飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

商圏を見直そう

商圏を見直そう! コロナが収束しても以前のように来客が戻ってない飲食店は少なくないと思います。 コロナ禍により人々の仕事や生活が一変して「食」における考え方や行動も変わったことが大きな原因だと考えられます。 実際に、毎日居酒屋で飲んでた人が家…

仮説思考

仮説思考とは、、、 仮説とは、一を聞いて十を知り何が起きているか考える。 つまり、小さな1つの事実からそこに隠された問題を仮説として想像することなんです。 例えば、いつも利用してる飲食店に行ったらスタッフの笑顔がなかったとします。 笑顔がなか…

案内心理

顧客心理学講座 第3章 案内心理学 入口であいさつを受けた後は客席に案内されるか「お好きなお席にどうぞ」という言葉で席につくことになります。 その時にお客様は何を思うのか?今回のテーマは席に着くまでのお客様の心理は、どんな席なのか?他のお客さん…

人間性

人間性で引っ張る リーダーのイメージというと、部下をしつけるような厳しいリーダーを思い浮かべる人は多いと思います。 たしかに、以前の日本ではお父さんである家長が絶対的な権力を持ち、妻も子供も家長の言うなりに従うことが当たり前でした。 だから、…

スタッフを活かす

スタッフを活かせ! 飲食店のレベルを上げるために、経営者や店長があれこれ教育と称して指示や命令する場合は少なくありません。 経営者や店長自身が飲食店経営に対する知識や経験が豊富であれば多少は間違ってないと思います。 しかし、それで店舗レベルが…

功禄徳地

功禄徳地とは、、、 これは「功あるものには禄を、徳あるものには地位を」中国の歴史書「書経」にある言葉です。 意味は「成果を上げたものには高い給料を与え、人格の高い者には地位を与えなさい」となります。 しかし、多くの企業や組織では営業成績が高い…

与えること

与えるとは、、、 人間は自己中心でいると、他者や他人から何かもらおうとか奪うことばかり考えるものです。 でも、そういう人間は結果的にはもらうことも奪うことも出来ず奪われるだけなんです。 因果応報の世界では当たり前なんです。逆に、与える意識を持…

廃業する前に

廃業する前に、、、 飲食店の廃業がコロナ禍よりも増えており、今後益々廃業店が増加していくと思います。 廃業する理由は、それぞれあると思いますが、唯一共通しているのが廃業する1カ月前くらいには経営者の気持ちが切れているということなんです。 また…

平等と公平

平等と公平とは? 上司は部下に対して平等に扱うことが大切です。 最近では部下をエコ贔屓したり、逆にイジメに近い扱いをする上司は少なくありません。 また、平等ということですべてに一律にして給料も待遇も同じにする上司もいますが、給料に影響する評価…

入口顧客心理

顧客心理学講座 第2章 入口心理学 入口前にお客様が立って、まず思うことは「トビラを開けたらすぐにあいさつがあるだろう」という心理です。 あいさつがすぐにあるということは自分はこのお店に歓迎されるというバロメータになるため、お客様は多少なりとも…

次にいく

次どうするのか? 私自身、人生の中で仕事もプライベートも数え切れないほど失敗を重ねてきました。 でも、失敗しても落ち込んでいる時間は意外に短いでした。自分の性格的なところもありますが、基本的に失敗しても「まぁしょうがないよね」と気持ち切り替…

お店の活気

良いお店には活気がある 飲食店の活気は、お客様へのあいさつの笑顔や元気さから生まれるのではありません。 実は、その前のスタッフ同士でのコミュニケーションなどの声かけから生まれるんです。 キッチンから料理をデシャップに出す際に「お願いします!」…

失敗

失敗を認めること 失敗を認めることは簡単ではありません。特に、負けず嫌いな人ほど失敗を自覚しても認めたくないものです。 しかし、失敗は人間誰しも必ず経験するものです。失敗しない人はいないんです。 カリスマと呼ばれる経営者も失敗を重ねてやっと成…

信頼関係

信頼関係には、、、 信頼関係を築くには何年もかかるが、信頼を失くすのは一瞬と言われます。 信頼関係を構築するには毎日の行動で時間を守るとか約束を守ることを何年も続けることが必要なんです。 誰でも1回や2回時間や約束を守ることは出来ますが、何年も…

観察眼

観察眼とは、、、 飲食店店長の仕事は、お客様に満足していただき、結果として売上を上げて利益を確保することです。 お客様満足のためには、お客様の来店からお帰りになられるまでの一連の流れを仕組み化して、いつどのようなお客様が来店しても同じような…

地頭力

地頭力とは、、、 過去の成功体験や前例を元に考え方を展開していくとのが「公式思考」だとすると、前例にとらわれず物事の本質を捉え常識だけを元にゼロから解決方法を考えていくというのが「地頭思考」つまり地頭力なんです。 日本の学校では、たくさんの…

仕事を楽しむ

店長は仕事を楽しめ! 私自身、飲食業の色々な立場や役職を担ってきました。 その中で最高に楽しかったのが、店長の仕事でした。 特に、マクドナルドのような大手チェーンの店長よりも、店舗独自のメニュー開発も任されていた中小企業の店長の方が楽しかった…

人を育てる

人は勝手に育たない 人間として産まれても幼いころに動物に育てらると、一緒にいた仲間の動物と同じような生き方になるケースは多いと聞きます。 このように人間は周りの環境によって育ち方は変わるものです。 だから、新人社員をほったらかしにして正…

ムダ

ムダを省くとケチを間違えるな! コストダウンを考えるとき、一般的には人件費、接待交際費、広告宣伝費、水道光熱費といった経費から優先的に削減が図られます。 たとえば、広告宣伝費は必ずしもお金をかけて行わなければならないものではありません。 チラ…

能力主義

日本に本当の能力主義はない 私のような経営コンサルタントの評価はクライアントが行い契約を継続するかどうかは、出した結果で判断されます。 そこには能力主義以外存在しません。 しかし一般企業では評価の際に結果以外にも会社や上司に対しての態度や貢献…

組織

組織を正しく理解してますか? 経営者が起業してから会社を大きくするには、従業員を採用することが必要です。 しかし、採用して人数が増えただけで会社が大きくなるわけではありません。 経営者と従業員がそれぞれの役割を理解して、職責を果たすことで会社…

立て直し

立て直しはあるべき姿のイメージから 店舗を立て直し黒字化する方法は、あるべき姿を明確にイメージするところから始まります。 なぜなら、店舗のあるべき姿を明確にイメージしないと何をどう立て直すべきかがわからないからです。 店舗のあるべき姿には、経…

お金

お金に振り回されるな! コロナ禍で資金繰りが苦しくなっていた経営者は多いと思います。 政府の支援策に不満を感じている経営者も少なくありませんでした。 でも、その前に経営者として資金を十分に確保してなかった反省をするべきなんです。 特に、すでに…

値上げ

値上げで信用をなくすな! 飲食店で売上が順調に上がって、安心して値上げに転じることは少なくありません。 そして、売上が激減していき経営危機に陥入るケースは大手企業でも存在します。 私が所属したマクドナルド、牛丼の吉野家、いきなりステーキなど、…

コンセプト

コンセプトに一貫性を持て! 飲食店経営にお店のコンセプトは非常に重要であり、コンセプトが必要ないという経営者はいないと思います。 でも、コンセプトをお客様の来店からお帰りまで一貫してお客様に感じて頂いてるお店は少ないと思います。 これは普通の…

良い感情

顧客心理学講座 第18章 良い感情を刺激する 人間には良い感情と悪い感情が存在するが、飲食店を利用する際にお客様が求めることは、美味しいものを食べて嬉しくなりたい、スタッフのおもてなしを受けて、笑顔になりたい、雰囲気の良い空間で癒されたい。 と…

社会貢献

正しい納税こそ社会貢献 以前、お笑い芸人が国税局から指摘を受け追徴課税を支払った話題がありました。 その人は、基本的に社会人としての無知が招いたことだと思いますが、経営者の中にも脱税に手を染めて犯罪者になる人もいます。 経営者が自分の会社の経…

こだわり

こだわり過ぎるな! こだわりの強い店主の飲食店をテレビや雑誌などメディアが取り上げて、そのお店を持ち上げることがあります。 また、そんなお店を真似する飲食店経営者や店長も少なくありません。 笑顔のない無愛想な店主 何時間も待たせる店主 などなど…

QSC

QSCを極めろ! 飲食店においてQSCとは飲食店経営の基本中の基本であり、飲食店を長く経営するには不可欠な要素となっています。 これは、単純に美味しい料理を出して、親切な接客をして、清潔な店内で食事をして頂くことに尽きるものなんです。 しかし、この…

立て直し

立て直しは土台から直せ! 飲食店経営を改善したいとの相談を非常に多くいただきます。 多くは売上を上げる方法や集客のアイデアがほしいなど、対処方法を求めるものばかりです。 そういう案件はほとんどお断りさせて頂いてます。 それは売…