飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地元のお客様

地元のお客様を大切に コロナ以前までの日本は外国人観光客が毎年増えており、インバウンドでの集客で業績を伸ばした飲食店が多かったと思います。 しかし、コロナ禍になってからは今まで外国人のインバウンドで繁盛していたお店は大打撃を受けて経営が危う…

事なかれ主義

事なかれ主義になるな! 企業で、よく問題になるのはリーダーの地位に立つ人の「事なかれ主義」です。 失敗を恐れ前例のない新しいテーマに積極的に取り組もうとしないリーダーは少なくありません。 重要な決断ができずチャンスを逃してしまうリーダーが多く…

危機から学ぶ

危機から何を学んだか? コロナの収束が近づいていますが、今まで通りの日常が戻ることはしばらくは見込めません。 なんとかやりくりして生き残った飲食店はこれからどうするか? まず考えるべきことは、この危機で何を学んだか? 学んだことをどう生かすこ…

美学

ナンバー2の美学とは ナンバー2はトップである社長の指示を部下に伝え、会社の隅々まで周知徹底させるトップダウンの役割があります。 あと、現場の動きを絶えずチェックし、結果をトップに報告するボトムアップの役割を担うことが求められます。 また、参謀…

店内心理学

顧客心理学講座 第6章 店内心理学 店内でのお客様の心理は人それぞれであり、お客様のお連れの方との関係性によって大きく変わってきます。 カップルで恋人どおしであれば、あまり話しかけずにほっておいてほしい心理が強いと思います。 逆に、男同士の同僚…

社員が迷う

社員や部下を迷わせるな! 五月病という言葉があり、ゴールデンウィーク後に退職する新入社員が多い象徴のような言葉ですが、すでに退職した新入社員も少なくないと思いますし、退職を考えている社員や次の会社を探している人も多いのではないでしょうか? …

地元のお客様

地元のお客様を大切に コロナ以前までの日本は外国人観光客が毎年増えており、インバウンドでの集客で業績を伸ばした飲食店が多かったと思います。 しかし、コロナ禍になってからは今まで外国人のインバウンドで繁盛していたお店は大打撃を受けて経営が危う…

失敗の経験

優秀な人材は失敗を経験している 成功者は必ず失敗を経験しているものです。 特に、ナンバー2を選ぶ場合、このような失敗をしたことがある人を選ぶことが大切です。 ナンバー2は会社の業務遂行の責任者として、実務面の細々とした決済や判断を必要とされます…

ブームを追いかける

ブームを追いかけるな! タピオカブームはとっくの昔に終わりました。 タピオカのように、ブームを追いかける経営者は少なくありません。 特に、ブームを追いかける経営者は元々飲食業が好きで経営するのではなく、金儲けをしたいためにブームに乗るだけなん…

言い訳

言い訳するな! 仕事で上手くいかないとか結果が出ないことを、他のせいにして自分を守る人は少なくありません。 でも、こういった言い訳で自分を守れた人は誰もいません。 言い訳より先にすることは、自分はもっと何かできなかったか? とか、自分は何が足…

選ばれる店

選ばれる理由を作れ! 「あなたのお店が選ばれる理由は何ですか?」 相談に来られる飲食店経営者に必ず聞く質問です。 世の中に飲食店やそれ以外の物販でも同じようなお店は腐るほどあります。 だから、お店があるだけで簡単に来店していただけて、簡単に利…

成果と報酬

成果と報酬の順番を間違えるな! 成果と報酬の「約束」は成果が先で報酬が後、というのが本来の順序なんです。 経済や会社の仕組みが報酬を先に支払い、仕事をしてもらうという格好になっているケースもありますが、優秀な人材を獲得できている企業では、そ…

開業の失敗

開業を失敗する原因とは? 人生を賭けて飲食店を開業する。 たぶん失敗するなんてこれっぽっちも思っていません。 他の人は失敗しても自分だけは失敗しない。 そんな何の根拠もない自信で開業に踏み出す人は少なくありません。 そんな人がどれだけ多く、どれ…

ナンバー2を目指す

ナンバー2を目指せ! 社会に出たら、やっぱり一度は社長というものに憧れる人も多いはず。 社長でなくても、そのチームやプロジェクトのトップに立って皆を引っ張っていく仕事をしていくことを目標とする人も多いことでしょう。 しかし、トップではなく「あ…

提供心理学

顧客心理学講座 第5章 提供心理学 料理提供は提供時間が5分から7分であれば問題がないのですが、7分を超えてくると「注文が通っているか?」「忘れられてる?」など不安な気持ちが出てきます。 そして、10分を超えるとイライラが始まり、20分になると完全に…

決めること

経営者の仕事は決めること 経営者にとって最も重要な仕事は、会社の未来を創ることです。 そのために、毎日決断の連続なんです。 逆に何も「決められない!」ということは、経営者本人よりも周りの家族や従業員にとって苦しく不幸なことです。 正しい経営判…

ターゲット

ターゲットを見直す いまだに、感染者数は一進一退を繰り返しています。 いつ終わるともしれないコロナ禍ですが、たとえコロナが収束しても今までと同じような営業は難しいのではないでしょうか? 今まで来店されてたお客様自体もコロナの影響で仕事や収入も…

ワンマン

独裁とワンマンの違い 独裁者は自分の事しか考えておらず、自分さえよければ従業員の事なんかどうでもいいと考えている人間のことです。 それに対してワンマンと呼ばれるような経営者は威張ってはいますが、会社や従業員の事はよく考えており他人の意見には…

疎外感

疎外感を感じさせるな! 飲食店の中に、常連客に対して友だちのような言葉使いをするお店が見られます。 常連客にとっては行きつけの店の店長やスタッフから仲が良いような扱いは嬉しいものです。 ある意味、客商売にとって目指すべき姿なのかもしれません。…

右往左往

経営者は右往左往するな! 何かトラブルが起きたときに右往左往する経営者は少なくありません。 また、流行りに流されるだけの意思決定をして、うまくいかなければ、あっさり方針を変えたりして部下を 振り回します。 重要な局面で、根本となる考えを持って…

やり方を変える

あなたのそのやり方変えなさい! 書籍「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」 この本は私が飲食業に入って新入社員から店長やチェーン店のスーパーバイザーなどの経験で培った理論と飲食チェーンの営業本部長として店長育成に関わる中で、飲食店店…

ターゲット

ターゲットを見直す いまだに、感染者数は一進一退を繰り返しています。 いつ終わるともしれないコロナ禍ですが、たとえコロナが収束しても今までと同じような営業は難しいのではないでしょうか? 今まで来店されてたお客様自体もコロナの影響で仕事や収入も…

自己保身

自己保身に走るな! 上司としての大切な仕事のひとつ、それは一人ひとりの部下が良いパフォーマンスを出せるようフォローすることなんです。 そのためには、チーム全体を見る目が必要なんです。 そんな中、自分のことしか考えない残念な上司がいると悲惨なこ…

原点に戻る

危機こそ原点に戻れ! 今回のコロナウイルスの影響でほとんどの飲食店が苦しんでいました。 その中で大きく業績を伸ばしていたのが、私も在籍していた日本マクドナルドなんです。 店内飲食以外にテイクアウトかドライブスルーでの売上が大きく、店内飲食を閉…

丸投げ

部下に丸投げしない 上司から新しい仕事を何の説明もなく丸投げされて、できたと思ったらすべてに対してダメ出しをされたことを経験している人も少なくないと思います。 また、現場を任されたにもかかわらず決済権限もなく、現場作業で終わった人も多いと思…

注文心理学

顧客心理学講座 第4章 注文心理学 注文時のお客様の心理は、注文用のタブレットや呼び出しブザーがないお店ではスタッフを大きな声で呼ぶことが恥ずかしくて躊躇する人は少なくありません。 私自身、スタッフを教育する際にお客様がメニューを閉じたりテーブ…

正しい考え方

正しい考え方を持て 色々な偉人や宗教からたくさん学んできたのに経営がうまくいかないと嘆く経営者も少なくありません。 その多くは、正しい考え方を身に付けたのではなく、身に付けたつもりになっていただけなんです。 いろいろな本を読んで正しい考えを理…

目の前のお客様

目の前のお客様を大切に コロナ前の飲食業界は、ミシュランの三ツ星や芸能人おすすめの店などの話題がテレビや雑誌で多かったような気がします。 そういうミシュランや芸能人の話題は、お客様には全く関係のないことですが、どうも飲食店経営者で気にする人…

不幸にしない

部下を不幸にするな! 組織で働く以上、残念なことに、仕事ができない人が上司の立場になることも往往にしてあります。 そのしわ寄せは多くの場合、その部下にいきます。 自分自身のことをよくわかっている人は、部下を含めた周りの人たちをうまく使って仕事…

土台を固める

経営の土台を固める コロナの休業や時短要請でほとんどの飲食店が大打撃を受けていました。 特にテイクアウトや弁当メニューを取り入れていなかった店舗は非常に厳しかったと思います。 急遽テイクアウトメニューを導入して対応する店舗も増えてきました。 …