お金に振り回されるな!
コロナ禍で資金繰りが苦しくなっていた経営者は多いと思います。
政府の支援策に不満を感じている経営者も少なくありませんでした。
でも、その前に経営者として資金を十分に確保してなかった反省をするべきなんです。
特に、すでに廃業している飲食店もありますが、タイミング的には早過ぎます。
資金繰りが自転車操業のように、常に資金繰りに苦労してたとしか思えません。
本来なら、こういった緊急事態が起きて売上がゼロになっても2、3か月くらいは持ち堪えるぐらいの経営をしないと経営者としては失格です。
そこで、経営で大切なことは、「お金」を残すこと、つまり利益を上げられなければ経営ではありませんし、それが出来ない人は経営者とは呼べません。
そのために大切なことは「お金」の感覚を磨くことです。
売上金の「お金」は経営者の「お金」ではありません。
あくまで、材料費や人件費や家賃など必要経費を払う前の預かり金なんです。
でも個人経営者の多くが自分の「お金」と勘違いしてレジから「お金」を抜いたり、レジから支払うことも珍しくありません。
そんな店舗に限って資金繰りに苦しむものです。
また、開業の際に金融公庫や銀行から借りた「お金」も自分の「お金」と勘違いして開業前に湯水のように使う経営者も目立ちます。
借入金は通帳に入るために口座に何百万円もあると「気」が大きくなり、簡単に使っていった結果、運転資金が足りなくなり、オープン景気が終わる3ヶ月辺りから資金不足に陥ります。
ダメな経営者はお金に振り回されるもの。
お金を自在にコントロールできる経営者だけが成功に近づくものなんです。
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