飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

やる気

やる気をあてにするな! リーダーが部下のチームをまとめる時に部下のやる気をあてにすることは少なくありません。 そのために、自分の成功体験を誇らしげに語るリーダーも多いと思います。 しかし、やる気は人それぞれであり、リーダーの成功体験も受け取り…

生き残り

生き残りのチャンスをつかめ! コロナ以前の飲食店は、飲食店経営は苦境に立たされていました。 人材不足により人材募集の費用が増えていましたし、年々上昇する最低時給により人件費も大きな負担になっていました。 また、原材料も高騰しており簡単に価格に…

自分のやり方

自分のやり方を部下に押し付けるな! 上司が部下を指導する際、自分のやり方を押し付ける人が少なくありません。 上司は自分の成功体験がすべてであり、自分のやり方こそが正しくて、いわゆるマニュアルであると思っています。 そのマニュアルを自分の部下に…

行列

行列は必ずしも繁盛店じゃない 飲食店店長でお客様が行列してくれるのは夢かもしれません。 しかし、行列を冷静に考えてみると、その行列が長く経営を続けた結果としてお客様が支持してくれているのなら問題はありません。 でも、いきなり流行りのように行列…

任される

任されるナンバー2になれ! 組織のナンバー1とナンバー2の一番の違いは責任の重さです。 ナンバー2も相応の責任は負っていますが、社長と同じ責任感を持つことはできません。 間違えてもまだ自分の後には 社長がいるという思いがどこかにあります。 しか…

自分の弱さ

自分の弱さを認めろ! 自分の弱さを認められる人間こそが本当に強い人間なんです。 しかし、立場が上になればなるほど自分の弱さを認める勇気がない人は多いものです。 プライドが邪魔をしたり、立場からの恥ずかしさが弱さを隠してしまう。 しかし、自分を…

内観

リーダーは内観せよ! 内観とは自分の内面を観察すること、つまり自分と向き合うことによって自分が何をどうしたいのか突き詰めることなんです。 人間には長所もあれば、短所や欠点もあるものです。 部下であれば、自分の欠点と向き合うことは難しくありませ…

アナログ

アナログがお客様の心を掴む 最近、お客様への告知やメッセージはほとんどがメール配信やLINE投稿などだと思います。 私自身も、通販サイトや保険会社などから頻繁にメールが送られて来ますが、ほとんどよく読まずにスルーしています。 飲食店も同じようにメ…

部下をまとめる

部下をまとめる能力を上げろ! 優秀な営業マンは、お客様を獲得することが最大の能力です。 そして、成績が上がり出世します。通常の会社の評価の中では当たり前の出世だと思います。 ただ、優秀な営業マンが役職を持ち、業務に部下を育てることや部署の業績…

決断の連続

経営は決断の連続 経営は決断の連続なんです。 世の中は今回のコロナ禍のように何が起きるか分からない不透明なものです。 飲食店経営では、ターゲットは適正か、価格はどうか、時流に乗り遅れてはいないかといった判断を、次々とこなしていかなくてはなりま…

飲食店経営

飲食店経営を舐めるな! 安易に飲食店経営に乗り出す芸能人や別事業の経営者は少なくありません。 ただ、飲食店オーナーという肩書きだけがほしいとか一獲千金を狙ったバカな経営者が参入してほとんどが廃業や撤退を余儀なくされています。 それは、飲食店経…

できるまでやる

ナンバー2はできるまでやれ! ナンバー2は、出来る方法を常に考えなければならないんです。 サラリーマン感覚の人間は、上司からの指示で難しい課題に対して、出来ない理由を探します。 でも、ナンバー2が同じように出来ない理由を探してばかりでは会社の発…

数字で理解

数字で経営を理解せよ! 昔M社の店長してたころ、上司のスーパーバイザーや部長などは「数字しか見ずに店の状況が分かるのか?」と不満にならならいような愚痴をこぼしてたものです。 でも、現場を熟知した上司であれば、数字から見えてくることはたくさん…

あなたのそのやり方変えなさい!

書籍「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」 この本は私が飲食業に入って新入社員から店長やチェーン店のスーパーバイザーなどの経験で培った理論と飲食チェーンの営業本部長として店長育成に関わる中で、飲食店店長に必要な考え方や行動を一冊にま…

損得勘定

損得勘定で心は動かない 最近の飲食店でのクーポン利用は減っています。 それはお客様が安いとかお得と言ったことでは動かないことを意味しています。 今は休止中のgotoトラベルやgotoイートでもホテル業界や飲食業界を救うと言いながら、個人店ではまったく…

目標を作れ

経営者は目標を作れ! 経営者として必ず目標設定しなければいけません。 でも、しっかり目標を設定してない会社も少なくありません。 はっきり言ってゴールのないビジネスはあり得ないし、ギャンブルでやってるようなものです。 例えば、目標の売上を決める…

セミナー

セミナーで勘違いしない 聞きかじりのノウハウを実践しても、すぐに効果がでるほど経営は甘くありません。 その一方で、せっかくセミナーなどに行って知識を得ても、実行まで移さず、知識の持ち腐れで終わっている経営者も多く見られます。 デキる経営者は、…

コミュニケーション

コミュニケーション取れてますか? ある調査で上司と部下のコミュニケーションの実態が記されていました。 上司に対して「部下とコミュニケーションが取れているか?」 取れている87%取れていない13% 部下に対して「上司とコミュニケーションが取れてい…

集客方法

安易な集客方法はない SNSで飲食店の集客を謳った広告が溢れかえっています。 特に掲載料無料を謳った広告に心を動かされる経営者や店長は少なくないと思います。 そういう広告ではなくても、昔からあるぐるなびやホットペッパーや食べログに掲載している飲…

教えることじゃない

リーダーの仕事は教えることじゃない ダメなリーダーは、リーダーになった途端にこれでもかって言うくらい、自分が経験したことを話したがるものです。 部下が聞いていなくても、ただただ自分が部下に教えたいことをずっと話続けます。 しかし、できるリーダ…

役職

役職とは役割を演じること 良い組織はそれぞれの役割分担がしっかり出来ているものです。 社長は社長としての役割を演じてるし、店長は店長としての職責を果たすための役割を演じているものです。 役職が上だからと言って「偉い」わけではないし、社長がスー…

お店を救う

店長がお店を救え! コロナ禍で悲惨な状況に陥っている飲食店は少なくありません。 すでに廃業や倒産している飲食店や飲食企業は多く、行く末に不安を抱えている経営者は多いと思います。 特に、店内飲食が感染予防から来店を避けられるために、テイクアウト…

対等

顧客とは対等に向き合う ビジネスでは必ず売り手と買い手があります。 その際のバランスは買い手の立場が強くなりますが、本来は対等な立場であり、売りたい人と買いたい人との契約が成立することが正常なビジネスと言えます。 しかし、中には買い手の立場を…

淘汰

飲食店淘汰の時代は続く コロナ禍により多くの飲食店が厳しい状況に陥っています。 すでに廃業している飲食店も少なくありません。 大手の飲食チェーンでもリストラやM &Aで今までの体制が変わっています。 和民も焼肉店に業態変更するなど飲食業界全体が様…

役割

飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書(解説コラム) 第8章ナンバー2育成と後継者育成 「役割を果たす」 ナンバー2育成や後継者育成については組織の「役割」を明確にすることが大切なんです。 真のナンバー2は、役職が副社長や専務がつ…

流行り

流行りで終わらすな! コロナ禍で大手飲食チェーン店も生き残りをかけて居酒屋から焼肉業態に変更したり、居酒屋チェーンがハンバーガー業態に進出するケースが見られます。 メディアでも取り上げられて、いかにも新たな繁盛店が作られたような印象を受けま…

顧客の創造

顧客の創造が経営者の責務 ピーター・ドラッカーは「事業の目的は顧客の創造である」と言いました。 「事業の目的は顧客の創造である」とは「新規顧客の開拓」という意味ではありません。 顧客の創造というのは「喜ぶ人を増やすこと」ということなんです。 …

逃げるな!

リーダーは逃げるな! 良いリーダーになるためには、2つのことから逃げないことが必要なんです。 1つ目は部下とのコミュニケーションから逃げないことです リーダーに有りがちなケースが仕事ができる部下とのコミュニケーションを避けることがあります。 …

イズム

自分のイズムを持て! イズムとは主義や主張のことであり、経営者の場合には経営者自身が持つ会社や組織としてのあり方や理念になるものです。 経営者の中でも、2代目や3代目などの同族経営の経営者や雇われのサラリーマン経営者は自分のイズムを持っていな…

満足の積み重ね

売上は満足の積み重ね 売上が悩みの経営者は非常に多いです。 利益やお店の将来も売上があってこそだから当たり前かもしれません。 でも売上だけにフォーカスを当ててしまうと木を見て森を見ずになってしまい、割引やサービスなどの販促のテクニックに走って…