正論だけで人は付いてこない
経営を成功させるには、自分とは異なる主張を持ち、しばしば意見が対立するような人材を好んで周囲に置くことが必要なんです。
イエスマンを重用しても、競争には勝てないんです。
社長である自分の意見に正反対の意見を厳しい調子でぶつけてくるような部下が必要なんです。
会社は仲良しクラブではなく、あくまでもビジネスの場です。
互いに馴れ合うのではなく、真剣に持論をぶつけ合うべきなんです。
そして衆議一決したら、今度は「ビジネスに勝つ」という大目標をめざし、全員一丸となって戦い抜くこと、これをやり遂げる強さが、社長には必要なんです。
会社は多くの人で成り立っています。
多くの社員を納得させたうえで、一つの方向へ引っ張っていかなければならない。
すると、正論を吐き、ハードワークを強いる「強さ」だけでは人は付いてこないんです。
ゆきすぎるほどの情熱、スーパーな知性があるのに、人間的な魅力にあふれ、ほほえましい可愛げもある。
そんなリーダーに人は付いていくんです。
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