飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生き残るお店の特徴

生き残るお店の特徴 例えば、回転寿司やファストフードや牛丼店のようなお店は滞在時間が短いため、売り上げが戻りやすい傾向にあります。 コロナで売上が戻り辛いお店は、お客さんが長居するような一見客の多い居酒屋業態のお店なんです。 これから伸びる飲…

良い時は続かない

良い時は続かない コロナ禍で飲食店や旅行業界は酷い影響を受けています。 特に外国人つまりインバウンドで潤ってた飲食店やホテルなどは壊滅的な状況です。 コロナが蔓延し始めた初期の段階で、廃業や撤退に踏み切った企業や店舗も少なくありませんでした。…

集客は8ステップで企画する

集客は8ステップで企画する 集客と聞くとすぐにグルメサイトに契約したり、最近はSNSを使ってお客様にクーポンを配って来店してもらおうとする具体的な行動をイメージする人が多いと思います。 それは、本来の集客としての「戦術」という1つのステップでし…

社長とナンバー2との時間

社長とナンバー2との時間 社長とナンバー2は、どんなに忙しくても2人だけの時間を毎週必ず取ることが大切なんです。 社長もナンバー2も、日々の忙しい業務に追われ、具体的な業務の話をすることはあっても、会社の将来的な大きな話をする機会は少ないのが…

減っていく飲食店とは?

減っていく飲食店とは? 都市のオフィス街の飲食店は軒並み売り上げが下がっています。 コロナ禍で多くの企業のテレワーク化が進み、都心部に人が通勤してこなくなったんです。 そして、テレワークは新しい生活様式として定着しつつあり、元には戻ることがあ…

焼肉屋に変わって大丈夫?

焼肉屋に変わって大丈夫? コロナの影響から、業態を変える飲食店が増えています。 特に、大手居酒屋チェーンの和民では焼肉業態に変更しようとしています。 他の中小の居酒屋チェーンでも郊外型の店舗をカフェ業態に変える動きも目立っています。 ただ、コ…

店長は言い訳しない

店長は言い訳しない 飲食店で挨拶がちゃんと出来なかったり、料理提供が遅くなったり、接客中に笑顔が出せなかったりした場合もあると思います。 その際にダメな店長は「忙しかったから」「他にやることがあった」「バイトが少ない」など言い訳を口にする人…

ナンバー2はエゴを捨てること

ナンバー2はエゴを捨てろ 信頼されるナンバー2になるためには、自分よりも会社、自分よりも社長、自分よりも部下を優先できるかどうかなんです。 ナンバー2が副社長や専務などの肩書きをもらい、自分は偉いとか誰よりも優秀なんだと勘違いをしたらどうなる…

飲食店店長はお店の顔

店長はお店の顔 営業中は当然ですが、飲食店の店長はお客様と店との懸け橋役となるリーダー的役割を担っています。 例えば、お客様が初めて来店された時の対応の仕方をどういう感じでお客様に対応していくのか、それは店長による対応の仕方によって変わって…

好き嫌いで経営はできない

好き嫌いで経営はできない お客様を満足させることができなけれどんな商売も成功しません。 自分が好きなことで成功したいと思う人は多いと思います。 でも、自分の好きなものや好きなことをそのままやったら必ず失敗します。 それは好きと言う感情に流され…

お客様を育てる

お客様を育てる 顧客を育てるとは、新しいお客様に再来店していただき、常連客になってもらうことです。 今回のコロナ禍では、あまり影響も受けていない飲食店も少なくありません。 こういった飲食店の特徴が、常連のお客様をしっかりと獲得していたことがわ…

会議はナンバー2が仕切れ

会議はナンバー2が仕切れ ほとんどの中小企業のミーティングや会議などはは社長1人が話す独演会と化しています。 社長が議事進行をしながら、自分が言いたいことを一番的確な意見を言うのですから、独演会になるのは当たり前です。 だからこそ、議事進行は…

物件選びで頭の良さが分かる

物件選びで頭の良さが分かる 今回のコロナ禍で生き残っている飲食店は、コロナ前からお客様との信頼関係を構築していたことがわかっています。 逆に、繁華街立地で人通りの多さがあることで、一見のフリー客を目当てに営業していたお店は、閑散とした繁華街…

良い経営者は良い従業員だった

良い経営者は良い従業員だった 経営者になろうとする人は、人に使われたくないからという理由が多いものです。 しかし、そういう経営者に限ってパワハラやモラハラと言った問題を起こします。 それは、従業員として忍耐力を身につけてこなかったり、部下の立…

デリバリー需要は限定的

デリバリー需要は限定的 コロナにより、デリバリーを活発に利用する飲食店は少なくありません。 実際にウーバーイーツや出前館のCMも多くなっています。 しかし、このデリバリー需要は限定的であり、いわゆる流行り物に近いビジネスだと思います。 大手飲食…

ナンバー2は特別な存在

ナンバー2は特別な存在 社長は、常にナンバー2を特別扱いし尊重しなければいけません。 ナンバー2を他の社員と同じように扱っていて、ナンバー2としての自覚を持てと言われて、自覚なんか持てる訳がありません。 社長はナンバー2を社員の一人として見る…

メニュー作りでの誤解

メニュー作りでの誤解 「売れる」メニューを誤解してない? 飲食店の成功には売れるメニューが必要だと言うことは店長であれば分かることですが、意外と「売れる」ということを誤解している店長は少なくありません。 特に、料理人出身の店長がよく誤解するの…

入りを量りて出ずるを制するとは

入りを量りて出ずるを制するとは 言葉の意味を要約すると、「収入に応じた支出計画を考えなければ、貯金はたまらない」ということなんです。 これは、経営バランスを整えるうえで、最も大切な教えを表しています。 なぜなら、会社は、お金で始まり、お金で終…

食べログの評価は気にしない

食べログの評価は気にしない グルメサイトの評価というと食べログの評価を言うと思いますが、納得していない飲食店店長も多いのではないでしょうか? 私自身、コンサルタントの立場からお店を総合的に評価をしますが、基本的に評価というのは、そのお店の基…

セミナーで勘違いしない

セミナーで勘違いしない 聞きかじりのノウハウを実践しても、すぐに効果がでるほど経営は甘くありません。 その一方で、せっかくセミナーなどに行って知識を得ても、実行まで移さず、知識の持ち腐れで終わっている経営者も多く見られます。 デキる経営者は、…

ネガティブに準備、ポジティブに行動

ネガティブに準備、ポジティブに行動 経営に大切なことは「準備」です。 しかし、世の中の経営者で、この「準備」を甘く考えている人は少なくありません。 「準備」には資金としてのお金の準備は当然の事ですが、また人材としての人の確保や育成も含まれてい…

店長を名ばかり管理職にするな

店長を名ばかり管理職にするな 「名ばかり管理職」という言葉がありますが、飲食店の場合は名ばかり店長になります。 特に中小飲食企業では、ただ店を見てるだけの店番店長は少なくありません。 たとえば、正社員であるという理由だけで、店長になっている従…

コミュニケーション取れてますか?

コミュニケーション取れてますか? ある調査で上司と部下のコミュニケーションの実態が記されていました。 上司に対して「部下とコミュニケーションが取れているか?」 取れている87%取れていない13% 部下に対して「上司とコミュニケーションが取れてい…

行列に錯覚しないこと

行列に錯覚しないこと 飲食店店長でお客様が行列してくれるのは夢かもしれません。 しかし、行列を冷静に考えてみると、その行列が長く経営を続けた結果としてお客様が支持してくれているのなら問題はありません。 でも、いきなり流行りのように行列したので…

キーワード「役割」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑧ 第8章ナンバー2育成と後継者育成 キーワード「役割」 ナンバー2育成や後継者育成については組織の「役割」を明確にすることが大切なんです。 真のナンバー2は、役職が副社長や専務がついてあるからと言ってナンバー2の役割…

ラーメン店は原点に戻れ!

ラーメン店は原点に戻れ! 今回のコロナで影響を最も受けて廃業しているのはラーメン店だといえます。 元々ラーメン店は、単品商売であり基本のラーメンに人気がないと、それを取り戻すための選択肢が少ないために、開業してすぐに廃業する店舗は少なくあり…