経営でも「謙虚」が一番!

飲食店で本当に成功するためには「お客様」に喜んで頂くために、何が出来るか?

を24時間考え続けられて、実行することが必要なんです。

 


もし、知り合いで飲食店を開業しようとしてたら「止めたほうがいいよ!」と言ってあげてください。

それが一番の優しさだと思います。

 


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約束を守るとは?

約束を守るとは?

 


この約束を守ると言う意味はいくつかあります。

 


・時間を守る

・スタッフとの約束

・お客様との約束

・自分との約束

 


時間に関しては、基本中の基本なので、プライベートではルーズであっても仕事で時間を守るのは当たり前で、普通の店長以前の問題です。

 


飲食店の店長として重要なのが、スタッフとの約束とお客様との約束です。

 


部下のスタッフに対して、言っていることがいつも一貫していることが大切です。日によって言うことが違うと信頼関係を損ないます。

 


店長も人間ですから、気分の悪い日もあります。

それでも、スタッフの前では信頼のおけるような発言や態度が大切なんです。

 


お客様に対しては、いつ来店されても決められた通りの接客や料理を提供することが大切なんですが、毎日ブレずにやることはそんなに簡単なことではありません。

 


そのためには自分と同等かそれ以上のスタッフを育成することが大切なんです。

 


最後には自分との約束です。

良い店を作りたいと思って経営者や店長になってると思います。

でも、いつの間にかそんな思いを忘れて自己中な店長になってる人も少なくありません。

 


まずは人として約束を守る人間になることが大切なんです。

 


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