飲食店コンサルタント服部直紀

飲食店経営者と店長のためのブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

自分よりも優秀な人材を採用せよ

自分よりも優秀な人材を採用せよ 嫉妬、それは誰もが感じることではないでしょうか? それが仕事の部下となると余計に嫉妬心が湧いてくるものです。 また、嫉妬心以外にも危機感を抱く人もいます。 優秀な部下がいることで自分が要らなくなって、自分の立場…

経営者の覚悟が試されている

経営者の覚悟が試されている コロナが一段と拡大を続けて、収束がまったく見えない状況になってきました。 特に、飲食店が悪者のように思われて時短や休業要請が繁華街で出されて、まともな飲食店経営ができない店舗がほとんどの状況です。 Gotoイートで喜ん…

競合店の良いところを見習う

競合店の良いところを見習う 飲食店経営にとって競合店の存在は避けては通れません。 ただ、強力な競合店と敵対するのではなく、良いところを見習うことが大切なんです。 良く競合店を視察して、出来てないところや不手際を見て喜んで安心する経営者や店長は…

特別より日常が大切

特別より日常が大切 部下に対して、たまに食事をご馳走したりお酒を飲みに連れて行って仕事を労う上司は少なくありません。 しかし、そういう上司に限って日常ではパワハラや自己中心的な振る舞いをすることがあります。 そのようにご馳走するような特別な事…

初めてのお客様を大切に

初めてのお客様を大切に 飲食店で初めて来店されたお客様が2回目に来店する割合は2割です。 それだけ、リピートしていただくことは大変なんです。 ダメな飲食店は常連客に対して友だちのような扱いをして、初めてのお客様には他人のような感じで接するもので…

飲食業にカリスマはいらない

飲食業にカリスマはいらない 最近、大手の飲食企業が業態を右往左往するケースが非常に目立ちます。 確かに、ブームの流行り廃りのタイミングが早く、流行ってたお店があっという間に閉店してるケースも少なくありません。 個人店で職人出身の経営者が、自分…

廃業で人生を終わりにしないで

廃業で人生を終わりしないで 飲食店開業は一度失敗するとやり直しがきかないんです。 私自身、過去に飲食店経営に失敗しました。 なんとか今は人生を終わりにせずにやってきましたが、失ったものもたくさんあったことも事実です。 成功するには失敗経験が必…

会社を私物化するダメ経営者

会社を私物化するダメ経営者 私が以前ナンバー2をしていた飲食企業が大阪の飲食企業に株式譲渡して子会社化されました。 私が辞めた原因は経営者が飲食業に対してのビジョンを持てずに、ネット販売などの多角化を図り方向性が曖昧になってい気、社長が会社…

コース料理で価値を高めろ!

コース料理で価値を高めろ! 飲食店のコース料理と言えば、居酒屋からイタリアン、フレンチなどほとんどの業態で取り入れています。 またコース料理は事前に予約を頂くことが多いために、店舗があらかじめ準備することが出来るため、人件費の削減も可能であ…

飲食業は人材がすべて

飲食業は人材がすべて 飲食チェーンで失敗するケースはほとんどが人材育成が出店に追いついてないことが原因です。 大手飲食企業であっても、1店舗の積み重ねで成り立っています。 でも、チェーンとして多店舗化した途端に大きなパイで物事を考え、その理屈…

BGMの選曲に手を抜くな!

BGMの選曲に手を抜くな! ほとんどの飲食店ではBGMの音楽を流しています。 多くはお店のコンセプトや業態に合った曲にしていると思いますが、中には今の流行りの曲を流したり、オーナーや店長の趣味の音楽を流している場合も少なくありません。 BGMという…

経営者のバランス感覚とは

経営者のバランス感覚とは 経営者の偏った知識、偏った経験、偏った思考では、バランスの整った経営を実現するのが難しくなります。 例えば、経営者のバランス感覚が悪ければ、業績が伸び悩んだり社員や取引先の不満が噴出するといった衰退リスクが高まる一…

クレームはピンチをチャンスに

クレームはピンチをチャンスに コンサルでクレームの相談の際に最初にお話しするのは、「クレームというピンチをチャンスに変えることを目指してください」です。 この意識を持つことで、クレームが怖くなくなり、逆にこのクレームでお客様をお店のファンに…

経営理念の大切さ

経営理念の大切さ 経営に理念は必要です。 でも、その想いは経営者が思ってるだけでは体現は出来ません それを実現するためのツールがクレドとなります。 クレドとは、従業員が心掛けるべき企業の信条のことです。 有名なのが、リッツカールトンホテルのクレ…

飲食店経営者の劣化とは?

飲食店経営者の劣化とは? 飲食業界は他社の料理をマネしても法的に問われることはありません。 ちなみにロゴや店名は訴えられる可能性はあります。 最近は少し上手くいってる店舗の料理をマネする会社は少なくありません。 いきなりステーキでも、注文の仕…

会計を知ることは経営を知るということ

会計を知ることは経営を知るということ 今回のコロナ禍では多くの企業が資金繰りを悪化させて倒産しています。 経営は、成功と失敗の間には、常に「お金」が関係しています。 損益計算書や貸借対照表やキャッシュフローに関わる必要最低限の知識は備えておか…

物件の選び方を変えろ!

物件の選び方を変えろ! コロナにより飲食店経営にとって良い物件の基準が変わってきました。 今までは、大手チェーン店が出店の際に物件の交通量や通行量調査を行ない、その通行量の多さで決めてきました。 繁華街立地であれば人通りの多さが出店の基準にな…

出世させる人間を間違えるな!

出世させる人間を間違えるな! 出世させる人間を間違えると組織は崩壊します。 仕事ができることは良いことです。 ただ、仕事ができる人間はともすれば諸刃の剣ともなり得る性質を持っているものです。 その背景に人間性が伴っていなければ、その人間はむし…

自分本位な店作りは繁盛しない

自分本位な店作りは繁盛しない マーケティング用語で「プロダクトアウト」とは製造者論理であり、自分本位で物を売っていこうというものです。 この「プロダクトアウト」のお店が飲食業で典型的なのが、職人さん(板前・シェフと呼ばれる方)が独立したお店で…

組織を常に活性化すること

組織を常に活性化すること 普段働いていると、人間は「惰性的」になってしまう事も少なくありません。 「このままで結果に繋がるのか不安・・・」 「結果を出したいんだけど、いまいちモチベーションがあがらない・・・」 こういった事態に陥ってしまっては…

値決めは重要

値決めは重要 価格や値段、つまり値決めは経営の根幹を成すものなんです。 値段を仕入値に飲食店の一般的な原価率に応じて決めていませんか? 儲けたいからと、安易に値段上げていませんか? 近隣のお店が値下げしたから、自分のお店も値下げしようとしてま…

経営のお金は3種類ある

経営のお金は3種類ある 経営の際に必ず作成する損益計算書があります。 たぶん経営者や店長をやっていて知らない人はいないと思います。 この帳票は「損」と「益」つまり収入から支出を引いて残ったお金がマイナスになれば「損」プラスになれば「益」を表し…

ピークタイムのレベルを上げろ!

ピークタイムのレベルを上げろ! 飲食店がレベルが高いお店かどうかは1番忙しいピークタイムで判断しなければいけません。 ヒマな時間帯を見ても良くて当たり前、悪ければピークタイムは見るまでもありません。 飲食店はピークタイムにどれだけ客席を回転さ…

生き残っている飲食店とは

生き残っている飲食店とは コロナ禍により廃業した飲食店は後をたちません。 しかも、3月4月のコロナの初期に廃業した飲食店は少なくありません。 現在も生き残って経営を続けている飲食店にはある特徴があります。 それは、やれることをすべてやっている飲…

働きやすい店を作れ!

働きやすい店を作れ! 人手不足で困っている飲食店は少なくありません。 私自身、人材採用で相談を受けることも多いのですが、ほとんどの店長がどうしたら集まるか?という相談ばかりです。 どうしたら辞めなくなるかを相談する人はあまりいません。 ある意…

経営者の仕事は意思決定

経営者の仕事は意思決定 経営者は、会社の方向性や取組など常に意思決定を求められます。 意思決定が経営者の最大の仕事と言っても過言ではありません。 その意思決定の際の判断力は非常に重要です。 経営者が判断しなければならない状況は具体的に挙げてみ…

自分だけのこだわりで勝負せよ!

自分だけのこだわりで勝負せよ! 今回のコロナで、ふらっと立ち寄るような居酒屋が大打撃を受けています。 こういう居酒屋は、不特定多数が集まりソーシャルディスタンスもままならない状況で、誰もが避けたくなる飲食店になっています。 ある意味、そういっ…

経営は論理的思考を忘れるな!

経営は論理的思考を忘れるな! 成功している経営者は経営感覚に優れていると言われていますが、実は経営感覚の前に論理的思考を身に付ける勉強をしているものです。 経営者にとって一番必要な条件は、論理的に考える力を持っていることなんです。 なぜなら、…

忘年会の集客方法を変える

忘年会の集客方法を変える 忘年会と新年会をやらない大企業は9割に上るとの話題があります。 居酒屋業態では、忘年会が年間の一大イベントでした。 しかし、コロナ禍により大人数での忘年会はほぼ無くなります。 したがって、今後は大人数の宴会を当てにしな…

リーダーは変幻自在になれ!

リーダーは変幻自在になれ! リーダーを語る際に、リーダーのスタイルが話題になります。 例えば、部下を引っ張っていくリーダーや部下をうしろから支援するリーダーなど様々なスタイルがあり、自分はどんなリーダーになりたいかと考えています。 しかし、こ…