飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書(解説コラム)
第5章経費削減「人件費削減」
普通の飲食店経営で一番大きな数値は原価率になります。
ただ、飲食店店長がコントロールできる数値は人件費なんです。
原価率はメニュー価格が決まれば数値が大きく変動することがないので、店長がコントロールできる数値は大きくありません。
人件費は、削減すれば良いと言うものではありません。
削減し過ぎると、料理提供やサービス面でお客様に迷惑をおかけして、売上減少を招くことにつながります。
したがって、人件費は数値が大きいだけでなく、店長のコントロール次第で売上が増減する重要な経費と言えます。
また、人件費はスタッフそれぞれの能力を加味してコントロールすることが必要であり、スタッフの教育状況にも影響されるのです。
人件費を削減だけでなく、店舗の将来性も見据えた店長の能力が分かる経費だと言えるものです。
また、本書には経費削減に関して、人件費だけでなく原価率や水道光熱費やなど飲食店経営の実務にそくした内容を詳しく解説しています。
ぜひご一読頂ければと思います。
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