自分本位な店作りは繁盛しない
マーケティング用語で「プロダクトアウト」とは製造者論理であり、自分本位で物を売っていこうというものです。
この「プロダクトアウト」のお店が飲食業で典型的なのが、職人さん(板前・シェフと呼ばれる方)が独立したお店で良く見られます。
「自分の料理さえ出せば必ずお客は来てくれる」「こだわった料理しか出したくないから時間がかかって当たり前」「自分の味に合わない客はいらない」など、自己中心的な店作りしかしない店主も多く見られます。
でも、そういったお客様不在のお店で長続きした店を私は知りません。
こだわりのある料理を出すことは、お店の売りや個性の部分では大切だとは思うのですが、それはお客様が認めるこだわりでなければいけません。
自分本位に、お客様を合わそうとすることはこだわりではなく、ただの「わがまま」だと思うのです。
「プロダクトアウト」の反対語である「マーケットイン」がありますが、これはお客様が主体でありお客様が求めるものを提供することです。
「マーケットイン」のように飲食業に限らず事業の基本はあくまでお客様に満足していただくために何ができるか?なんです。
それを徹底的に追及するような店作りをしてほしいと思います。
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