飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

偏ったお客様

偏ったお客様に依存するな! コロナ禍で観光業界も飲食店と同じように厳しい状況に陥りました。 特に、外国人観光客つまりインバウンドに頼ってたホテルや旅館やお土産物店などは壊滅的な打撃を受けています。 ただ、観光地でもインバウンドだけに頼らずに地…

自分の能力

自分の能力を自覚せよ! 飲食店経営者は専門家に相談することが少ないんです。 それは料理を作れたり、接客経験があるだけで、自分が専門家だと思っているからなんです。 だから、廃業する人があとをたたないんです。 それは飲食店の現場経験と飲食店経営と…

BGM

無意識の満足をBGMで ほとんどの飲食店ではBGMの音楽を流しています。 多くはお店のコンセプトや業態に合った曲にしていると思いますが、中には今の流行りの曲を流したり、オーナーや店長の趣味の音楽を流している場合も少なくありません。 BGMというのは…

どんぶり勘定

どんぶり勘定になるな! 個人の家計でもよく聞かれる“ どんぶり勘定”。これが仕事の場でも行われているとすれば、もはや致命的です。 キャッシュフローをまったく把握していない、ということなんですね。 でも、実はこうしたダメな飲食店経営者が意外に多い…

会計を勉強

経営者は会計を勉強せよ! 今回のコロナ禍では多くの企業が資金繰りを悪化させて倒産しています。 経営は、成功と失敗の間には、常に「お金」が関係しています。 損益計算書や貸借対照表やキャッシュフローに関わる必要最低限の知識は備えておかなければなり…

逆算思考

経営改善は逆算思考から始めろ! 飲食店の経営改善ではどうしたら売上が上がるか? どうしたら赤字を解消できるか? と考えてテクニックに走りがちになります。 でも、テクニックに走って経営改善できることはありません。 それは正確に現状分析ができていな…

競合店

競合店の良いところを見習え! 飲食店経営にとって競合店の存在は避けては通れません。 ただ、強力な競合店と敵対するのではなく、良いところを見習うことが大切なんです。 良く競合店を視察して、出来てないところや不手際を見て喜んで安心する経営者や店長…

権力を振りかざす

権力を振りかざすな! 権力を振りかざすと道を間違えるものです。 権力とは、その力でお客様と従業員を幸せにするためにあるのです。 多くの経営者は、権力は自分の力だと錯覚しています。 でも、その権力=役職は期待して与えられたものでありその役割を果た…

初来店のお客様

初来店のお客様を大切にせよ! 飲食店で初めて来店されたお客様が2回目に来店する割合は2割です。 それだけ、リピートしていただくことは大変なんです。 ダメな飲食店は常連客に対して友だちのような扱いをして、初めてのお客様には他人のような感じで接する…

褒められたい

経営者は褒められたいと思うな! 失敗する経営者で多いのが、「周囲から褒められたい。」「自分を優位に見せたい。」「頑張っているアピールをしたい。」などの考えがある人が多いです。 自分は他の従業員よりも仕事をしているという雰囲気を強調したり、見…

廃業

廃業で人生を終わりにするな! 飲食店開業は一度失敗するとやり直しがきかないんです。 私自身、過去に飲食店経営に失敗しました。 なんとか今は人生を終わりにせずにやってきましたが、失ったものもたくさんあったことも事実です。 成功するには失敗経験が…

従業員満足

まずは従業員を満足させろ! CSはカスタマーサティスファクションつまり顧客満足、 ESはエンプロイサティスファクションつまり従業員満足、 どちらが先かという議論はサービス業でよくされます。 これは卵が先かニワトリが先かという議論と同じであまり意味…

コース料理

コース料理は質と量で満足感を 飲食店のコース料理と言えば、居酒屋からイタリアン、フレンチなどほとんどの業態で取り入れています。 またコース料理は事前に予約を頂くことが多いために、店舗があらかじめ準備することが出来るため、人件費の削減も可能で…

ナンバー2

ナンバー2は優秀な経営者の元で生きる ナンバー2が力を発揮するには、経営者が優秀で無ければならないんです。 ナンバー2が1人で組織をまとめて業績を上げることはあり得ないんです。 優秀なナンバー2は組織に対しての貢献力が必要ですが、同時に批判力とい…

カリスマ経営者

飲食業にカリスマ経営者は邪魔 最近、大手の飲食企業が業態を右往左往するケースが非常に目立ちます。 確かに、ブームの流行り廃りのタイミングが早く、流行ってたお店があっという間に閉店してるケースも少なくありません。 個人店で職人出身の経営者が、自…

部下に関心を持つ

仕事よりも部下に関心を持て! 優秀なリーダーは、自分の仕事よりも部下に関心を寄せて部下が成果を上げられることに注力します。 しかし、リーダーと称する人の多くが部下に対して無関心で、部下がどんな性格で長所や短所も知らずにただ成果を上げるように…

ウンチク

ウンチクだけを垂らすな! 経営コンサルタントと称する人の中にウンチクを垂れるだけの人は少なくありません。 そういったコンサルタントを雇う経営者も同じような頭でっかちの人も多いものです。 他事業のコンサルタントは別にしても、飲食業に関しては現場…

人材育成

人材育成で失敗するな! 飲食チェーンで失敗するケースはほとんどが人材育成が出店に追いついてないことが原因です。 大手飲食企業であっても、1店舗の積み重ねで成り立っています。 でも、チェーンとして多店舗化した途端に大きなパイで物事を考え、その理…

人が育つ会社

人が辞めない会社より人が育つ会社を作れ! 社会における企業の真の役割とはなんでしょうか? 実は、これをわかっていない経営者が非常に多いんです。 どこにいっても通用する社員を育成することなんです。 「良い会社」というのは離職率の低さの社員が辞め…

自分本位

自分本位な店を作るな! マーケティング用語で「プロダクトアウト」とは製造者論理であり、自分本位で物を売っていこうというものです。 この「プロダクトアウト」のお店が飲食業で典型的なのが、職人さん(板前・シェフと呼ばれる方)が独立したお店で良く見…

見栄っ張り

見栄っ張りが会社を潰す 見栄っ張りな人は経営者としては致命的です。 少し経営が軌道に乗っただけで本分を忘れて法人会のような経営者の団体の肩書や地位を欲しがったり、社長室を豪華に飾ったり、会社の金で高級車を買ってプライベートでも乗り回したり、…

多店舗化

多店舗化を目指せ! 飲食店の多店舗化が難しい会社には、ある一定の理由があります。 それは経営者自身の飲食店経営に対する想いや考え方です。 そのひとつ目は、やはり事業に対しての理念や哲学がないことです。 実際、経営理念を掲げていても他の会社の受…

日常の言葉と行動

日常の言葉と行動を大切に 部下に対して、たまに食事をご馳走したりお酒を飲みに連れて行って仕事を労う上司は少なくありません。 しかし、そういう上司に限って日常ではパワハラや自己中心的な振る舞いをすることがあります。 そのようにご馳走するような特…

働きやすい店

働きやすい店を作れ! 人手不足で困っている飲食店は少なくありません。 私自身、人材採用で相談を受けることも多いのですが、ほとんどの店長がどうしたら集まるか?という相談ばかりです。 どうしたら辞めなくなるかを相談する人はあまりいません。 ある意…

仕事の準備

仕事の準備で能力が分かる 人材を評価する際に、行動力や成果で判断することが多いと思います。 でも、意外と大切なのが準備する能力なんです。 準備無くしては、的確な行動もできません。 準備が中途半端では、やり直しも多くムダな行動になることがあるも…

態度を変える

相手によって態度を変えるな! 人間関係において目上の人に対して失礼のないように謙虚な振る舞いをすることは当たり前です。 でも、それが自分の部下だったり年下の人に対して傲慢な態度になる人は少なくありません。 また。起業していきなり社長という肩書…

目に見えない豊かさ

目に見えない豊かさを持て! 豊かさの基準をお金で測る人がほとんどだと思います。 経営者の中には、高級外車に乗って豪華な社長室を持ち、毎日高級クラブに通うことを豊かさと思っている人は少なくありません。 実際、私自身も身近にそんな経営者を何人も見…

あきらめない

あきらめずに経営を続けろ! コロナ禍により廃業した飲食店は後をたちません。 しかも、コロナの初期に廃業した飲食店は少なくありません。 現在も生き残って経営を続けている飲食店にはある特徴があります。 それは、やれることをすべてやっている飲食店は…

採用基準

幹部の採用基準を変えろ! 嫉妬、それは誰もが感じることではないでしょうか? それが仕事の部下となると余計に嫉妬心が湧いてくるものです。 また、嫉妬心以外にも危機感を抱く人もいます。 優秀な部下がいることで自分が要らなくなって、自分の立場が脅か…

クレーム

クレームをチャンスに変えろ! コンサルでクレームの相談の際に最初にお話しするのは、「クレームというピンチをチャンスに変えることを目指してください」です。 この意識を持つことで、クレームが怖くなくなり、逆にこのクレームでお客様をお店のファンに…