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飲食店経営者と店長のためのブログ

ムダを省くとケチは違う

ムダを省くとケチは違う

 


コストダウンを考えるとき、一般的には人件費、接待交際費、広告宣伝費、水道光熱費といった経費から優先的に削減が図られます。

 


たとえば、広告宣伝費は必ずしもお金をかけて行わなければならないものではありません。

 


チラシや看板などを作らないで、口コミだけ、あるいは自作のホームページだけで勝負することも可能です。

 


得意先を接待するときの交際費なども同じです。

 


お金をかけることもできるし、お金をかけないでもやろうと思えばやれるという意味で広告宣伝費や接待交際費は会社の任意の部分が大きい経費です。

 


また、人件費については最低賃金が法律で決まっているにしても、それ以外の要素は会社の判断や基準に任されています。

 


これらの経費はコストダウンを考えるときに最も目にとまりやすい経費であり、削減できればその効果も大きいものです。

 


しかし、これらは会社の売上を支える重要な経費でもあります。

 


やみくもに下げることで従業員のやる気を削いだり、売上そのものを下げてしまっては元も子もありません。

 


大事なのは会社に委ねられた任意の経費であっても、費用をかけるべきところにはかけるということです。

 


ムダは省いても、ケチってはいけません。

 


ただ、ケチるだけなら誰でも出来ます。

 


経営者として会社のビジョンを考える上で必要かどうか、またムダか投資になるかを判断することが経営なんです。

 


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部下に丸投げするな!

部下に丸投げするな!

 


部下は信用すべきですが、信頼してしまってはダメです。

 


つまり部下は信じて用いることが大切です。

 


ただし信じて頼ってはダメです。

 


いわゆる丸投げ状態ではダメと言うことなんです。

 


場合によっては,失敗して痛い目に合うのも成長に必要なことです。

 


人は成功より失敗から多くを学びます。

 


だから、致命的な失敗にならなければ,見守っていた方がよい場合もあります。

 


部下を信用し仕事を任しても、仕事の責任は上司にあるのです。

 


従ってミスがお客様などの他に影響を与えそうになったら、速やかに対応策を打ったり、ミスが発生しないようにしておくことが必要です。

 


逆に部下は上司を頼ることが大切です。

 


最悪の状態になる前に上司に相談したり、援助をお願いするもの部下の大切な責任です。

 


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人は勝手に育たない

人は勝手に育たない

 


人間として産まれても幼いころに動物に育てらると、一緒にいた仲間の動物と同じような生き方になるケースは多いと聞きます。

 


このように人間は周りの環境によって育ち方は変わるものです。

 


だから、新人社員をほったらかしにして正しく育つことはありませんし、その職場の上司や同僚や環境によって育ち方は左右されます。

 


もし、上司がパワハラを普通にしてる人間で会社自体もそれを咎めないのであれば、新しい社員もパワハラを普通にする上司になっていきます。

 


結局、人間が正しく育つには、正しい環境と正しいことを正しく行う上司や組織が不可欠なんです。

 


良い人材を育てたいなら、まずは自らの環境を整えることが大切なんです。

 


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繁盛するコンセプトの作り方

繁盛するコンセプトの作り方

 


お店の魅力をシンプルに表現するうえで重要なのがコンセプトです。

 


コンセプトは一般的に概念と訳されますが、ビジネスの世界においては事業の中心思想、基本的な考え方といった意味で使われます。

 


飲食店では、誰に、何を、どのように提供し、どのような満足をしていただくかといったお店の本質をひと言で表したものなんです。

 


コンセプトに求められる要素は2つです。

新規性(インパクト)と共感性(実現可能性)なんです。

 


コンセプトに触れた人が「ちょっと斬新で、面白そう、どこか心に残る」

そんな気持ちになってくれることが理想です。

 


ただ、この両者のバランスをどこでとるのかがポイントです。

 


新規性やインパクトが強すぎると時代を先取りしすぎて一部の人しか理解できません。

 


共感性や実現可能性が強すぎると「普通だね」という印象で終わってしまいます。

 


一方、新規性と共感性のバランスのとれたコンセプトは、「この店いいね」「行きたい」「食べてみたい」といった声が寄せられるようになります。

 


さらに、コンセプトを伝える先には大きく2つの方向性があります。

 


1つは万人から愛されることを目指すもの。

もう1つは小さな市場や対象者を特定している事業で使われるものです。

 


小さなお店のコンセプトは八方美人になる必要はなく、「特定の人にだけ評価されればいいという割り切りが必要なんです。

 


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コミュニケーションを正しく使う

コミュニケーションを正しく使う

 


ある調査で上司と部下のコミュニケーションの実態が記されていました。

 


上司に対して「部下とコミュニケーションが取れているか?」

取れている87%取れていない13%

 


部下に対して「上司とコミュニケーションが取れているか?」

取れている43%取れていない57%

 


つまり、上司が思うほど、部下はコミュニケーションが取れているとは思っていません。

 


上司はまず部下と心を通わせて、相手の思いを感じ取ることが大切なんです。

 


そのためには「聞く」「傾聴」が必要です。相手の立場や言い分を理解することなのです。

 


人間はどんな人間でも「自己」を中心に考えますが、「聞く」という行為は、相手を中心した行為で、相手の存在を認めた行為です。

 


「積極的に聞く」というコミュニケーションで良い人間関係を作ることが良い組織つくりにつながっていきます。

 


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飲食店の一発屋になるな

飲食店の一発屋になるな

 


お笑い芸人で一発屋と呼ばれる人は少なくありません。

 


一世を風靡して、一気に知名度を上げてテレビ局から引っ張りだこになります。

 


その時の芸人の気持ちはこのまま人気は続くと思うものですが、あっという間に人気は下がりテレビ局からもお呼びが掛からなくなり消えていきます。

 


飲食店でも、いきなりステーキのように一時期全国で評判になり、各店舗毎日行列ができる状態になったことがありました。

 


そしてこの時期を逃すまいと状ドンドン新店舗を出していきました。

 


その結果、今は息切れしたように売上は下降し続けて、閉店が相次いでいます。

 


このように、飲食店が一発屋にならないためには、謙虚に地道に社員教育やメニュー開発など未来に投資する姿勢で経営することが大切なんです。

 


簡単に売上を上げて、それが長く続くビジネスは世の中にはありません。

 


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会社の社会貢献とは納税から

会社の社会貢献とは納税から

 


以前、お笑い芸人が国税局から指摘を受け追徴課税を支払った話題がありました。

 


その人は、基本的に社会人としての無知が招いたことだと思いますが、経営者の中にも脱税に手を染めて犯罪者になる人もいます。

 


経営者が自分の会社の経営理念や経営方針の中に、「社会に貢献します」というような言葉が見られます。

 


でも具体的にどう貢献しているか分からない会社が多いのも事実です。

 


私が考える社会貢献の一番は、企業としてしっかりと利益を出し税金を国に収めることだと思います。

 


特に登記した会社は法人として「法の定める人」と言う意味で存在を認められ特典もあります。

 


企業が存続するために適正な節税を行った上で利益を出すこと、赤字で法人税を払わないということは、企業としてどんな立派なことを掲げても社会貢献したことにはなりません。

 


経営者は、まずは社会に貢献する、しっかり利益を出す企業を作ってほしいと思います。

 


そういう意味で赤字決算で税金を支払わない人は、経営者失格と言わざるを得ません。

 


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