飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

お客様を待たせるな

お客様を待たせるな 飲食店にとって待たせる時間は非常に重要なんです。 特に提供時間は重要でレストランや居酒屋では、大手企業では各社それなりに基準を設けています。 料理提供では、10分以内が待てる限界と考えて決めているようですが、…

最初の感動は入口から

最初の感動は入口から 店の印象は入口が開いた瞬間に決まります お店で意外と疎かになっているのが、来店時のお出迎えです。 お客様の立場からするとお店に入ってすぐに大きな声で「いらっしゃいませ!」という挨拶があると好感が持てますし…

飲食業は好きですか?

飲食業は好きですか? 飲食店の経験のない人が独立開業しようとする話を良く聞きます。 必ずしも飲食業の経験がすべてではありません。 しかし、飲食業に対する「想い」「理念」「哲学」などがない人が手を出してはいけません。 飲食店はお店さえあればオー…

飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書

飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書とは? この度出版した「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」を購入された方から良いご感想をいただき有難い限りです。 この本は私が飲食店経営の現場に携わってきた中で培った考え方や想いを飲食店店長の…

自分を過大評価しない

自分を過大評価しない 人間は少し上手くいくと、自分の実力だと思って傲慢になるものです。 特に、起業して業績が運よくトントン拍子で来るとたいていの社長は自分の実力で売上が上がったと勘違いします。 本当に成功する人は、その多くは周りの部下や協力者…

お客様を飽きさせない

お客様を飽きさせない 人間は「飽きる動物」だと言われます。 それはすべての業界に共通する問題ですが、飲食業ではその傾向が顕著に現れます。 例えば、初めて行った飲食店で感動するような料理を味わったり、感動するような接客を経験しても、2度目に行く…

キーワード「役割」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑧ 第8章ナンバー2育成と後継者育成のキーワード「役割」です。 ナンバー2育成や後継者育成については組織の「役割」を明確にすることが大切なんです。 真のナンバー2は、役職が副社長や専務がついてあるからと言ってナンバー2…

開業では独りよがりにならない

開業では独りよがりにならない 開業を失敗する人の多くが人生をかけて家族も巻き込んで開業するのに、あまりにも安易に決め過ぎているような気がします。 また、安易に決め過ぎる人ほど、人の意見を聞こうせず独りよがりになることが多いものです。 脱サラで…

経営者は手は抜いても気は抜くな!

経営者は手は抜いても気は抜くな! 会社が発展するには仕組みが必要なんです。 仕組みがない会社が発展することは絶対にありません。 起業時は社長のマンパワーで業績を伸ばしたと思います。 そこから仕組みを作る会社が発展します。 でも、仕組みを作って終…

キーワード「守る」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑦ 第7章トラブルと危機管理のキーワード「守る」です。 この「守る」は、自分の立場を守るような自己保身のことではありません。 正反対のお客様やスタッフを「守る」ということなんです。 クレームが発生した際に、ミスをし…

スタッフが一番大切なお客様

スタッフが一番大切なお客様 スタッフはそのお店に共感し、その経営を成功させるための大事な協力者なんです。 どんなに優れた店長であっても、一人でできることはおのずと限界があります。 協力者であるスタッフがいるからこそ、飲食店経営を進めていくこと…

キーワードは「関心」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑥ 第6章人材募集と採用・人材育成のキーワード「関心」です。 飲食店はコロナの前から人手不足で苦労していたと思います。 私も人材採用についてご相談を良く受けています。 たしかに、人手不足は飲食店だけではなくどの業界…

できるリーダーは教えない

できるリーダーは教えない ダメなリーダーは、リーダーになった途端にこれでもかって言うくらい、自分が経験したことを話したがるものです。 部下が聞いていなくても、ただただ自分が部下に教えたいことをずっと話続けます。 しかし、できるリーダーは決して…

キーワード「意識改革」

「飲食店店長の教科書」プチ解説⑤ 第5章経費削減のキーワード「意識改革」です。 経費削減というと、多くの店長や経営者は人件費削減から手を付けようとします。 たしかに、店長が管理できる一番大きな経費が人件費であることは間違いありません。 しかし、…

経営感覚を磨く

経営感覚を磨く 飲食店の店長はオーナー店長を除いて会社員、従業員の立場にあります。 でも、雇われていて指示されたことだけやっていればいいという意識では本物の店長とは言えません。 「経営感覚を持ちなさい」と社長が店長に良く言う言葉です。 店長に…

キーワード「バランス」

「飲食店店長の教科書」プチ解説④ 第4章売上・利益、資金繰りのキーワード「バランス」です。 この章では、単に売上を上げる方法や利益を増やす方法を書いているわけではありません。 それよりも、売上はお客様が満足した結果であり、利益は売上に応じた経費…

部下のミスを自分の責任とする

部下のミスを自分の責任とする 多くの上司は、部下のミスを叱責します。 また、それを上司として当たり前の対応だと思ってる人は少なくありません。 それが社内だけのミスであれば、大きな問題になることはありません。 ただ、それがお客様や取引先に対する…

キーワードは感動

「飲食店店長の教科書」プチ解説③ 第3章顧客満足のキーワード「感動」です。 お客様をリピーターにするには、お客様があらかじめお店に持つ事前期待を超えることが必要なんです。 ただ、事前期待と同じか少し超えるくらいでは感動にはなりません。 また、初…

人材育成は経費ではない

人材育成は経費ではない 人材育成のために行う研修を経費だけで見ている経営者は少なくありません。 外部の研修だけでなく、社内で行う研修も「時間がもったいない」との理由で反対する経営者さえいます。 たしかに短期的には会社の損益計算書上では費用の項…

プチ解説②

「飲食店店長の教科書」プチ解説② 第2章集客のキーワード「口コミ」です。 飲食店で集客と言うと、多くの人はグルメサイトに掲載してクーポンなどの割引でお客様を集めることをイメージします。 しかし、こういった集客方法で長続きするお店はありません。 …

部下と楽しく仕事する

部下と楽しく仕事する 仕事で一番成果が上がるのは、楽しく仕事をできた時なんです。 それは部下であっても、上司の立場になったとしても同じなんです。 たとえ、仕事を楽しめずに結果が出ても心から喜ぶことはありません。 私自身、マクドナルドに入社した…

第1章プチ解説

「飲食店店長の教科書」プチ解説① 第1章メニューのキーワード「強み」です。 最近の飲食店は、ファミリーレストランのように色々なメニューが揃っている店はあまり流行りません。 あるメニューに特化したお店をお客様は選ぶ傾向にあります。 経営不振に陥る…

本日販売開始します!

飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書とは? この度出版した「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」の一部内容をご案内します。 この本は私が飲食店経営に関わってきた中で培った考え方や想いを飲食店店長の立場や経営者の立場から、飲食店経営…

リーダーに必要なこと

リーダーに必要なこと 仕事ができる人間が必ずしもリーダーになれるわけではないんです。 仕事ができる人は、自分のことに集中して成果を上げるためのノウハウを持っています。 しかし、自分のことには能力を発揮することはできても、部下の能力を引き出すこ…

これからは自分で考える

これからは自分で考える 今までは、組織に所属していると、自分で考えるよりも上司から指示されたことをこなしてるだけで良かったと思います。 実際に、上司からの指示や命令を忠実に行った者が評価され出世してきた時代が長く続いたと思います。 でも、企業…

頑張りが報われることが大切

頑張りが報われることが大切 今はストレス社会だと言われています。 それは、頑張ったことがちゃんと報われていないことが多いからではないかと思います。 私自身サラリーマン時代には、頑張って結果を出しても、正当に評価されない思いを常に抱えていたよう…

組織で人間は小さくなる

組織で人間は小さくなる ほとんどのビジネスマンは組織に入っています。 私自身、人生の大半を組織の中で生きてきました。 しかし、今は組織に入らず1人で仕事をしていますが、振り返ると組織の中にいた時は、上司や部下の顔色を伺いながら仕事をして、上司…

リーダーの劣化が進んでいる

リーダーの劣化が進んでいる 最近、リーダーの劣化、つまりリーダーとしての能力が低下していると思います。 それはビジネスの経営者の世界だけでなく、政治家やスポーツチームの監督などリーダーシップを発揮すべき人間の能力が低下しているということです…

飲食店店長向けの本を出版します

飲食店店長向けの本を出版します この度、拙著の「飲食店店長がいま直面する課題解決の教科書」出版いたしました。 この本は私が飲食店経営に関わってきた中で培った考え方や想いを飲食店店長の立場や経営者の立場から、飲食店経営で成功するためのノウハウ…

これから必要な多角化

これから必要な多角化 飲食店はコロナの影響で厳しい経営状態が続いていると思います。 これからは別の業種でも、顧客を1社だけに頼ってきた企業では、その顧客が経営不振に陥り、売上が激減したら経営が立ち行かなくなることは簡単に想像が付きます。 だか…